七夕伝説にちなんだ私市かささぎ橋。「かささぎ」はどんな鳥?
交野市内を南北に流れる天の川。
天の川には、いくつも橋がかかっていますが、私市にあるこの橋は、みなさんご存知でしょうか。
先日行われたの天の川七夕祭で灯籠が綺麗に並んでいたあたりになるのでしょうか。
水辺プラザに入る入り口にかかっている小さな橋です。
小さすぎて、これが橋だと認識せずに通り過ぎようとしていたところを「私市かささぎ橋」の看板を見つけたのです。
「へ〜かささぎ橋って名前なんだ〜」と通り過ぎようと思った時。
「ん?『かささぎ』っもしかして鳥の名前なのかしら?交野にいる鳥なのかしら?なぜにここにある橋の名前になっているだろう?」と色々と疑問が浮かんで来ました。
「かささぎ」を調べてみると、体長45センチ程度、長い尾が特徴的な白と黒のツートーンカラーの鳥です。
ちょっと凛としてかっこいい姿。
ですが、どうも交野には生息していないようです。
北海道,新潟,長野,福岡,佐賀,長崎,熊本で繁殖が記録されており,秋田,山形,神奈川,福井,兵庫,鳥取,島根,宮崎,鹿児島の各県,島嶼部では佐渡島,対馬で生息が確認されている.九州の個体群は400年ほど前に輸入されたものに由来するとされているが,他地域のものが自然分布かどうかは不明。参照:国立環境研修所
それなら、なぜ「私市かささぎ橋」という名前になったのか。
さらに調べてみると「かささぎ」は七夕にとっても深い関係のある鳥だそうです。
なるほど、それでか!と納得しました。
七夕の話に織姫と彦星が天の川を渡るときにたくさんのカササギが羽を広げて橋となってくれたというストーリーがあります。

交野は七夕にはとっても縁のある土地柄。
人と人を繋ぐ「かささぎ」。
実際飛んでいるところを見てみたいものです。
記事/撮影:ひろちゃん
取材場所:交野市私市 水辺プラザ
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