交野市が「地酒の乾杯を推進する条例」を制定するみたい。パブリックコメントが実施中
山本景交野市長が7月17日の記者会見で明らかにしました。
▼交野市の公式サイトにも掲載されています。
それらの情報によると、交野市には日本酒の酒蔵が2軒立地し、新たにクラフトビールの醸造所が誕生したことから、「大阪産酒類推進協議会」及び「市内の酒販売事業者」から乾杯条例の制定に向けた要望があったそうです。
大門酒造(交野市森南)
山野酒造(交野市私部)
CIVIC BREWERS(シビックブルワーズ)(交野市藤が尾)
これらの状況を踏まえ、産業振興に繋げる市の基本的な考えや理念を示すため、大阪府下で初の「交野市地酒等による乾杯を推進する条例」を制定することになったのだとか。
現時点では条例をより充実したものにするため、条例素案に対してパブリックコメントを実施している段階です。
インデックス風
交野市地酒等による乾杯を推進する条例(案)
(目的)
第1条
この条例は、本市で製造される日本酒その他酒類(以下「地酒等」という。)による乾杯を推進することにより、地酒等の普及を通した地域産業の活性化及び郷土愛の醸成に寄与することを目的と する。
(市の役割)
第2条
市は、地酒等による乾杯を推進するため、地酒等のほか、本市の自然環境、歴史文化等を市内外 に情報発信するよう努めるものとする。
(事業者の役割)
第3条
地酒等の製造を業として行う者(以下「事業者」という。)は、地酒等による乾杯を推進するために主体的に取り組むとともに、市及び他の事業者と相互に協力するよう努めるものとする。
(市民の協力)
第 4 条
市民は、市及び事業者が行う地酒等による乾杯の推進に関する取組に協力するよう努めるものとする。
(嗜好等への配慮)
第 5 条
市、事業者及び市民は、この条例の実施に当たり、個人の嗜好及び意思を尊重するよう配慮する ものとする。
附 則
この条例は、公布の日から施行する。
ー交野市役所ホームページ「交野市地酒等による乾杯を推進する条例(素案)」より引用
(目的)
第1条
この条例は、本市で製造される日本酒その他酒類(以下「地酒等」という。)による乾杯を推進することにより、地酒等の普及を通した地域産業の活性化及び郷土愛の醸成に寄与することを目的と する。
(市の役割)
第2条
市は、地酒等による乾杯を推進するため、地酒等のほか、本市の自然環境、歴史文化等を市内外 に情報発信するよう努めるものとする。
(事業者の役割)
第3条
地酒等の製造を業として行う者(以下「事業者」という。)は、地酒等による乾杯を推進するために主体的に取り組むとともに、市及び他の事業者と相互に協力するよう努めるものとする。
(市民の協力)
第 4 条
市民は、市及び事業者が行う地酒等による乾杯の推進に関する取組に協力するよう努めるものとする。
(嗜好等への配慮)
第 5 条
市、事業者及び市民は、この条例の実施に当たり、個人の嗜好及び意思を尊重するよう配慮する ものとする。
附 則
この条例は、公布の日から施行する。
ー交野市役所ホームページ「交野市地酒等による乾杯を推進する条例(素案)」より引用
パブリックコメントの募集期間は、2024年7月16日~2024年8月14日とのこと。
(※郵送の場合は期間内の消印有効、詳しくは交野市役所ホームページをご確認ください)
乾杯条例の制定は、地下水が豊富で市内に酒蔵などがある交野らしい取り組みと言えるのではないでしょうか。
▼ 地域のお酒で乾杯!条例制定都市等一覧(大阪国税局管内)
近畿2府4県における乾杯条例制定状況の一覧が国税庁のホームページに掲載されていましたのでご参考まで。
(※郵送の場合は期間内の消印有効、詳しくは交野市役所ホームページをご確認ください)
乾杯条例の制定は、地下水が豊富で市内に酒蔵などがある交野らしい取り組みと言えるのではないでしょうか。
▼ 地域のお酒で乾杯!条例制定都市等一覧(大阪国税局管内)
近畿2府4県における乾杯条例制定状況の一覧が国税庁のホームページに掲載されていましたのでご参考まで。
Wikipediaによると乾杯条例は、
・2013年1月15日に京都市で「京都市清酒の普及の促進に関する条例」が施行されたのが最初で、これが注目され全国に広がった。拘束力や罰則などはないが、関連する啓発イベントなどが開かれている
・2018年時点で140を超える自治体で、地元の日本酒などで乾杯する条例が制定されている
(Wikipediaの乾杯条例のページより引用)
とのことです。
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