歌うことを諦めなかった「交野市少年少女合唱団」!定期演奏会リハサールに密着!
今回は、本番前日4月13日(土)の少年少女合唱団のリハーサルの様子を取材しました。
団員の皆さんは、前日10時ぐらいから会場入り。
で、終わったのはなんと夕方5時すぎ。
舞台の立ち位置から、小物の用意、ライトやマイクの確認、もちろん歌の最終調整などなどやることはたくさん。
いや〜前日にこんなに決めて、当日やりきる皆さんは凄いなと感動さえ覚えます。
当日の演目は以下の通り。
3部構成の合計20曲が用意されていました。
1部の祝い唄三つでは、お琴の演奏や着物をもったり、扇子を持った子どもたちのパフォーマンスもありました。
2部では小学生だけの雨傘を使ったパフォーマンス。
この傘のデザインは、子どもたちが自分たちで考えて作成したそうですよ。
また、OGの方との共演もありました。
ピアノ演奏の合唱団のOGの方なのですが、こういったOGとの共演に合唱団の歴史を感じられます。
そして、毎年恒例の卒団ステージ。
合唱団は、高校2年生までとなっていますので、この卒団ステージに立つのはこの春から高校3年生になる団員の方です。
長い子は、小学校4年生から(今は1年生から入れます)高校2年生までですから、10歳から17歳までの7年間在籍した方もいます。
今年は3人の団員が卒団です。
卒団ステージはソロで歌うのが恒例になっています。
今年は、
「Soranji」
「アメイジンググレイス」
「いのちの名前」
の3曲です。
合唱団で人前で歌うことに慣れていたとしても、ソロで歌い切るのはやはり緊張するもの。
それでも3人とも透き通るような伸びやかな声で、歌っている姿は保護者の方でなくても心に響くものがあります。
特にこの4年は2020年からコロナ禍で、合唱は大勢が狭い空間で声を出す、つまり危ないという認識が広がりまともな練習ができるようになるまで随分とかかりました。
その中でも、この合唱団が好きだから、歌いたいからと続けた彼女たちの姿は、凛としてカッコよかったです。
当日の様子をお届けできないのが、残念ですがきっと皆さんちょっとしたハプニングは笑いに変えて、乗り切ったことでしょう。
交野市少年少女合唱が気になった方、また歌ってみたい方は市役所の青少年育成課に連絡してみてください。
何も用意する物は何もなく、いるとすれば「歌ってみたい」という気持ちがあれば、きっと暖かく迎えてくれると思います。
これからも約50年続く合唱団の歴史と子ども達の楽しそうな歌声が途切れないように応援できたらと思います。
記事/撮影:ひろちゃん
取材場所:星の里いわふね
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