倉治の大仏町交差点2つ目の謎。住吉神社前が府道だった頃の名残!? 府道736号線の標識がある
交野市倉治。
府道7号線に「大仏町」という名前の交差点があります。
前回の記事ではその由来を紹介しました。
この交差点ですが、更にもう1つの疑問点が思い浮かびました。
(第二京阪道路方面を向いて撮影)
それは道路脇に設置されている、こちらの府道のカラー標識。
左右の市道が「府道736号線」扱いになっているのです!
分かりやすく地図で示した様子
ご覧のように府道736号線が2ルートある状態になっています。
いきいきランド交野前の道路が府道736号線なのは皆さんご存知かと思いますが、住吉神社前の市道も府道736号線として案内されているのは、少し意外ですね。
大仏町交差点から倉治南交差点方面を見た様子
標識によると、こちらは府道7号線と府道736号線の重複扱いです。
反対方向の住吉神社や青年の家方面
住吉神社へ向かう市道も府道736号線扱いなのは、なぜなのでしょうか?
交野市の公式サイトによると、いきいきランド交野前の府道736号線が開通したのは1976年。
それまで「大仏町交差点~住吉神社前~砂子坂交差点~神出来交差点」のルートが府道だったようです。
試しに2007年の道路地図を調べると、住吉神社前の旧道は府道736号線として表記されたままでした。
どうやらバイパスの開通後も旧道は、数十年にわたって府道扱いが続いていたようです。
どうやらバイパスの開通後も旧道は、数十年にわたって府道扱いが続いていたようです。
もしかすると、大仏町交差点のカラー標識はその頃の名残なのかもしれませんね。
以上、大仏町交差点の2つ目の謎を解き明かすコーナーでした。
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記事/撮影:マー君
取材場所:交野市倉治
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