倉治の大仏町交差点はなぜ大仏なのか?
倉治に「大仏町」という名前の交差点があります。
大仏町の交差点

大仏町交差点の場所は府道7号枚方大和郡山線と、住吉神社~青年の家の道路が交差するところ。
こっちへ行くと、府道枚方交野寝屋川線の出鼻橋交差点を経て、枚方市駅方面へ。
反対方向へ行くと、府道交野久御山線の倉治2交差点や第二京阪道路の青山3交差点があります。
交通量が多く、倉治小学校の通学路にもなっている、そんな場所です。
倉治に大仏町という住所はありませんしましてや大仏などもいないところ。
いったい何が由来なのでしょうか?
大仏町と名付けられた由来。
昔、倉治の教育文化会館の辺りを堂前と呼び大仏を安置していたお堂が有ったと言われており、そこへお参りする為に通ったのとか奈良の東大寺の大仏を作る工夫が通った為だとか色々な言い伝えが残っています。
大仏が昔あった
奈良の大仏建立のため仏師が通った
といったいわれがあるそうです。
大仏町は交差点名のほか、バス停にもその名残が。
奈良の大仏建立で奈良ー大阪(河内)の通行でかいがけの道が使われていたという話もきいたことがあります。
交野は「京へ五里 大阪へも五里」なんていわれている街。
昔から人の往来も多かったのだと思います。
バス停や交差点名には町名にはない地名が残っていて興味深いですね。
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記事/撮影:マー君
取材場所:交野市倉治