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倉治の子どもたちも来る。春日元町にある「ザ・だがしや」に行ってみた

ある一定の年代以降の人にとっては、幼少期のあたりまえの光景であった駄菓子屋さん。

お小遣いを握りしめ、駄菓子などを買いに行っていた方も多いかと思います。

かつて当たり前としてあった「駄菓子屋」という空間は、時間の経過とともに減少していきました。

しかし、枚方の春日元町に、小さいながらも近所の子どもたちに愛され続けている駄菓子屋さんがあります。

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春日元町の駄菓子屋さんの近くにある春日神社

春日元町にある春日神社を住宅地に向かって進んでいくと、今回取り上げる駄菓子屋さんがあります。

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住宅地の方へ入っていく

上の写真を見てお気づきになられた方もいるかもしれませんが、今回の駄菓子屋さんは、かつて倉治にあった「つつしたラボ」こと樋口メリヤス工業株式会社(枚方市春日元町2丁目)の中にあります。

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倉治にあったつつしたらぼ

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現在は、春日元町に工場を構える

▼「あの店は今」で取り上げた際のつつしたラボ


つつしたの駄菓子屋さんは、自宅兼工場の一角にあります。

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「ザ・だがしや」を書かれた看板

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入り口には、営業時間などが書かれている

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お店の入り口

ということで、早速駄菓子屋さんの店内へ。

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昔懐かしい駄菓子が所狭しと並ぶ

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別テーブルにもお菓子が並ぶ

御年80歳代になられる、店主の中江さんにお話を伺いました。

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店主の中江さん(左)中江さんのお友達(右)

(中江さん)
「駄菓子屋を始めたのは、今から約20年くらい前のことです」

「最初は、自宅の隣に隣接していた工場の片隅で駄菓子屋を始めました」

「そのころは、ガラス張りの建物で、道に面する形で設けた駄菓子屋でした」

「しかし、工場の跡地を売り払うこととなって駄菓子屋もやめようと思ったのですが、自宅の洗濯スペースに場所があったので、当時働きに来ていた方が手作りで今の建屋を建ててくれました」

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自分でソフトクリームを作ることができる機械
(あいにく、この日はソフトクリームの原料が品切れでした)

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久しぶりに駄菓子をいただく

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子どものころは何を買おうか悩みましたが、大人になると気にしないで買うことができる

(中江さん)
「土、日よりも、学校終わりに多くの子どもたちが来てくれます」

「春日元町周辺の子どもたちはもとよりのこと、津田山手や倉治からも多くの子どもが来てくれます」

「今年2月に店先で転んで大腿骨を骨折し、津田にある高井病院(現 枚方整形外科病院)で手術を受けました」

「その後リハビリを受け、おかげさまで歩けるまで回復致しました」

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店先で娘さん(樋口メリヤス工業株式会社社長)とご近所さんとの一枚

(中江さん)
「もうやめようかな、とも考えるのですが、「おばちゃんまた来るなー」とか「おばちゃんやめんといて!」という子どもたちからの声が励みになって、今も駄菓子屋を続けています」

中江さんありがとうございました。

いついつまでも、子どもたちの集まる「場」としての駄菓子屋を続けていただければと願っております。

ところで、現在、樋口メリヤス工業株式会社では、靴下のはけない悩みを持つ方のためや、バングラディシュの縫製工場で働く人々のためのクラウドファンディングを行っています。

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クラウドファンディングのポスター

▼つつしたのクラウドファンディングのページ

一口3,000円から支援できますので、ご興味のある方は是非一度樋口メリヤス工業株式会社のクラウドファンディングページをご覧になってください。

ザ・だがしや&喫茶和み

枚方市春日元町2₋17₋3(樋口メリヤス工業株式会社内)

営業日時 平日  14:00~17:00
     土曜日 10:00~17:00

定休日  日曜日、不定休(店主の都合による)

電話 072₋858‐8054

(謝辞)今回取材をお引き受けいただいた、ザ・だがしやの中江様に改めて御礼申し上げます。 


記事:博士
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ライター:katano_times katano_times


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