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交野市消防団の皆さんも登場!フレンドタウン交野で秋の火災予防運動がおこなわれてた

日中は気温の高い日もありますが、季節は確実に進み乾燥する秋冬の季節となりました。

乾燥する時期に気を付けなくてはいけないのは、お肌の乾燥や足腰の冷えもさることながら、やはり火災発生のリスクが高まることだと言えるでしょう。

殊に冬になれば、多くの方が暖房器具を使われるかと思います。

暖房器具などからの出火によって火災に見舞われるというニュースをよく耳にするケースもあると思います。

こうしたことから、11月9日(土)から15日(金)までの間、「令和6年度秋季全国火災予防運動」が行われております。

総務省のホームページによると、「全国の火災の状況をみると、住宅火災の件数は平成17年以降減少を続け、令和2年に初めて1万件/年を下回ったものの、令和3年からは再び増加傾向にあり、死者数についても、増加傾向が続いて」いるそうで、殊に地震などの大規模災害時に電気に起因する火災が多くあるそうです。

こうしたことを踏まえ、火災予防の啓蒙、高齢者等の死者の低減、火災による財産の損失の防止を目的とした「全国火災予防運動」が行われており、交野市においても交野市消防本部と交野市消防団がその運動の担い手として啓発活動を行っております。

今回は、11月9日にフレンドタウン交野で行われた活動をご紹介したいと思います。

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交野フレンドタウン

この日は、啓発ビラの配布や消防服を着ての記念撮影などが行われました。

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火災予防について学ぶコーナー

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当日配布された啓発ビラ

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交野市消防団女性分団長の佐藤さんも啓発のビラを配る

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消防車両をバックに取らせていただきました

また、交野市消防本部と交野市消防団に加え、山本交野市長も啓発活動に参加されました。

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子どもに風船を渡す山本市長

今回の交野での秋季火災予防運動について、交野市消防本部予防課長・消防司令の来間さんにお話をお伺いいたしました。

(博士@交野タイムズ)
「よろしくお願いいたします」

(来間課長)
「よろしくお願いいたします」

(博士@交野タイムズ)
「まず、今回の令和6年度全国火災予防運動において、交野市消防本部として取り組まれることについてお聞かせください」

(来間課長)
「交野市消防本部といたしましては、住宅用火災警報器の設置率を100%にすることを目的に平素から活動しております」

「今回の秋季火災予防運動におきましても、それを一つの目的に活動しております」

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来間課長

(博士@交野タイムズ)
「交野市での住宅用火災警報器の設置率はどのくらいでしょうか」

(来間課長)
「78%です」

「設置率を100%にもっていくこともさることながら、現在すでに設置されておられる方々に向けても日常点検の啓発を行っております」

「住宅用火災警報器の設置義務化が行われて今年で10年となります」

「10年前に住宅用火災警報器を付けられたお宅の方には交換を、そして10年未満の方々には警報器の日常点検を呼び掛けております」

「というのも、たとえ10年未満であったとしても、電池切れとなっていて作動しないというケースがあるかもしれませんので、定期的な点検をするようお願いしております」

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火災予防の啓発活動をする交野市消防団女性分団の方

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交野市消防団女性分団の方々

(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございます」

「交野はその半分が山野になっていますが、山火事とかは多いのでしょうか」

(来間課長)
「いいえ。山火事はそんなに多くはございません」

「むしろ、製品火災やコンセントからの出火、そして最近では充電器の出火などが確認されています」

「特に、充電器の火災は、充電器と機器の口金が合うからということで使いまわしをされる方が多いのですが、実際は過充電になる場合もございますので、必ず純正の充電器で充電をするようお願いいたします」


バッテリー火災の一例
(出典 NITE(製品評価技術基盤機構)公式YouTubeより)

(博士@交野タイムズ)
「確かに、口金が合うからと使いまわしするケースがありますね」

「それでは、最後に、読者に向けてのメッセージをお願いいたします」

(来間課長)
「秋冬は火災の多い季節です」

「特に、寒くなると暖房器具を使われるご家庭も多いかと思いますが、暖房器具からの出火にくれぐれもご注意くださいますようお願いいたします」


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交野市消防団の方々

(来間課長)
「また、年に数件あるのですが、衣類に引火する火災がございます」

「袖口にひらひらした飾りのあしらわれた衣類や、冬場は寝間着を厚めにしていて、いつもより袖口等が火に近づくこともありますので、くれぐれも衣類に引火する火災にご注意ください」

(博士@交野タイムズ)
「ご高齢の方などが朝食を作ろうとガスコンロに火をつけた際に、知らずに袖口などに引火して大やけどを負った、というニュースを聞くことがありますね」

「ご高齢や小さいお子さんがいるご家庭は、引火しにくい衣類などを着るなどするといいかもしれませんね」


衣類に着火した時の対処方法
(出典 NITE(製品評価技術基盤機構)公式YouTubeより)

(博士@交野タイムズ)
「来間課長、本日はありがとうございました」

(来間課長)
「ありがとうございました」

先述のように、これからの季節は乾燥する時期になるため、火の取り扱いには十分に注意しなくてはなりません。

冬は暖房器具はもとより、鍋料理など火を使うことが多くなるかと思います。

来間課長のお話にもありましたように、火の下に注意し、適切な方法で暖房器具や充電器などを使うようにしましょう。

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交野市消防本部の職員の方々

以上、交野における平成6年度秋季全国火災予防運動の啓発活動のリポートでした。

(謝辞)
今回の取材にご協力頂いた、来間課長をはじめとする交野市消防本部の職員の方々、そして交野市消防団の方々に改めて御礼申し上げます。



記事:博士
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ライター:katano_times katano_times


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