獅子窟寺の薬師如来坐像が大阪に!大阪市立美術館の国宝展で展示されるみたい
お正月の三が日に特別拝観ができる国宝です。
普段の日は、予約すれば拝観できるそうですが、基本安置されている建物自体に近づけないようになっています。
その国宝「薬師如来坐像」が来年2025年4月26日〜6月15日まで、大阪・天王寺にある大阪市立美術館で開催される日本国宝展で展示されるそうです。
大阪市立美術館は、天王寺駅からすぐの天王寺公園内にあり、現在改修中で来年2025年3月1日にリニューアルオープンされます。
現在は改修中の大阪市立美術館
またご存知のように2025年は大阪・関西万博が開催されます。
この2つの記念の特別展としての日本国宝展です。
その中に大阪ゆかりの国宝コーナーがあり、そこで獅子窟寺の「薬師如来坐像」が紹介されています。
右に見えるビルがあべのハルカス
この日本国宝展、公式サイトを覗くと教科書で見たことあるような弥生時代の金印「漢委奴国王」や尾形光琳筆の「燕子花図屏風」など130点もの国宝が展示されます。
交野市民には馴染みの深い獅子窟寺の薬師如来坐像。
獅子窟寺は遠足気分で行ける距離ですし、毎年お正月にはここにお参りするという交野市民もいるはず。
「国宝」ということも毎年目にしていてわかっているつもりでしたが、いざ国宝展に展示されるとなると
「え⁈そんなすごいの⁈」
という気持ちにもなった交野市民の方もいるのではないでしょうか。
調べてみると大阪に4つある「木造薬師如来坐像」のうち国宝は、獅子窟寺のもののみです。
参照:文化庁 国指定文化財等データベース
また、あの急な坂道をどうやって降りるんやろう?と心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
きっと美術品を運搬するプロの方が滞りなく天王寺まで運ばれるはず。
ですが、きっとご苦労が多いのではと気を揉んでしまいます。
大阪市立美術館は交野から1時間ほどで行ける距離ですので、来年の春はいつもと違った環境の中にいる獅子窟寺の本尊を見に行かれても良いのではないでしょうか。
大阪市立美術館の入り口から見える通天閣
記事/編集:ひろちゃん
取材場所:獅子窟寺、大阪市立美術館
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