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星の里いわふねプラネタリウム、MS-10という投影機が修理され復活をとげている!稼働しているのは全国で数台かも!

星の里いわふねのプラネタリウム

ちょうどいい広さで、居心地の良さが人気です。
2023年11月に15年ぶりに復活。

ハラダ@交野タイムズのこの記事を配信させてもらった2024年2月の段階では、『投影機MS-10』については、このように記載があります。



 2024年
ここにあるプラネタリウムはコニカミノルタ製のMS-10という古いタイプのプラネタリウムで 、星の里いわふねには1992年に設置。

現在は経年劣化などもあって故障中(復活したプラネタリウムは別の機械を導入しています)。
ミノルタカメラ株式会社のプラネタリウム部門(現在のコニカミノルタプラネタリウム株式会社)が初めて量産品として開発したプラネタリウムだそうです。

星の里いわふねのプラネタリウムにあるMS−10は実は現在修理して使えるようにする計画もあるようです。

まとめてみますと、

●2023年11月のプラネタリウム復活の時は、MS-10は故障中であった。

●2024年2月もMS-10は故障中であった。

●2024年9月の段階では、修理され少しずつ稼働

●2025年4月の取材時、修理にかかわられた方にお会いする!



こちらの取材(2025年4月)の時に、投影機 MS-10が修理され動くようになっている!とお聞きしました。

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プラネタリウムは天体研修センターの中にあります。

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こちらがコニカミノルタ製のMS-10

なんかめちゃくちゃかっこいい!

プラネタリウムの真ん中にどーんとあって、存在感がすごい。

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うしろのほうに、操作などをするコーナーがあります。

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操縦席みたいでこちらもかっこいい!

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はっきりとMS-10と刻まれています。

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SFの世界みたいでかつ、ちょっとレトロで、好きなひとは好きそう!

実は、この時、修理を実際にされた方にお会いすることが出来ました。

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なんと!お名前もお姿も非公開!

しかしながら、長年故障中だったMS-10を修理され、交野の影のヒーローと言っても過言ではないのではないでしょうか。

現在は、このMS-10によるプログラムや、新しく導入された投影機によるプログラム、両方で運営されているそうです。

和歌山市立こども科学館の過去の調べによりますと

あMS10型投映機は、1966年にミノルタプラネタリウムが製作した光学式プラネタリウム投映機です。

直径10mのドームに対応するように設計された機械で、6.25等星まで、約6000個の星を映せます。
MS10型は、1966年から1994年まで57台生産された機械で、2005年現在日本で41台、アメリカで5台活躍しています。

調べてみると、2008年現在では日本で稼動しているMS10はもう少し少ないようです。

とのことで、現在日本で現役で稼働しているMS-10が一体何台なのか。

プラネタリウム-ポスター-2025-春-3月分

こちらの過去のチラシによりますと「全国で数館しか稼働していない」とあります。

MS-10の仲間の施設はどこなのか!?
引き続き調査をすすめていきたいと思います。

古き投影機と、新しい投影機、どちらにも良さがあります。
どちらも大事に見守っていきたいですね!

今後の上映スケジュールなどは、星の里いわふね公式ページなどでご確認の上、おでかけください。


記事・撮影:お菊
取材先:星の里いわふね プラネタリウム
お菊過去記事はこちら

ライター:katano_times katano_times


 コメント一覧 (1)

    • 1. とおりすがり
    • 2025年06月02日 19:50
    • どこまで直せたのでしょうね。
      私が昨年訪れた際は、ダンベル型光学式投影機(MS-10)は自動操作が無理で、手動操作になっていること、
      専用のハロゲンランプ(だったと思います)がそもそも物理的に今後は手に入らないため、切れると難しいとお話しだったような。
      ハロゲンランプによる星空は温かみがあり、現在お目にかかれるのは、なかなか貴重のようです。
      一般的なイメージの「プラネタリウムの星空」はこちらかと思います。

      一方、デジタル式=CGによる星空映像のドーム投影を併用して、季節や時間、場所による星空の違いなんかをプログラムにしてくれていて、星座案内はこちらですね。

      貴重な、ハロゲンランプによる光学式の美しい星空、デジタル式による星空変化の両輪で、プログラムを充実していってほしいですね。

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