【キラキラ交野人インタビュー】 交野でノーベル賞に最も近いかもしれない!僧侶で阪大教授で起業家な森勇介さんにお話しを聞いてみた!
今回のキラキラ交野人インタビューは、交野市私市在住の森勇介さん。
自然豊かなこの交野に、「研究者」「僧侶」「起業家」という3つの顔を持つ方がいるのをご存じでしょうか。
交野の歴史から、ご自身の修行、そしてご家族のことまで——たっぷり語っていただきました。
森 勇介さんプロフィール
交野市出身、大阪大学教授。
半導体分野の研究者でありながら僧侶としても活動し、さらにカウンセリング事業を手がける。
交野市出身、大阪大学教授。
半導体分野の研究者でありながら僧侶としても活動し、さらにカウンセリング事業を手がける。
森さんにインタビューさせてもらうきっかけはなんと、立ち話!
あるいいお天気の日、私市のたねtane前にて、御婦人と若い女性の二人連れの方と、ばったりお会いし、とりとめもなくおしゃべりしていると、御婦人の息子さんで、若い女性の方のお父様が、お菊@交野タイムズがちょっと存じ上げている方だったことが発覚。
(その方が今回の森さんです)
さらに、お菊@交野タイムズと同じ高校で学年もひとつ違い。
ほんまですか〜!ってなり、大盛りあがり。
そんな流れで、森勇介さんのインタビューが実現しました。
交野と弘法大師の関係
今日はよろしくお願いします!
森勇介さんと言えば、わたしは「大学教授」というイメージなのですが、今日はご専門のお話や、他にもいろいろお聞きできればと思っています。
交野でお生まれですか?
森勇介さんと言えば、わたしは「大学教授」というイメージなのですが、今日はご専門のお話や、他にもいろいろお聞きできればと思っています。
交野でお生まれですか?
はい。交野生まれ、交野育ちです。
まず、交野と弘法大師の関係についてお話していいですか?
交野には弘法大師ゆかりの地があまり知られてないんですが、3ヶ所あるんです。
獅子窟寺、妙⾒⼭や岩船神社などが代表的ですね。
まず、交野と弘法大師の関係についてお話していいですか?
交野には弘法大師ゆかりの地があまり知られてないんですが、3ヶ所あるんです。
獅子窟寺、妙⾒⼭や岩船神社などが代表的ですね。
3ヶ所もあるんですか?
交野の文化財の価値
交野の文化財って、実際どれくらいすごいんですか?
いや〜かなりすごいです。
国宝といわれる仏像(獅子窟寺の薬師如来像)が存在しています。
国宝といわれる仏像(獅子窟寺の薬師如来像)が存在しています。
ときどき、公開されていますよね?
そうです。
歴史的価値で言えば、周辺地域と比べてもかなりレベルが高いです。
むしろ“なぜここにあるのか”と思うくらいのものがあるんです。
きちんとした発信などで、交野の価値は一気にあがる可能性すらあると思います。
歴史的価値で言えば、周辺地域と比べてもかなりレベルが高いです。
むしろ“なぜここにあるのか”と思うくらいのものがあるんです。
きちんとした発信などで、交野の価値は一気にあがる可能性すらあると思います。
鏑射寺で修行
お父様と和尚さんとのお繋がりがきっかけで、「鏑射寺(かぶらいじ)」というお寺で、修行をされたとか。
そうなんです。
三田に鏑射寺(かぶらいじ)というお寺がありまして、聖徳太子ゆかりで、弘法大師も訪れたとされる真言宗のお寺です。
名前の由来は“かぶら矢”で、昔、祈願のために矢を奉納したことから来ているそうです。
三田に鏑射寺(かぶらいじ)というお寺がありまして、聖徳太子ゆかりで、弘法大師も訪れたとされる真言宗のお寺です。
名前の由来は“かぶら矢”で、昔、祈願のために矢を奉納したことから来ているそうです。
歴史も由来もすごいですね。
ただ、廃仏毀釈の影響で一度は荒廃してしまったんです。
その後、戦後に再建されるんですが、そのときに来られた僧侶の⽅が⾮常に厳しい修⾏を収めた⽅で、たとえば、断⾷をしながら毎⽇2万回も虚空蔵菩薩のご真⾔を50日間唱える“求聞持法”という修⾏も実践されておられました。
その後、戦後に再建されるんですが、そのときに来られた僧侶の⽅が⾮常に厳しい修⾏を収めた⽅で、たとえば、断⾷をしながら毎⽇2万回も虚空蔵菩薩のご真⾔を50日間唱える“求聞持法”という修⾏も実践されておられました。
もう別世界ですね…
和尚さんとの出会いや、そういう世界に触れたことで、“人間の可能性ってもっとあるんじゃないか”と考えるようになりました。
お父さんのこと
ではでは、お父さんのお話もお聞きしたいと思います。
なんでも、独特で、インパクトの強いお方だったとか…
なんでも、独特で、インパクトの強いお方だったとか…
そうですね(笑)。
勉強しろって言われたことないんです。
基本的に“放置”なんです。
ただし、“自分で考えること”に関してはものすごく厳しい。
僕が家に忘れ物をして、父が家にいた場合でも絶対に届けてくれませんでしたし、『なんで俺がやらなあかんねん』というスタンスでした。
勉強しろって言われたことないんです。
基本的に“放置”なんです。
ただし、“自分で考えること”に関してはものすごく厳しい。
僕が家に忘れ物をして、父が家にいた場合でも絶対に届けてくれませんでしたし、『なんで俺がやらなあかんねん』というスタンスでした。
こ、個性的な育児!
カウンセリング会社設立
大学発のカウンセリングの会社のこともすごく気になりました。
厳しい父親だったので、私自身が自己肯定感が低かったのを、偶々出会った心理学者の田中万里子先生のカウンセリングで解決したのが、きっかけでした。
その経験で分かったことですが、まじめな人ほど無理をしてしまう傾向があります。
そこで、トラウマや思い込みを“心の骨折”と捉える考え方を取り入れました。
骨折と同じで、適切に処置すれば回復できるという発想です。
その経験で分かったことですが、まじめな人ほど無理をしてしまう傾向があります。
そこで、トラウマや思い込みを“心の骨折”と捉える考え方を取り入れました。
骨折と同じで、適切に処置すれば回復できるという発想です。
すごく腑に落ちます!
今はそのノウハウを活かして、AIと組み合わせたカウンセリングの仕組みも考えています。
人の観察力とAIの処理能力を組み合わせることで、より多くの人を支援できる可能性があります。
人の観察力とAIの処理能力を組み合わせることで、より多くの人を支援できる可能性があります。
トラウマをかかえたひと、こころの骨折をされてる方、個人の方だけではなく、企業や組織単位でも、そのカウンセリング技術が活かせる仕組みなんですね〜
優秀なひとほど、敏感に感じやすいんですよ。
阪⼤⼯学部の中にレジリエンスサポート&トレーニングセンターという特別な場所を作って、⼤学をあげて取り組んでいます。
AIカウンセリングといっても、対面も使い、ひとのワザと AIとの組み合わせで、精度をあげていく感じです。
阪⼤⼯学部の中にレジリエンスサポート&トレーニングセンターという特別な場所を作って、⼤学をあげて取り組んでいます。
AIカウンセリングといっても、対面も使い、ひとのワザと AIとの組み合わせで、精度をあげていく感じです。
助けられる方が山ほどいそうですね。
すばらしいです。
すばらしいです。
新聞に記事が掲載
昨年の読売新聞の記事も、とても面白かったです。
もともとは研究内容の取材だったんですが、雑談の中でこういった活動にも興味を持っていただいたんです。
“面白い研究者の人となり”という新しい企画の第1号として掲載していただきました。
ありがたいご縁だと思っています。
“面白い研究者の人となり”という新しい企画の第1号として掲載していただきました。
ありがたいご縁だと思っています。
【読売新聞記事】
ご家族のこと
最後にご家族のお話を。
本当にいろいろありましたね(笑)。
厳しい環境もありましたし、自由な部分もありました。
かなり個性的でしたね。
⽗は厳しく、⺟は天然でマイペースタイプで、⼦どもたちもそれぞれの性格に応じて違った影響を受けているような感じでした。
厳しい環境もありましたし、自由な部分もありました。
かなり個性的でしたね。
⽗は厳しく、⺟は天然でマイペースタイプで、⼦どもたちもそれぞれの性格に応じて違った影響を受けているような感じでした。
⼩学⽣の時にエピソードで、森さんがお話上⼿で、⾯⽩いから、授業中でも森さんのまわりに集まってしまうから、授業参観の時は先⽣の机のヨコに森さんの机が、みんなのほうを向いて置かれてたとか。
(来られたお母様が教えてくれました)
(来られたお母様が教えてくれました)
僕あんまり覚えてないんですけどね(笑)。
父親は、母親に「勉強しろ」と「はよせえ(早くしろ)」は絶対に言うなと伝えてたそうです。
確かに、両親から「勉強しろ」は言われたことは一度もないですね〜
父親は、母親に「勉強しろ」と「はよせえ(早くしろ)」は絶対に言うなと伝えてたそうです。
確かに、両親から「勉強しろ」は言われたことは一度もないですね〜
今でもこうやって、みなさんで集まられてすてきです。
「今やってる研究(半導体の進化)を成功させたい。
カウンセリングのAI化で、心を病んでる人たちをなくしたい。」
と、森さんは締めくくってくれました。
交野の歴史、文化、そして人。
森さんの言葉から、このまちにまだ知られていない価値がたくさんあるということも見えてきました。
土地だけでなく、人の中にもあるもの。
そして森さんは「交野ラブ」のお方でもありました。
特に私市!
「⾏き⽌まりだらけで通り抜けできなく、かつ駅が近い。
でも静かでその感じが好き。
コンビニも近くにないくらいがちょうどいい」
と語ってくださる森さんの目には「私市ラブ」とはっきり書いてありました。
そして森さんは「交野ラブ」のお方でもありました。
特に私市!
「⾏き⽌まりだらけで通り抜けできなく、かつ駅が近い。
でも静かでその感じが好き。
コンビニも近くにないくらいがちょうどいい」
と語ってくださる森さんの目には「私市ラブ」とはっきり書いてありました。
交野というまち、森さんという人物の奥深さを、改めて感じるインタビューとなりました。
ありがとうございました!
ありがとうございました!













