ゲタ電〈その2〉【カタノテツ】交野の鉄道ものがたり:file.54

交野を走る鉄道のことを、新旧おりまぜながら、『明円勝(Masaru Myoen)さん』と、時々『駐在員さん』の写真等のご協力により紹介しております。
今回は『明円勝(Masaru Myoen)さん』によるカタノテツです。
カタノテツfile.54
ゲタ電〈その2〉
前回に続き『ゲタ電』です。
片町線には『ゲタ電』なる電車が走っておりました。
庶民が下駄履きで気楽に乗車した電車です。
1971年10月21日
津田-河内磐船
クハ79
枚方大和郡山線
源氏橋
津田-河内磐船
クハ79
枚方大和郡山線
源氏橋
この頃片町線は単線で、朝の電車は津田駅の貨物待避線(この線には電車用の架線が無かった)で発車の時を待っているC11を横目に、上下列車が離合して通勤通学の時間帯を、吊掛式駆動モーターを唸らせて駆け抜けていました。
グローブ型ベンチレター(通風器)を屋根上にずらっと並べて、これぞゲタ電といった風景は、新性能車が登場した後も101系・103系と引き継がれました。
1971年
津田-河内磐船
C11315(奈)
枚方大和郡山線
源氏橋
津田-河内磐船
C11315(奈)
枚方大和郡山線
源氏橋