交野高校が防犯モデル校に指定される。式典が校内が終わった後はフレンドタウン交野で防犯PR活動も


「大阪府立交野高等学校」と書かれた表札

駐輪場

中庭

ロッカー
今回は1月8日(水)に行われた指定式の模様をご報告いたします。
今回の指定式には、森署長をはじめとする交野警察署の関係者と、交野高校の生徒代表として生徒会役員の学生らが参加しました。






指定書の授与



防犯モデル校指定式には、交野タイムズに加え、毎日放送の取材クルーも来ていました。

交野高校での防犯モデル校指定式の後、交野警察署の関係者と交野高校の生徒らは、フレンドタウン交野に場所を移して、指定後初めての共同での防犯PR活動を行いました。



正面入り口前でもPR活動をする交野高校生ら

最後に、今回の防犯モデル校指定式の関係者である交野高校の木場校長と、交野警察署生活安全課の財田課長にそれぞれお話をお伺いしました。
(博士@交野タイムズ)
「今回、交野高校が防犯モデル校に指定されましたことについてまずは感想をお聞かせください」
(木場校長)
「学生たちにとって、防犯とは「自分たちに関係のないもの」、「遠い世界のもの」のように感じているかと思います」
「しかしながら、今回の防犯モデル校指定を通じ、生徒たちの防犯意識が高まり、また被害者に対するイメージも広がっていく機会となると思い、指定されたことを大変うれしく思っております」

木場交野高校校長
「学校として、これまでも防犯について取り組まれたことはございましたか」
(木場校長)
「機会があるごとに、闇バイトや薬物乱用、SNS犯罪などについて生徒にお話させていただいております」
(博士@交野タイムズ)
「今回、防犯モデル校に指定されたわけですが、今後どのような活動を行っていきたいとお考えでしょうか」
(木場校長)
「今後も生徒たちの防犯意識の向上に努めたいと考えております」
「また、自分たちが住む街の安全・安心に関わっていける活動に積極的に参加したいと思っております」
(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございました」
(木場校長)
「ありがとうございました」
続いて、交野警察署生活安全課の財田課長にお話を伺いました。
(博士@交野タイムズ)
まず、交野高校を防犯モデル校とした経緯についてお教えください。
(財田課長)
経緯としましては、近年、特殊詐欺被害が減少しない傾向を鑑み、若い人たちの協力を仰ぎたいということから今回防犯モデル校の指定をさせて頂いたところであります。

平素から交野高校には我々の活動に協力して頂いており、防犯教室や交通安全教育などで我々が学校を訪れることが間々ございます。
そうした活動をしている中で、防犯モデル校という話が浮上し、今回指定させて頂く運びとなりました。
(博士@交野タイムズ)
ありがとうございます。
では、交野高校を防犯モデル校に指定したということで、今度どのような活動を行っていこうと考えておられるでしょうか。
(財田課長)
今後の活動としましては、まず特殊詐欺撲滅の活動を行いたいと考えております。

また、闇バイトや大麻などの青少年を取り巻く犯罪について知ってもらい、そのような犯罪に巻き込まれないよう防犯意識の向上を図りたいと考えております。
(博士@交野タイムズ)
今回は交野高校を防犯モデル校に指定されましたが、地域の防犯意識を高めるという観点から交野市内の個人や諸団体との連携も必要かと思います。
(財田課長)
仰る通りで、今回の交野高校との連携をきっかけに、交野市内の諸団体などとの防犯のネットワーク構築に向けて取り組んでいこうと思っております。
(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございました」
(財田課長)
「ありがとうございました」
前回の記事でも述べましたが、近年の犯罪はますます凶悪化、巧妙化しております。
それは高齢者のみならず、若者も被害を受ける犯罪が増える傾向にあることを意味します。
もとより、犯罪の取り締まりは警察の役目ではありますが、日ごろから防犯意識を持つことは我々もできることです。
今回の交野高校の防犯モデル校への指定は、若者の間でのSNS犯罪や薬物乱用などを抑止するという点からも大いに期待される取り組みではないかと考えます。
また、財田課長のお話にもあったように、交野での犯罪を撲滅するためにも、今後より広範な防犯のネットワークの構築が不可欠だと思います。
以上、交野高校防犯モデル校指定式の模様でした。
(謝辞)今回取材に協力頂いた、交野警察署および、交野高校の方々、そして平和堂交野店の方々に改めて御礼申し上げます。