資格不要、年齢問わず!アナタの人生経験が教科書になる ー 枚方の小・中学校の支援教育補助員ー枚方市教育委員会【タイムズ求人】
今回のタイムズ求人は、
枚方市内の支援教育の補助員です!
記事の後半では働き方が異なる3名の支援員(通年任用)・補助員(短期任用)の方のお話も伺ってきたので、気になる方は要チェックですよー!
資格不要、登録制の補助員なら曜日や時間も相談して働ける!
まず、通級指導教室について教育委員会の方にお話を伺いました。
青柳さん:枚方市ではすべての子どもが「ともに学び、ともに育つ」教育の充実を推進しています。
「支援学級」ではその子に合わせたカリキュラムを組んで、学習上や生活上の困り感に対して、支援・指導をしていく場です。
青柳さん:「通級指導教室」は通常の学級の子どもが対象となります。
「通級指導教室」に通う子どもたちは、国語や算数、社会、体育などのほとんどを自分のクラスで参加していて、一部分だけ通級指導教室に通うイメージです。
サポート内容は、身近なところだと手先が不器用でなかなかハサミがうまく使えてない子どもに「こうやったらいいよ!」と声かけをしたり、朝、教室に入りにくい子どもに付き添って話を聞いてあげるなど様々。
乾校長先生:ちょっと困ってそうだな…という子どもがいたら声をかけたりして、その子が学校で過ごしやすいようにサポートしてもらいたいです!
ー「気付き力」も必要ですね!
何か資格は必要ですか?
ーえ?!教員免許や福祉系、心理学の資格が要るかと思っていました…!
乾校長先生:資格よりも大事なのは、何か人の役にたちたい、未来を担う若い世代の成長を見守りたい、今までの人生経験を子どもたちのために存分に活かしたい!という温かい気持ちです!
ちなみに、2023年は上の図の四角で囲っている9つの小学校と市内の全ての公立中学校(19校)に、特別支援教育支援員及び今回募集している、随時登録受付け中の支援教育補助員(以下、支援員・補助員)を配置して、通級指導教室が新設されました。
乾校長先生:今まで教育や福祉関係のお仕事の経験がない方に、急に1人で見てください!とか教室に入ってください!というのは、もちろんありません。
年に数回、研修もあるので、安心して私たちと一緒に取り組んでもらえたらと思います!
ー研修もあるんだったら安心ですね。
勤務する曜日や時間は決まってるんですか?
乾校長先生:登録制の補助員は週2〜勤務してもらい、曜日や時間はある程度、希望をお聞きすることができます。
例えば、週1〜2日ほどの勤務ですとか、木曜日に歯医者へ通ってるので空けたいなど、最初に希望をお聞きして各学校と細かい時間などの調整をしていく流れですね。
ー学校がある日は毎日勤務かと思っていました。歯医者にもゆっくり通えるのは助かりますね(笑)
学校の教育活動とご自身の働き方をマッチングさせられるのも魅力の1つですね。
ー最後にメッセージをお願いします!
乾校長先生:子どもが大好きなのはもちろんですが、何か人の役に立つ仕事をしたい!という温かい気持ちがある方に来てもらいたいです。
主婦の方、大学で教員の免許を取ろうとしている学生さん、子育てやお仕事がひと段落ついた方も大歓迎!
週に数回しか働けなさそうなんやけど…と迷っている方がいらっしゃったら、是非、一度お問合せしてくださいね!
ー貴重な話を聞かせていただき、ありがとうございました!
ここまでで気になった方はこちら↓
子育てもひと段落…子どもが好きなので職場復帰!
4月から桜丘小学校で支援員として勤務されている齊藤(さいとう)さん。
ーまず、支援員になろうと思ったキッカケは何だったんですか?
齊藤さん:元々子どもが好きなんです!
自分の子どもは大きくなって手も離れたのでソロソロ働こうかな…と思ったときに、支援員募集を聞きつけて応募しました。
ー前職はどのようなお仕事をされていたんですか?
齊藤さん:前職は障がいのある方の就労支援のお仕事をしていました。
しばらく働いてなくてブランクがあったんですが、社会復帰するなら子どもと関わる仕事がしたかったので、思い切って応募したんです。
ー今の勤務形態とお仕事内容を教えてください。
齊藤さん:私は支援員として、月曜から金曜日の8時15分〜16時10分まで勤務しています。
朝はまず門に立って、子どもたちを迎えるところからスタートします。
朝の登校時はハプニングが起きがちで「先生、水筒が割れた〜!」「鼻血が出ちゃった!」という声が聞こえたら校長先生と一緒に対応し、教室に行き辛そうにしている子どもを見かけたら声をかけることも。
ー朝からバタバタですね(汗)
通級指導教室で授業も行うんですか?
齊藤さん:いえ、私は主に1、2年生の見守りと外の体育と図工の時間は一緒に入ってサポートしています。
今日はかなり寒かったので、号泣している子がいました。それもまた可愛いんですよねぇ(笑)
ー寒くて号泣…低学年らしい(笑)
1、2年生だとまだまだサポートする場面が多そうですね。
齊藤さん:そうですね、朝、廊下で泣いている子がいたりするので、付き添ったり話を聞いたりします。
あとは遅れて登校してきた子に声をかけたりもしていますよ。
齊藤さん:子どもたちに「齊藤先生!縄跳びできたよ、見て〜!」など、笑顔で声をかけてくれるのが、ほんと嬉しい気持ちになるんですよ〜!可愛いくて可愛くて…!
あとは子どもたちの成長ですね。
1年生だと身長がどんどん伸びて、そういう成長を見るとじ〜んときます。
ー最後に記事を読まれている方にメッセージをお願いします!
齊藤さん:大変なこともありますけど、楽しいことの方がたくさんあります!
私は支援員になって良かったと思いますし、毎日子どもから元気をもらっています。
子どもが好きだったら是非、応募してみてくださいね!
資格&経験なし!会社で50年働き続けてきたコトが教科書に
こちらは2022年12月まで会社で働かれていて、2023年4月から補助員として勤務されている中谷さん。
子どもたちからは白髪のおじいちゃんと慕われているそう。
ーまず、補助員になろうと思ったキッカケは何だったんですか?
中谷さん:元々地域のボランティアに興味があったんですが、会社を辞めて人の役に立ちたい、生かされている者として何か後世に残したい、という気持ちが強くなっていたんですね。
そんなときに、広報誌に載っていたのを見て、思い切って応募したのがキッカケです!
ー前職は教育や福祉関係のお仕事だったんですか?
中谷さん:いえいえ、普通の企業のサラリーマンで約50年ほど勤務していました。
資格不要ということで面接に伺ったら、「その笑顔がいい!」ということで採用してもらいました(笑)
中谷さん:勤務時は毎回、まず廊下から教室を見て回って子どもたちの様子を見ます。
私は週2回の勤務でして、支援学級の授業の方にも参加しながら通級指導教室で授業の補助をしています。
授業といっても私は教員の免許などは持っておらず私の生きてきた70年が教科書なんです!
今までの人生経験や会社で働いてきた経験を元に、その子のコミュニケーションスキルがアップするよう教えるというより伝える、という感じですね。
こういった認知機能を高める教材を使うこともあります。
ー中谷さんの人生経験そのものが教科書に…深い!
中谷さん:通級指導教室担当の香川先生の社会に出た時に困らないコミュニケーション能力、発信力を培うというコンセプトにのっとって一緒に授業を行なっています!
ー働いていてやりがいや嬉しかったことはありますか?
中谷さん:最初は「誰?あのおじいちゃん…」という感じでしたが(笑)徐々に話しかけてくれて笑顔を見せてくれたときは、とても嬉しかったですね。
よく「何を教えてるん?」と聞かれるんですが、「みんなの笑顔を見にきてるんや」というやりとりも楽しい(笑)
あと、畑で子どもと収穫したり。
難しいなと思う場面ももちろんありますが、企業で働いていたときとは違う「やりがい」がありますね。
ー最後に記事を読まれてる方にメッセージをお願いします!
健康寿命も延びて、こちらも元気になります!(笑)
もし、興味があるけど迷ってる方、自分の人生経験は活かされると思うので、是非、子どもたちの笑顔を見にきてください!
ダブルワークもOK!学校だけど自由に働いて自分も成長
昨年の求人記事を見られたお母さまの勧めもあって応募された霜尾さん。
ーひらつーを見ていただいて応募に…嬉しいです!ありがとうございます(笑)
霜尾さん:私は元々、小学校や特別支援学校の免許を持っていて、子どもをサポートする「支援員」の仕事があるよ!と母に勧めてもらい、応募したのがキッカケですね。
そんな私に勧めた母も支援員として他の学校で働いています(笑)
ーお母さまと同じお仕事っていいですね!
主な仕事内容を教えてください。
霜尾さん:教室で馴染めない子やコミュニケーションなどで少し困っている子と、教材を使ってコミュニケーションについて学んだり、ゲームをしたりします。
ちょっと疲れている様子だったら、カーペットのところで休憩するのを見守ったりもしていますよ。
決まった時間割をもとに授業のサポートを行い、それ以外の時間は支援学級の教室でサポートとして入ったり、こちらの教室のプリントを補充して次の授業の準備をしたりするそう。
ー霜尾さんの勤務形態を教えてください。
霜尾さん:私は週に3回、8時45分から15時30分までの勤務となっています。
土曜日だけですが、障がい者のグループホームで掃除とか洗濯するようなお仕事もしていますよ。
ーダブルワーク!自由な働き方っていいですよね〜。働いていて嬉しかったことを教えてください。
霜尾さん:子どもたちの雰囲気が変わっていくところを見ると嬉しくなります!
最初は挨拶ができなかったりするんですけど、今では教室に入るときに「おはようございます」と声をかけてくれて、チラッと笑顔を見せてくれたときは「お〜、変わったな〜!」って成長が見られて、嬉しいですね。
霜尾さん:当然なんですが、1人ずつタイプが違うので教材選びなどは試行錯誤しています。
「この子にはこの教材よりこのゲームの方がいいかな」 など、香川先生と相談しながら授業しています。
あとは、「今日、ちょっと落ち込んでるんかな、どうやって声をかけたらいいかな…」と悩む場面もありますが、こちらは笑顔で何かしらの声をかけるようにしています!
ー笑顔で声をかけてもらったら安心できますよね。
最後に記事を読まれてる方にメッセージをお願いします!
霜尾さん:免許や資格を持っていなくても、子どもが好きな方、何か子どもたちのためにサポートしたいなという気持ちがある方には、とても「やりがい」のあるお仕事です。
働き方も最初に相談にのってもらえますし、安心して応募してもらえたらと思います!
貴重なお話をありがとうございましたっ!
たくさんのご応募、お待ちしております!
求人概要&応募フォーム
勤務先 | 勤務地は枚方の公立小学校、公立中学校(勤務先は選べません) |
募集職種 | 支援教育補助員 |
仕事内容 | ・通常の学級での児童・生徒などへの学習の補助 ・学校行事及び学校生活での児童・生徒への支援 ・児童・生徒の安全確保のため必要と認められる活動 ・身体が不自由な児童・生徒の生活介助(移動、排泄、食事、衣服の着脱) |
雇用形態 | 短期任用 |
資格・経験 | 資格・経験問わず。 健康で障がいに理解があり子どもをサポートできる方 |
募集人数 | 特になし |
給与 | 1)資格有 1,067〜1,148円 2)資格無 1,067円 資格有の場合、看護師・准看護師・教員免許、保育士・公認心理師資格または介護職員初任者研修修了者などの資格 ※ 交通費については要件を満たす場合に支給します。 ※ 条例改正等により変動することがあります。 |
勤務地 | 勤務先に準ずる |
ご応募 電話番号 | 枚方市教育委員会 児童生徒支援課 050-7105-8048 |
勤務時間 | 8:15~16:00 休憩時間45分 (実働6時間・相談可) |
勤務日数 | 平日週2〜5日(相談可) |
契約期間 | 登録の有効期間は令和7年3月31日 |
休日 | 主に土日祝(学校行事で必要であれば出勤あり) |
加入保険 | 所定労働時間が1週間20時間を超える場合、雇用保険、厚生年金保険、健康保険に加入することになります |
派遣としての雇用か | 派遣ではない |
裁量労働制か | 無 |
固定残業代はあるか | 無 |
備考 | ・勤務先の学校はご自身の居住地エリア外となります。 ・教育委員会に雇用された場合、一般職地方公務員の身分となりますので、関連する法令、条例・規則などの規定を遵守する義務が生じます。 |
募集期間 | 随時募集中 |
選考プロセス | フォームから応募 ↓ 履歴書送付 ↓ 書類審査後、面接 ↓ 採用 ※任用は、必要に応じて随時行います。 なお、登録者全員に見合うだけの任用機会があるとは限りませんので、登録した方すべてに雇用を約束するものではありません。 ※取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。 プライバシーポリシーをご確認の上、個人情報の取り扱いにご同意いただける場合にのみご応募いただきますようお願いいたします。 ※不採用についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。 ※お問い合わせ等は会社に直接お願いします。 |
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