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太極拳を通じて市民の心身の健康維持のために40年ー交野太極拳協会40周年記念インタビュー

皆さんもご存知の中国拳法の一つである「太極拳」。

公益財団法人日本武術太極拳連盟のホームページによると、

「太極拳そのものの起源は明代末、清代初(1640年代)と言われ、三百数十年前にできたものです…太極拳の運動の哲理は、「老子」、「荘子」、「孔子」、「孫子」など(紀元前400~600年頃)の思想の影響を受けているものです(陰陽思想など)。中国の古代から連綿と伝わる智慧と文化に基づいて、幾多のすぐれた武術家によって作りだされたものが太極拳です。これらのことから太極拳は「哲学拳」」とも言われているそうです。

太極拳というとゆっくりした動きが印象的ですが、大きく分けると「形(かた)」と呼ばれる一人で形の練習をするものと、「推手(すいしゅ)」と呼ばれる二人で組み手をして技を競うものとに分かれます。

日本武術太極拳連盟によると、2014年と少し古いデータではありますが、日本における太極拳の愛好者の数は約150万人となっているそうです。

世界中で親しまれている太極拳ですが、当然ながら交野においてもその愛好者は数多くいて、様々な太極拳団体が活動を行っています。

そのうちの一つが交野太極拳協会であり、2025年4月に結成40周年を迎え、市内の老舗太極拳団体の一つと言っても過言ではありません。

今回は40周年を迎えた交野太極拳協会の活動についてご紹介したいと思います。

取材したのは、火曜日に青年の家の武道館で行われているクラスです。

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青年の家の武道館

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この日は1階の武道場が練習場所だった

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まずはウォーミングアップから

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呼吸を整え先生と同じ動きをする

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太極拳で使われる言葉の意味や発音などが書かれた紙が張り出されていた

この日は多くの生徒さんが参加されていましたが、練習が始まる前、会の目的や日頃の活動などについて先生方、そして生徒の代表者の方にお話しをお伺いしました。

インタビュー


(博士@交野タイムズ)
「よろしくお願いいたします」

(先生方)
「よろしくお願いいたします」

(博士@交野タイムズ)
「まずは、交野太極拳協会の活動目的についてお聞かせください」

(先生方)
「現在、会には100名以上の方に参加していただいておりますが、太極拳を通じて会員さんの健康と親睦を図ることを念頭に活動しています」

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交野太極拳協会の先生方
(左から、松村先生、井戸先生、田辺先生、南田先生、岩崎先生、木原先生)

(博士@交野タイムズ)
「40周年ということですが、設立当初からご参加なされている方はおられますか」

(先生方)
「まだいらっしゃいます」

(博士@交野タイムズ)
「先生方の太極拳のキャリアはどのくらいでしょうか」

(先生方)
「35、6年という方もいれば、約20年という方もおられます」

(博士@交野タイムズ)
「皆さんベテランの方々なんですね」

(先生方)
「太極拳は、長く続けていってその面白味が段々わかる競技なんです」

(博士@交野タイムズ)
「太極拳の面白味とは何でしょうか」

(先生方)
「太極拳は踊りではなく武術ですから、相手を想定しながら、力技ではなく弱者が強者を打ち負かすイメージをもって練習していくのが面白いところです」

(博士@交野タイムズ)
「こちらで行われている太極拳の流派は何でしょうか」

(先生方)
「先生それぞれが代表的な流派の太極拳を教えています」

「例えば、陳式とか楊式とか呼ばれる太極拳の形があります」

「元々中国には色々な武術の形があって、(明代末から清代初のころに)中国人の健康のためにということでそれらの様々な武術の形のいいとこどりをして誕生したのが太極拳と呼ばれるものです」

「こちらの教室では、まずは簡化24式と呼ばれる基本的な太極拳を学んで頂き、その後別の太極拳の形を学んでいただいております」

(博士@交野タイムズ)
「4月に住吉神社で行った奉納演武はどの形ですか」

(先生方)
「24式です」

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4月に行われた住吉神社での奉納演武の様子

(博士@交野タイムズ)
「4月に住吉神社で奉納演武を行われましたが、その時の感想をお聞かせください」

(先生方)
「住吉神社の本殿という厳かな場所で奉納演武を行わせていただき大変光栄でした」

「日ごろは室内で太極拳をすることが多いのですが、住吉神社という厳かな場所、そして外で行うということで、外の光や風を感じることができ、普段では体験することのできない雰囲気を味わうことができました」

(博士@交野タイムズ)
「先生方はどこか別のところで太極拳を学ばれて、ここでご指導されているのですか」

(先生方)
「いいえ。元々は習う側として交野太極拳協会の教室に通い始めました」

(博士@交野タイムズ)
「ということは、元々生徒さんだったということですね」

(先生方)
「そうです」

「先代の先生方から様々な太極拳を学んで、その方々がお辞めになられた後教える側になっています」

(博士@交野タイムズ)
「メンバーは女性が多いですか」

(先生方)
「そうですね。9割ほどは女性です」

(博士@交野タイムズ)
「教室は青年の家の武道館になるのでしょうか」

(先生方)
「武道館、いきいきランド交野、星田西体育館で行っています」

(博士@交野タイムズ)
「演武を披露する機会というのはあるのでしょうか」

(先生方)
大阪府武術太極拳連盟という団体に加盟していて、いろいろな地域の太極拳の団体さんと一緒に発表会を行っております」

(博士@交野タイムズ)
「今後も益々団体の活動を続けて行かれることとなるかと思いますが、最後にその意気込みなどについてお聞かせください」

(先生方)
「以前の先生方のように80代を過ぎられても今なお太極拳を続けておられているのを目標に、交野太極拳協会の仲間たちとできるだけ長く続けて行けたらと思っております」

(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございました」

(先生方)
「ありがとうございました」

この日ご担当されていた、松村先生、井戸先生、田辺先生、南田先生、岩崎先生、木原先生にお話をお伺いしました。

続いて、教室に通われている生徒さんにもお話をお伺いしました。

お話をお伺いしたのは、田畑さんと三次さんです。

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田畑さん(左)と三次さん(右)

(博士@交野タイムズ)
「よろしくお願いします」

(田畑さん)
「よろしくお願いします」

(博士@交野タイムズ)
「田畑さんは太極拳を始められて何年になるんですか」

(田畑さん)
「37年くらいになります」

(博士@交野タイムズ)
「今は、この教室で何を習われているのでしょうか」

(田畑さん)
「はじめは24式からスタートして、一通りいろいろと勉強させてもらった後、今は、楊式のわからない部分について勉強させてもらっています」

(博士@交野タイムズ)
「始めたきっかけは」

(田畑さん)
「何か運動しないといけないと考えたのですが、当時、青年の家で行われていた個人でできる種目が太極拳しかなかったので、それが始めるきっかけとなりました」

(博士@交野タイムズ)
「37年続けてこられたということで、その効果というのは何かございますでしょうか」

(先生方)
「(田畑さんの)姿勢がいい」

(博士@交野タイムズ)
「確かに、バランスが悪ければ片足で立ったりするポーズができませんもんね」

「長くやられていても、やはり太極拳は難しいということは感じられますか」

(田畑さん)
「先生方のように究極のところまでは行きつかないところが難しいと感じるところです」

(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございました」

(田畑さん)
「ありがとうございました」

次に、三次さんにお話をお伺いしました。

(博士@交野タイムズ)
「よろしくお願いします」

(三次さん)
「よろしくお願いします」

(博士@交野タイムズ)
「太極拳を始められたきっかけは何ですか」

(三次さん)
「主人の転勤で東京から交野の方へ来たのですが、周りに知り合いがいなく、元々スポーツが好きだったので、何か始めたいなぁと思っていた時に『広報かたの』の会員募集を見て太極拳を始めました」

(博士@交野タイムズ)
「今は、この教室で何を学ばれていますか」

(三次さん)
「今は、井戸会長のところで推手を学んでいます」

(博士@交野タイムズ)
「やっていて難しいと感じることはありますか」

(三次さん)
「はい。この前やっと4段の試験に合格しまして、今は5段というのが作られていますが、かつては4段が最高位だったのでその内容はとても難しく、やはり体を緩めるということができないと認められないという部分が会得するのにだいぶ時間がかかりまして、どうにかこの前4段を取得することができました」

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田畑さんや三次さんも最初のウォーミングアップに参加

(博士@交野タイムズ)
「太極拳を続けていることによる効果というのはありますか」

(三次さん)
「効果というか、先生方をはじめとする諸先輩方を見ていると、おいくつになられても背筋がピンとしているのがすごいなぁと感じていて、私も同じ年頃になったころに背中があるくなっていないことを目標に太極拳を続けています」

「また、私は別にスポーツをしているのですが、それは結構激しい動きをするスポーツなので、体幹という部分で太極拳がそれを鍛える大きな役割を果たしてくれていると思っています」

(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございました」

(三次さん)
「ありがとうございました」

今回、40周年を迎えられた交野太極拳協会をご紹介しましたが、いわゆる高齢と言われる方々を中心に多くの方が太極拳を交野において学んでおられることを知ることができました。

皆さんそれぞれの目標を持ちながら、日々の健康や活力のために太極拳に取り組んでおられる姿はとても素晴らしいことだと思いました。

是非、交野太極拳協会はもとより、会員の皆さんが長く健康で続けて行かれることを願っております。

以上、交野太極拳協会40周年インタビューでした。

(謝辞)
今回取材にご協力いただいた、交野太極拳協会の井戸会長をはじめ、松村先生、田辺先生、南田先生、岩崎先生、木原先生、そして生徒さんの田畑さんと三次さんに改めて御礼申し上げます。


記事/撮影:博士
博士のこれまでの記事はこちら 

ライター:katano_times katano_times


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