交野の伝説がミュージカルとしてよみがえる―交野市民ミュージカル2026関係者インタビュー
その内、もっともよく知られている伝説のひとつが「饒速日尊(ニギハヤヒノミコト)による天孫降臨伝説」です。
「あれ?天孫降臨伝説と言えば宮崎の高千穂じゃないの?」とお思いになられる方も多いかと思います。
そもそも、「天孫降臨」とは、神社本庁のホームページによると「天照大御神(アマテラスオオミカミ)が、三種の神器(八咫鏡(ヤタノカガミ)、八尺瓊勾玉(ヤサカノマガタマ)、草薙剣(クサナギノツルギ))を孫の邇邇芸命(瓊瓊杵尊、ニニギノミコト)に授け、豊蘆腹(トヨアシハラ)の瑞穂の国を高天原(タカマノハラ)のように素晴らしい国にするために天降る」ように命じ、邇邇芸命が高千穂の地に降り立った、という日本神話のひとつです。
先ほど、「宮崎の高千穂」と言いましたが、古事記には「竺紫の日向の高千穂」と書かれているため、宮崎県の高千穂町と、宮崎県と鹿児島県の間にある霧島山の高千穂峰が天孫降臨の場所として長く論争が続いているそうです。
▼(参考)「高千穂」を巡る論争について紹介しているサイト
さて、交野における天孫降臨伝説では、件の邇邇芸命とは違う神さまが天命を受けて天界から地上に降りてきたというお話になっています。
その神さまとは「饒速日尊(ニギハヤヒノミコト)」という神さまです。
10世紀初めに成立したとされる『先代旧事本記(センダイクジホンキ)』という歴史書において、天押穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)の子どもにあたる饒速日尊が、天照大御神の命を受けて、「天璽瑞宝十種」を授かったのち、天の磐船に乗って河内国の河上の哮峰に降臨し、次いで倭国の鳥見の白庭山に遷った、ということが書かれています。
天押穂耳尊は天照大御神の子どもにあたり、したがって饒速日尊は天照大御神の孫ということになるので、饒速日の話も天孫降臨の伝承ということになります。
ちなみに、皆さんご存じのように、天の磐船は、私市にある磐船神社のご神体として昔から崇められています。
▼(参考)國學院大學 「古典文化学」事業ホームページ

建物の後ろに見えるのが饒速日尊が乗ってきたとされる天の磐船
もとより、饒速日尊の天孫降臨伝説に関して様々な説がありますが、いずれにしても交野における天孫降臨の伝説は、古代史のロマンのひとつであることには違いありません。
少し前置きが長くなりましたが、来る9月23日(火)、私市にある星の里いわふねの体育室において、「星のまち 音楽祭」が開催されます。

「星のまち 音楽祭」のポスター
同イベントでは、第1部と第2部に分かれ、第1部では、「交野市民ミュージカル2026 ニギハヤヒ」が上演され、第2部では、交野PR大使であるエレクトーン奏者の小椋寛子さんによるエレクトーン演奏が行われます。
今回は、第1部に上演される「ニギハヤヒ」の練習にお邪魔をし、関係者にインタビューさせていただきました。

練習する前に参加者全員がステージ前に集まる
今回の出演者でもありパーソナルトレーナーでもある永井さん(中央)によるストレッチ指導

手を前に出して体を伸ばすストレッチ
(客演の林ミドリさん)
ストレッチの後は発声のためのアクティビティ
今回は、第1部に上演される「ニギハヤヒ」の練習にお邪魔をし、関係者にインタビューさせていただきました。

練習する前に参加者全員がステージ前に集まる


手を前に出して体を伸ばすストレッチ
(客演の林ミドリさん)

まずは、今回のミュージカルの脚本・演出を担当されている吉田元子さんにお話を伺いました。
(博士@交野タイムズ)
「よろしくお願いします」
(吉田さん)
「よろしくお願いします」
(博士@交野タイムズ)
「今回の市民ミュージカルにおいて、饒速日尊を題材にしようと思われた理由をお聞かせください」
(吉田さん)
「交野市民主体の市民ミュージカルを始める際、交野にある伝説を交野の人たちに知ってもらい、交野の良さを感じてもらいたいという趣旨から、まずは多くの市民になじみのある七夕伝説を最初の市民ミュージカルの題材にしました」
第1回目の市民ミュージカルの様子(2023年)

第2回目の市民ミュージカルの様子(2024年)
「2回目の羽衣伝説の時に、出演者の一部から「ぜひ饒速日尊のミュージカルをやってほしい」という話がありました」
「しかし、饒速日尊の話については、様々な点での配慮の必要性があったことから、仮脚本ができた時点で、饒速日尊の天孫降臨に詳しい方々に内容の確認をお願いしました」
「想像以上にその確認作業が手間取り、今年ようやく完成しミュージカルにすることができました」

今回のミュージカルの脚本・演出をされている吉田さん
(博士@交野タイムズ)
「よろしくお願いします」
(吉田さん)
「よろしくお願いします」
(博士@交野タイムズ)
「今回の市民ミュージカルにおいて、饒速日尊を題材にしようと思われた理由をお聞かせください」
(吉田さん)
「交野市民主体の市民ミュージカルを始める際、交野にある伝説を交野の人たちに知ってもらい、交野の良さを感じてもらいたいという趣旨から、まずは多くの市民になじみのある七夕伝説を最初の市民ミュージカルの題材にしました」


第2回目の市民ミュージカルの様子(2024年)
「2回目の羽衣伝説の時に、出演者の一部から「ぜひ饒速日尊のミュージカルをやってほしい」という話がありました」
「しかし、饒速日尊の話については、様々な点での配慮の必要性があったことから、仮脚本ができた時点で、饒速日尊の天孫降臨に詳しい方々に内容の確認をお願いしました」
「想像以上にその確認作業が手間取り、今年ようやく完成しミュージカルにすることができました」

今回のミュージカルの脚本・演出をされている吉田さん
「今回のミュージカルでは、饒速日尊が天照大御神の天命を受けて地上に降臨し、様々な技術を地上の人々に教え伝えた、と言うところまでを扱っています」
(博士@交野タイムズ)
「饒速日尊の天孫降臨については様々な説が唱えられています。そうした意味でも、非常に興味深いテーマではありますが、脚本化するのには内容的に非常に難しかったのではないでしょうか」
(吉田さん)
「そうしたこともあって、星田妙見宮の佐々木宮司や古文化同好会などの関係方面に「問題ないよね」というのを確認して脚本化しました」
(博士@交野タイムズ)
「キャスティングの面では、今回変わったこととかはあるのでしょうか」
(吉田さん)
「キャスティンの仕方については、1回目から変わらず「ミュージカルをやりたい」という市民の方たちを公募する形で行っております」
「ただ、ミュージカルの肝となる部分については、プロの音楽家などに協力を仰いでおります」
「今回主役の饒速日尊を演じられる永井さんは以前のミュージカルからご参加いただいており、パーソナルトレーナーということもあって立ち姿や声の出し方などが素晴らしく、今回主役をお願いしました」
(博士@交野タイムズ)
「プロの演者さんとは別に、一般の演者さんたちの様子はいかがでしょうか」
(吉田さん)
「練習回数が少ない中、皆さん一生懸命お稽古をされています」
「交野で伝わる物語を知ってもらうということも目的ではありますが、このミュージカルは参加する方たちの新たな場づくりという側面も持っているかと思います」
「いわゆる「サード・プレイス(「自宅也・職場とは隔離された、心地より第3の場所」という意味)」という役割もこのミュージカルはになっているのではないかと思っています」
(博士@交野タイムズ)
「「サード・プレイス」としてのミュージカルは、人それぞれに考え方があるでしょうが、ミュージカルと言ういわば非日常の空間の中に自らを置き、日ごろでは味わうことのできない高揚感や達成感を感じられる場という意味ではとても有為的だと思います」
(吉田さん)
「仰るように、このミュージカルを自分の居場所を作る場にしてもらって、日常では会うこともない方たちとの交流の場にしてもらいたいと思っております」
「そうした意味でも、ミュージカルを交野に定着させていきたいと考えています」
(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございました」
(吉田さん)
「ありがとうございました」
続いて、今回のミュージカルの主役である饒速日尊を演じられる永井さんにお話し伺いました。
(博士@交野タイムズ)
「よろしくお願いします」
(永井さん)
「よろしくお願いします」
(博士@交野タイムズ)
「今回のミュージカルでは主役の饒速日尊を演じられるということですが、日ごろのお仕事は何をされているのでしょうか」
(永井さん)
「私部西にある響体-KYO-TAI-というジムでパーソナルトレーナーをしております」
▼永井さんのジムのホームページ
(博士@交野タイムズ)
「市民ミュージカルに関わるようになったきっかけは何でしょうか」
(永井さん)
「私のジムに来ておられる方が市民ミュージカルにご出演されていて、その方のご紹介で市民ミュージカルに参加させてもらうようになりました」

饒速日尊を演じられる永井さん
(博士@交野タイムズ)
「では、最後に本番へ向けての意気込みを聞かせてください」
(永井さん)
「今回饒速日尊を演じさせていただくということで、古より伝わる思いや心を会場に来てくださるお客様全員にお伝えできたらと思っておりますので、ぜひ星のまち音楽祭に足をお運びください」

(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございました」
(永井さん)
「ありがとうございました」
「星のまち 音楽祭」は、9月23日(水)星の里いわふね体育室において、13時半開場、14時開演です。
入場料は2,000円です(高校生以下は無料(事前予約要))。
チケットは、星の里いわふね他で購入可能です。
チケットに関するお問い合わせは、072-893-3131にお願いいたします(おかけ間違いにご注意ください)。
(謝辞)
今回のインタビューにご協力いただいた吉田さんと永井さんに改めて御礼申し上げます。また、取材にご協力いただいたミュージカル関係者の方々にも御礼申し上げます。
(博士@交野タイムズ)
「饒速日尊の天孫降臨については様々な説が唱えられています。そうした意味でも、非常に興味深いテーマではありますが、脚本化するのには内容的に非常に難しかったのではないでしょうか」
(吉田さん)
「そうしたこともあって、星田妙見宮の佐々木宮司や古文化同好会などの関係方面に「問題ないよね」というのを確認して脚本化しました」
(博士@交野タイムズ)
「キャスティングの面では、今回変わったこととかはあるのでしょうか」
(吉田さん)
「キャスティンの仕方については、1回目から変わらず「ミュージカルをやりたい」という市民の方たちを公募する形で行っております」
「ただ、ミュージカルの肝となる部分については、プロの音楽家などに協力を仰いでおります」
「今回主役の饒速日尊を演じられる永井さんは以前のミュージカルからご参加いただいており、パーソナルトレーナーということもあって立ち姿や声の出し方などが素晴らしく、今回主役をお願いしました」
(博士@交野タイムズ)
「プロの演者さんとは別に、一般の演者さんたちの様子はいかがでしょうか」
(吉田さん)
「練習回数が少ない中、皆さん一生懸命お稽古をされています」
「交野で伝わる物語を知ってもらうということも目的ではありますが、このミュージカルは参加する方たちの新たな場づくりという側面も持っているかと思います」
「いわゆる「サード・プレイス(「自宅也・職場とは隔離された、心地より第3の場所」という意味)」という役割もこのミュージカルはになっているのではないかと思っています」
(博士@交野タイムズ)
「「サード・プレイス」としてのミュージカルは、人それぞれに考え方があるでしょうが、ミュージカルと言ういわば非日常の空間の中に自らを置き、日ごろでは味わうことのできない高揚感や達成感を感じられる場という意味ではとても有為的だと思います」
(吉田さん)
「仰るように、このミュージカルを自分の居場所を作る場にしてもらって、日常では会うこともない方たちとの交流の場にしてもらいたいと思っております」
「そうした意味でも、ミュージカルを交野に定着させていきたいと考えています」
(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございました」
(吉田さん)
「ありがとうございました」
続いて、今回のミュージカルの主役である饒速日尊を演じられる永井さんにお話し伺いました。
(博士@交野タイムズ)
「よろしくお願いします」
(永井さん)
「よろしくお願いします」
(博士@交野タイムズ)
「今回のミュージカルでは主役の饒速日尊を演じられるということですが、日ごろのお仕事は何をされているのでしょうか」
(永井さん)
「私部西にある響体-KYO-TAI-というジムでパーソナルトレーナーをしております」
▼永井さんのジムのホームページ
(博士@交野タイムズ)
「市民ミュージカルに関わるようになったきっかけは何でしょうか」
(永井さん)
「私のジムに来ておられる方が市民ミュージカルにご出演されていて、その方のご紹介で市民ミュージカルに参加させてもらうようになりました」

饒速日尊を演じられる永井さん
(博士@交野タイムズ)
「今回のミュージカルでは主役に大抜擢されましたが、大変ではありませんか」
(永井さん)
「大変ではありますが、大変光栄に思っております」
「饒速日尊についてはとても謎の多い神さまということで、今回のミュージカルではその一端を交野の方々に知っていただく役割の中心を担うことになるので、とても重要な役目だと感じております」
(博士@交野タイムズ)
「ミュージカルということなので、歌って踊るということが必須になるかと思います」
(永井さん)
「日ごろ体を使う仕事をしていますので声は出るのですが、いろいろな表現や思いを歌にのせて演じなくてはならないので、その点が難しいところだと感じています」
(博士@交野タイムズ)
「演じる上での苦労は何ですか」
(永井さん)
「大変なのは、神様の威厳を保たなければならないこと」
「見てないようで見ている演技をしないといけないことです」
(博士@交野タイムズ)
「今回主役を引き受けてよかったことはありますか」
(永井さん)
「これまで体を扱う仕事をしてきましたが、今回のミュージカルを通じて体を使いながら表現するということを学ばせていただき、体を使って相手に伝えるということを勉強できてよかったと思っております」
「今回のミュージカルでは主役に大抜擢されましたが、大変ではありませんか」
(永井さん)
「大変ではありますが、大変光栄に思っております」
「饒速日尊についてはとても謎の多い神さまということで、今回のミュージカルではその一端を交野の方々に知っていただく役割の中心を担うことになるので、とても重要な役目だと感じております」
(博士@交野タイムズ)
「ミュージカルということなので、歌って踊るということが必須になるかと思います」
(永井さん)
「日ごろ体を使う仕事をしていますので声は出るのですが、いろいろな表現や思いを歌にのせて演じなくてはならないので、その点が難しいところだと感じています」
(博士@交野タイムズ)
「演じる上での苦労は何ですか」
(永井さん)
「大変なのは、神様の威厳を保たなければならないこと」
「見てないようで見ている演技をしないといけないことです」
(博士@交野タイムズ)
「今回主役を引き受けてよかったことはありますか」
(永井さん)
「これまで体を扱う仕事をしてきましたが、今回のミュージカルを通じて体を使いながら表現するということを学ばせていただき、体を使って相手に伝えるということを勉強できてよかったと思っております」
(博士@交野タイムズ)
「では、最後に本番へ向けての意気込みを聞かせてください」
(永井さん)
「今回饒速日尊を演じさせていただくということで、古より伝わる思いや心を会場に来てくださるお客様全員にお伝えできたらと思っておりますので、ぜひ星のまち音楽祭に足をお運びください」

インタビュー当日練習に参加されていた方々の集合写真を撮らせていただきました
(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございました」
(永井さん)
「ありがとうございました」
「星のまち 音楽祭」は、9月23日(水)星の里いわふね体育室において、13時半開場、14時開演です。
入場料は2,000円です(高校生以下は無料(事前予約要))。
チケットは、星の里いわふね他で購入可能です。
チケットに関するお問い合わせは、072-893-3131にお願いいたします(おかけ間違いにご注意ください)。
(謝辞)
今回のインタビューにご協力いただいた吉田さんと永井さんに改めて御礼申し上げます。また、取材にご協力いただいたミュージカル関係者の方々にも御礼申し上げます。











