令和6年度歳末警戒運動ー大阪府警交野警察署関係者インタビュー(前編)

交野警察署正面
今回、12月2日(月)から「令和6年度歳末警戒活動」が開始されたことから、交野警察署の生活安全課の関係者の方に今回の歳末警戒活動のことや日ごろの活動などについてお話をお伺いいたしました。
今回はその前編をご紹介させていただきます。
(博士@交野タイムズ)
「まずは、交野警察署の沿革について簡単に教えてください」
(生活安全課)
「交野警察署は、平成24年7月に枚方警察署管轄区域を分割する形で新設開庁されました」
「交野警察署の管轄区域は、交野市及び枚方市の東部を管轄しています」
「令和6年3月31日の時点での管轄面積は、枚方市東部(25.70㎢)と交野市(25.55㎢)を合わせ51.25㎢となっております」
「また、管轄内の世帯数は、枚方東部(40,233世帯)と交野市(34,082世帯)を合わせ74,315世帯となっております」
「枚方警察署との管轄区域の境界は、国道1号線から府道枚方交野寝屋川線を経て、枚方市と交野市の行政境界線を結ぶ線となっております」
(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございます」
「次に、生活安全課が主にご担当されていることについて教えてください」
(生活安全課)
「生活安全課の業務は、住民が不安を感じる身近な犯罪の予防活動や事件解決に取り組むことです」
「具体的には、防犯啓発活動、少年非行防止活動、DV・ストーカー等男女トラブル、迷い人、迷子、家出人の取り扱い、警備業、銃砲、風俗営業等の許認可業務、悪質商法、風俗事犯、サイバー犯罪など幅広い分野を担当しております」
(博士@交野タイムズ)
「かなり広範な業務をご担当されているんですね」
(生活安全課)
「はい。それぞれの業務に対応するため、生活安全課の下に各担当の係があります」
「例えば、防犯啓発活動や風俗営業などの許認可業務を担当する防犯保安係や、少年非行防止や少年事件捜査などを担当する少年課、不法投棄、悪質商法、風俗事犯など刑法犯以外の特別法犯罪捜査(一部を除く)を担当する生活安全捜査係などが生活安全課内に設置されています」
「また、DV(ドメスティックバイオレンス)・ストーカー犯罪・行方不明などを担当する人身安全係というのが最近設置されました」
(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございます」
「では、今回の令和6年度歳末警戒運動についてお聞かせください」
(生活安全課)
「12月1日から31日までの間、令和6年度歳末警戒を実施しております」

歳末警戒活動を呼びかけるチラシ
「年末は人やお金が動く時期であり、これに比例する形で犯罪発生率も増加します」
「そのため、交野警察署をはじめとする全国の警察署で歳末を重点的な警戒活動期間として活動しております」
(博士@交野タイムズ)
「今回の歳末警戒活動で特に取り組まれることは何でしょうか」
(生活安全課)
「今回の歳末警戒活動では、以下の6つの活動を重点的に行おうと思っております」
重点的に行う6つの活動
①
特殊詐欺等の撲滅に向けた諸対策の強化
②
首都圏における連続強盗等事件を踏まえた警戒活動の強化
③
子どもや女性を狙った性犯罪に対する警戒活動の強化
④
自動車関連犯罪に対する警戒活動の強化
⑤
金融機関・コンビニエンスストア等に対する警戒活動の強化
⑥
交通死亡・重傷事故抑止対策の強化
(博士@交野タイムズ)
「ありがとうございます」
「では、12月2日(月)に行われた歳末警戒部隊発隊式についてお教えください」
(生活安全課)
「交野警察署では、12月2日(月)に歳末警戒部隊発隊式を挙行いたしました」



拳銃の確認


「発隊式では、警察関係者に加え、市長や消防署長、防犯協会長、地域住民が参加し、「警戒部隊点検」、「警察逮捕術実技(試合)の披露」、「警戒部隊及び警戒車両部隊(警察車両、消防車両、地域青パトなど)が行われました」
棒を使った逮捕術



(なので、きれいに入るととても痛いそうです)

警戒部隊及び警戒車両の交野警察署から出発前の様子


後半では、引き続き交野警察署の主な犯罪予防活動などについてご紹介させていただきます。
乞うご期待。
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記事:博士
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