どこまで行けるのか?私市で道路脇を流れる水路の水源を辿ってみた
住宅と田畑が入り混じる、そんな地域です。
5月のとある晴天の日に私市を訪れると、道路脇の溝を水が流れているのを見つけました。
綺麗な水が音を立てて流れていて、まあまあな水量です。
編集長のハラダ@交野タイムズいわく、ここのあたりの水路の水はいつも一定量が流れていて枯れてたりするのをみたことがない・・・とのこと。
晴れの天気なのを考えると、排水路というよりかは用水路という感じ。
おそらく下流の田畑に水を供給しているのでしょう。
それにしても道路脇の溝が用水路というのも、珍しいのではないでしょうか。
そこでふとこんな疑問が湧きました。
この水路の水源はどこなのでしょうか?
今回の記事はこの水路の水源を辿ってみたいと思います。
先ほどの坂道を上っていくと、水路は京阪交野線の線路を越えていきます。
▼以前跨線橋を紹介した記事
線路の上空を水がいっぱい流れているのは、なかなか珍しい光景です。
水路に蓋がありませんが、雨の日でも溢れないように水量が調節されているのでしょうか。
水源を目指して住宅街を上っていきます。
ちなみに線路より山側は私市山手です。
あれっ、途中から溝が2つに。
つまりこれは
用水路と排水路のコラボレーション。
更に上流を目指します。
おっと、水路が途中で曲がります。
私市山手2丁目の住宅地をそのまま進みます。
水路は道路とともにつきあたりを左折。
土生川(どうじょうがわ)沿いをそのまま上っていくと、
獅子窟寺方面へ向かう山道の入口に到着。
水路はそのまま山道に続いているようです。
上の地図では現在地のところ。
山道をしばらく進むと、水路は山道から外れて山の中を進んでいく様子でした。
やはりこれは用水路の可能性が高そうです。
排水路だったら下の土生川に水を捨てるルートになるでしょうし。
というわけで水路の行方が特定できたのは、ここまで。
住宅地の道路脇に水路があるのは、山が迫った私市らしい光景と言えるのではないでしょうか。
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記事/撮影:マー君
取材場所:交野市私市・私市山手
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