交野と寝屋川の境界近くに鉢かづき姫由来の公園がある

交野市のキャラクターは「おりひめちゃん」ですが、お隣寝屋川市のキャラクターはご存知ですか？

そう「はちかづきちゃん」です。

この「はちかづきちゃん」は、『御伽草子』(室町～江戸時代はじめ)という昔話の物語集に収められています。

これによく似たお話として『河州交野郡(かしゅうかたのごおり)寝屋長者鉢記(ねやちょうじゃはちき)』という文献が残っていて、この話の中で物語の舞台として寝屋川市の寝屋が登場します。

交野郡となっていますが、今の交野市とはちょっとサイズ感が違うようでもっと広範囲が交野郡と呼ばれていました。

この はちかづきちゃん 由来の長者屋敷（伝・寝屋長者屋敷跡）がJR星田駅から徒歩10分ほどのところにあります。


現在はこぢんまりとした公園になっていました。

公園内に鉢かづき姫の像と物語の詳細が描かれたものが置いてあります。



こちらの図によると大きな長者屋敷でですよね。

この立派な看板の後ろから交野山などの山々が見えていました。




大きな工事中の建物は、JR星田駅前の「シエリアシティ星田」です。

どんどん出来上がってきていますね。

ここに長者屋敷があった頃は、あの交野の山々まで何も遮るものもなく、田園地帯もしくは緑が広がっていたのでしょうか。

変わらずにある交野の山々はどんな景色を見てきたのでしょうか。

日々変わっていく姿を追っていけたらと思います。

取材場所：寝屋川市寝屋

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