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大阪府交野市のローカル情報がめっちゃある!

神宮寺ところ、大根鉢って書かれた張り紙が出てる。円福寺の修行僧が交野市内に来られるみたい

神宮寺のぶどう畑のある道沿い(交野タイムズではぶどうストリートと呼ばせていただいています)。

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こんな張り紙がありました。

こ、これはーー!!

大根鉢
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12月15日
大根鉢
達磨堂圓福寺


とのみ、とてもシンプルに書かれています。

手書きで書かれたこのシンプルだが何やら気持ちがめっちゃ伝わってくる張り紙ですが、初見だとなんのことなのか?ちょっと分からないという方もいらっしゃると思います。

大根鉢ってまず何かしら?

というところで、ちょっと謎めいたメッセージ。

大根の鉢?えっ?大根の家庭菜園の鉢とか??とかいろいろ想像しちゃうかもしれません。

しかし!ハラダ@交野タイムズはかれこれ交野タイムズで10年にわたり日々いろいろな街情報に触れてきているので、これが何のことか、パッと見てわかっちゃいました。

これはですね、京都府八幡市にある円福寺(圓福寺)さんが冬の時期、12月になると境内の大イチョウに大根を干す恒例行事があって、その大根を円福寺の修行僧が周辺の街を周り大根をもらってくる大根の托鉢のことなのです。

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産経新聞2020年12月23日付の記事に八幡市の円福寺さんの大根ツリーの記事があって、そこにはこう書かれていました。

今年は修行僧らが13~15日、八幡市のほか周辺の大阪府枚方、交野、寝屋川の3市の農家や家庭を托(たく)鉢(はつ)して回り、約1200本の大根を集めた。

(産経新聞2020年12月23日付の記事「京都・八幡市の円福寺に「大根ツリー」お目見え」より引用)

八幡市以外にも枚方市や交野市、寝屋川市というの3市〜とあることから、今年は張り紙にある12月15日におそらく円福寺の修行僧の方が神宮寺をはじめ交野市内に来られるのだと思います。

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(円福寺の托鉢)

円福寺さんといえば、万人講のお知らせも交野市内(例えば、私市とか)で見かけたりすることもあるので、京都府の八幡市の円福寺さんと大阪府交野市は昔から繋がりがあるのだと思います。

2020年には約1200本の大根を集めたとあり、かなりの量です。

大根1本でもけっこうな重量になるので、大根鉢の修行僧さんは八幡市から歩いて交野に来られると思うので、どうやって持って帰られるのか、1日のみのことなのかor複数日に分かれて来られるのか、何人の修行僧の方が交野市内を周られるのか、とかいろいろ気になるところです。

いずれにせよ、こうして集められた大根は12月15日以降、円福寺さんの大根ツリーで天日干しされ、食されると思うとこの円福寺さんの大根鉢はなんというかこう崇高な季節の行事の1つなんだなと感じます。

この時期、街中で修行僧を見かけることがあったら、おそらく、その方は円福寺さんの方だと思います。






記事:ハラダ
ハラダのこれまでの記事はこちら



ライター:katano_times katano_times


 コメント一覧 (1)

    • 1. clover
    • 2023年12月01日 19:52
    • 5 創価会館からあまだのみやちどりこども園に行く道にもこの看板がありましたー☆

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