トップページへ
大阪府交野市のローカル情報がめっちゃある!

【カタノテツ】交野の鉄道ものがたり:file.38 京阪600系(Ⅱ)〈その3〉

a_タイトル_アートボード 1 のコピー

交野を走る鉄道のことを、新旧おりまぜながら、『明円勝(Masaru Myoen)さん』と、時々『駐在員さん』の写真等のご協力により紹介しております。

今回は『明円勝(Masaru Myoen)さん』によるカタノテツです。


カタノテツfile.38

京阪600系(Ⅱ)〈その3



1981年11月8日  
牧野-御殿山  
600系(Ⅱ)下り急行

377122842_323426573412392_2879069022734781052_n

引退を2年後に控えたこの時期に下り600系(Ⅱ)急行が運転されていました。
この編成は7連貫通で700系(Ⅱ)(当時既に700系(Ⅱ)は冷房化、そして5000系と同様の電装を施し1000系(Ⅲ)を名乗っていました)を意識したのではないかと思いました。
因みに2両目は780型から600系(Ⅱ)に編入された車両でしたが、車体が新しいにも関わらず1500V昇圧時に廃車解体されました。



1982年10月24日 
601 
六地蔵

377457504_1448183222429230_2889470127998158544_n

601+1351+686+602 
凸凹編成ですが組成は自由奔放に見えて愉快でした。

この頃の600系は、この写真の翌年昭和58年12月の京阪線1500V昇圧で、生涯を閉じる事が決まっていましたが、その日迄何時もの活躍を繰り広げていました。



1982年12月27日  
私市-河内森  
612

377171452_326749106420226_2432782270815336708_n

私市-河内森間の複線化用地は、レールの右側に確認できます。
この区間の複線化完成は平成4年でした。
画面中央の岩船交番はこの頃外装が黄色でかなり目立ってますね。

1500V昇圧の前日まで目いっぱい走りきった600系(Ⅱ)は、その夜パンタを降ろし、翌日からは6000系7連11編成77両が走り出しました。



そして2両編成の600型(Ⅲ)は滋賀県の石山坂本線で活躍しています。

2018年10月14日   
620  
三井寺-びわ湖浜大津

377252963_648334930734607_6618569273303611679_n

現在の600型(Ⅲ)の姿は、京阪線同様の塗装となり、この様な感じです如何でしょうか。



2017年5月3日   
603・613  
浜大津

377241886_270113129178791_3539150821727462896_n

石山坂本線浜大津駅は2018年に、駅名をびわ胡浜大津に変更しました。

京津線開業100周年記念として、京阪線旧特急色に復刻塗装された603と、パノラマミックウインドウの613です。
交野線にも1900系が特急色で走っていましたね。



おまけ
2007年7月7日  
1929  
私市


377122754_1993323557697320_991771116814450698_n

私市駅でこの様なシーンが見れるとは大感激でした。
やはり鳩マークが一番似合うのは1900系でしたね。


====


0_お菊
お菊のひとこと「京阪600系(Ⅱ)」の〈その3〉でした。
3回シリーズの最終です。

今回は「京阪線1500V昇圧」という言葉がチラホラ。
この「京阪線1500V昇圧」で600系(Ⅱ)その幕をおろしたとのこと。
うっうっ
600系〜〜〜涙
ってなりますね。

600系(Ⅱ)お疲れ様でした。
正面のぐるっとなってる部分が印象的でした。


『カタノテツ』バックナンバーはこちらから↓




  明円勝さん(Myoen Masaru)プロフィール


be3e4c9b

1956.1.25生まれ
大阪府守口市出身
大阪工業高等専門学校 機械工学科卒
音楽好き、淡水魚好き、鉄道好き


記事編集:お菊
撮影:明円勝さん
お菊過去記事はこちら

ライター:katano_times katano_times


コメントする

名前
 
  絵文字