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珍しい!神宮寺ぶどうの直売所がレコード店!?〜やまよし農園の星野さんは元DJ〜

交野の夏の風物詩、神宮寺の葡萄。

早いところは6月の中頃から、長くて9月まで、神宮寺の「ぶどうストリート」には、期間中、ぶどう農家さんの直売所が開店します。

このぶどう直売所にもそれぞれ個性が溢れています。

カブトムシやクワガタを扱っているところや自家製ぶどうから作ったジャムやビネガーを販売しているところ、駅前のお店でブドウパフェを販売しているところなどなど。

その中で一風変わった直売所を発見しました。

こちら、やまよし農園
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「やまよし農園直売中」の文字の横に「レコード・CDあります」「やさいHand made」のコメントが。

農園なので「やさいHand made」は、わかりますよ。

きっとぶどう畑の横で栽培されたのだろうなと容易に想像がつきます。

ですが「レコード・CDあります」のコメントには、

なぜ「ぶどうとレコード?」

となりました。

その辺のところを詳しくお聞きしたくて、伺ってきました。

場所は、神宮寺のブドウストリートからちょっと奥まった場所になります。

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ずんずんと入ってやまよし農園の看板のある入り口へ。

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中に入るとたくさんの種類の葡萄が並んでいます。

そして、手前にレコードやCDの棚がありました。

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向かいの棚にもたくさんのレコードやCD。

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このレコードやCDを扱っているのは、星野拓哉さん。

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実は星野拓哉さんは、昔HIP HOP集団のABNORMAL BULUM@の一員「DJ 拓音 aka Mass Cut ヘルツェゴビナ」としてご活躍されていたことがあるそうです。

その関係で音作りに明るく、2021年にご自身で「YAMAYOSHI RECORDS」を設立して現在も音楽活動を続けてこられています。

でも音楽活動をしながらも、いつかはブドウ畑を継ぐことを大学生の頃には決心していたそうです。

小さい頃からおじいさんに「ブドウ畑を残しといてな」と言うほどだったとブドウ愛にあふれる拓哉さん。

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「個性的で面白いブドウ農家があってもいいかも」とアルバイトで大阪のレコード店で働いていたこともあったので、来てくださったお客様とのコミュニケーションツールの一つとして、直売所の一角にレコード・CDを置くことにしたそうです。

レコードの在庫数は、店頭に出ているものだけでなく、実家の3部屋に渡って置いてあり、

「数えたことはないですが5000枚以上あるかも」

とサラッと答えてくれました。

ジャンルもなるべく偏りなく、ご自身の得意なHIP HOPはもちろんのことクラシックや、アニメ、ジャズ、ロックなどオールジャンルを置くようにされているそうです。

「この中でオススメというかこれは一押しというレコードはありますか」と質問したところ、出してくれたのがこちら。

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Mr.Children 2020年販売の初のレコード作品「SOUNDTRACKS」

昔の音楽のレコードを出してこられると思ったのに、最近の方の作品で意外でした。

Mr.Childrenがレコードを出していることにも驚きました。

調べてみるとレコード自体の売り上げが伸びているそうですね。

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このレコードを聴いてレコードの良さを再確認したそうです。

他には、こんなレコードも出してくれました。

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昔懐かしいアニメのレコードです。

他にもいろんなジャンルを揃えておられるので気になる方は、ぜひやまよし農園で聞いてみてください。
もちろん丹精込めて作ったブドウも無茶苦茶美味しいのでお土産に。

レコードの店頭での販売期間は、ブドウの販売期間と同じなので8月のお盆ぐらいまでです。

ぜひ、直売所に行ってレコードを手に取ってください。





撮影:ひろちゃん
取材場所:やまよし農園
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ライター:katano_times katano_times


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