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第10回星の里いわふね和太鼓フェスタ「冬祭」を堪能す

朝から雪がちらついた2月26日、私市にある星の里いわふねで第10回星の里いわふね和太鼓フェスタ「冬祭」が開催されました。


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第10回星の里いわふね和太鼓フェスタ「冬祭」のポスター

前回の記事で紹介したように、今回の「冬祭」は、イベント開始10年を記念するものでもあったことから、新潟県佐渡に拠点を置く太鼓芸能集団「鼓童」がゲストとして参加するなど、とても豪華なイベントとなりました。

先述のように、天候は今年一番の寒さかと思うほどの天気でしたが、会場は様々な太鼓の音色が響き渡り、主催者の佐伯さんが望んだ「交野の皆さんに春の目覚めを届け」るかのような活況ぶりでした。


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星の里いわふね入り口の橋に並べられた「冬祭」の旗が強風でなびいている


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「冬祭」の垂れ幕が登場

「冬祭」は「学校の部」と「一般の部」の2部構成となっており、「学校の部」の段階からすでに会場は多くの観覧者で立ち見が出るほどでした。

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ロビーも人でいっぱい


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過去のイベントのポスターが貼られている

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協賛した団体や個人

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物販のコーナーでは新潟県佐渡ヶ島で作られたお酒が販売されていた

「学校の部」では、小学校などの太鼓グループが日ごろの練習の成果を披露していました。

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「学校の部」の太鼓演奏

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「学校の部」最後のトリは、謎の太鼓集団「T」が演奏を披露

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「T」とは、"Teacher"のことで、交野の学校の先生たちが結成した太鼓グループのこと。

年6回程度しか集まって練習できないそう。

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最後は飴ちゃん投げのパフォーマンス

「学校の部」が終わり、次は「一般の部」が14時半から始まりました。

「一般の部」は観覧有料だったのですが、「本日は、満員御礼となりチケットも完売いたしました」と司会者が言うと、客席から大きな拍手が起こりました。


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事前に購入していた「冬祭」のチケット

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会場は徐々に観客で埋まりはじめる


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「満員御礼」を伝える司会者

さて、いよいよ「一般の部」が始まったのですが、その前に「ゲストの部の撮影はお断りします」というアナウンスが流れ、今回ゲストとしてパフォーマンスする太鼓芸能集団「鼓童」やサエキ囃子保存会などの撮影は認められませんでした(涙)

しかしながら、「一般の部」で登場した皆さんの圧巻のパフォーマンスも、ゲストの方たちに見劣りすることない素晴らしいものでした。


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「一般の部」の太鼓演奏

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力強く太鼓を叩く演者


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カラフルな衣装にも注目

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演者が来ていた衣装の一部は佐伯さんのデザインによるものもあった

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演奏の合間には演者へのインタビューも行われる

また、「一般の部」の途中では、主催者の佐伯さんや津軽三味線奏者の飯田さんソーラン節パフォーマンス集団「宝」によるコラボ演奏が披露され、会場の雰囲気はさらにヒートアップしていきました。


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会場は観覧者の手拍子で大盛り上がり

そして「ゲストの部」ですが、それぞれのパフォーマーがこれまた圧巻の演奏を披露し、会場は大盛況となりました。

サエキ囃子保存会の演技では、ゲストの太鼓芸能集団「鼓童」、韓国太鼓奏者のチェさん、津軽三味線奏者の飯田さんらが加わって、サエキ囃子保存会と一緒に舞台上を狭しと太鼓を叩きながら輪を作っていました。

舞台には小さい太鼓奏者も登場し、会場全体をほっこりとさせてくれていました。

最後に、主催者である佐伯さんから「今回で10回を数えることとなり、これも偏に毎日美装をはじめとした多くの方たちの支えのおかげです」と感謝の言葉を述べられ、会場は盛大な拍手をもって終了となりました。

が、会場を後にするお客さんたちのために、サエキ囃子保存会らの人たちが会場の外で即興のパフォーマンスをしてお客さんを見送るという粋な計らいで夜が更けていきました。


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会場の外でパフォーマンスをするサエキ囃子保存会の方々

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パフォーマンスを多くの人が見届ける

余談ですが、「冬祭」はまさに春を告げるイベントかの如く、イベント当日の寒い天気とは打って変わって、次の日は春の陽気を思わせる天気となりました。

(謝辞)前回のインタビュー記事を含め、今回の取材を快諾頂いたサエキ囃子保存会の佐伯さんに御礼申し上げます。


記事:博士
博士@交野タイムズのこれまでの記事はこちら
ライター:katano_times katano_times


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