交野のお仕事図鑑! 中高生向き『カタノティーンズハローワーク』〜FILE:18 葬祭ディレクター(植竹さん)〜
『カタノティーンズハローワーク』!
↑こちらの記事では『カタノティーンズハローワーク』とは?についてご紹介させてもらいました。
カタノプロフェッショナル
現在、多くの子どもたちがネットや書類の情報から仕事を選んでいます。
【生活と職場】は切り離され、子どもたちは両親が現場でイキイキと働く姿を見ることも少なくなり、
【仕事=しんどい】というイメージを持つことも。
「大人になりたくない」
「働きたくない」
「楽してお金を稼ぎたい」
という声が聞かれることも多くあります。
そこで子どもたちに、地域でイキイキと働く人たちを知り、実際に接していくことで 働く喜びを知り、夢を描き、日々の経験を活かして将来の仕事につなげていくサポート「キャリア教育」へつなげていきたいとそんな思いをこめて、この活動が始まりました。
【生活と職場】は切り離され、子どもたちは両親が現場でイキイキと働く姿を見ることも少なくなり、
【仕事=しんどい】というイメージを持つことも。
「大人になりたくない」
「働きたくない」
「楽してお金を稼ぎたい」
という声が聞かれることも多くあります。
そこで子どもたちに、地域でイキイキと働く人たちを知り、実際に接していくことで 働く喜びを知り、夢を描き、日々の経験を活かして将来の仕事につなげていくサポート「キャリア教育」へつなげていきたいとそんな思いをこめて、この活動が始まりました。
カタノプロフェッショナルなひと達のお仕事図鑑はこちら↓
植竹 佑介
心から感謝されるこの仕事を誇りに思っています。
私は交野市在住、枚方市、交野市で葬儀社を経営している株式会社吉祥の植竹佑介と申します。私の会社は創業43年。私自身は2代目の社長です。
高1の夏休み。父から「アルバイトしにおいで!」と言われ近所の集会所へ。地域の方が大勢集まりお葬式を行っていました。裏方には、花屋さん、仕出し屋さん、ギフト屋さん、テント屋さん、司会者さん、派遣スタッフさん、バスの運転手さん、タクシーの運転手さん、霊柩車の運転手さんといった取引業者さんも大勢いて、その人達を取り仕切る父が私はとても格好良く見えました。それがこの仕事をする1番のきっかけです。仕事を覚えれば覚えるほど父の凄さ、偉大さを感じ、今でも尊敬しています。
父になぜこの仕事をしているの?と聞きましたら、「葬儀社に勤めていた時はお金に困った人を助けられなかったんや。だから自分で葬儀屋になろうと思ったんや」と。時にはお金に困っているご家族がいて、葬儀代が払えないお家もありました。それでも父は「大丈夫ですよ。しっかり一緒にお送りしましょうね」と、たった1人で葬儀を段取りしている事もありました。
もちろん経営としては大変な時もありました。支払いをしなければいけないのに集金ができない、何週間も仕事が無いなど。それでもギリギリになって仕事が舞い込んで来るのです。そんな時父はいつも言っていました。
自分でお葬式を担当するようになってからは、心から感謝されるこの仕事を誇りに思えるようになり、もっともっと頼りにされる人になりたいと、必死で勉強しました。
培う知識や経験、話し方や気遣いなど、学ぶべきスキルは尽きることがありません。
お葬式は100人100通り。全てのお葬式にドラマがあります。私達も必ずいつかは亡くなります。今生きている事は当たり前ではないという事を思いながら日々を過ごしてほしいです。
そして、いつでもどんな時でもポジティブに考えてください。その先は必ず自分や周りの人達の幸せに繋がります。
また、この記事を御覧になった大人の皆様、ぜひぜひまわりの中高生の人たちにお知らせください。
人生の選択肢について考えるとき、地元の大人がいきいきと仕事をしている姿も参考にしてもらいたいですね!
また、カタノティーンズハローワークでは、
地元、交野のプロフェッショナルな方、職人さん、専門職の方で、
地元の学校での職業講話、などへも出向いてくださるメンバーを募集されています。
「大人と話す機会が、私達の時代と比べてはるかに少なくなっている今だからこそ、将来欠かせない仕事についての身近な大人の話は、私はとても有意義な時間だと思っています。
自分の仕事を通して、交野の子ども達に語る事で未来の仕事への希望を感じ、今を頑張れる様お手伝い頂ける方募集しています!」
ビューティサロンモリワキ交野店森脇正子さん(カタノプロフェッショナル代表)宛にご連絡を。
072-891-9006