岩窟巡り&天孫降臨伝説で有名な磐船神社。千と千尋の世界にありそうなでっかい蛙がいる!
岩窟巡りが有名ですね。
今回は、 この磐船神社のご紹介です。
場所は、交野市から行くと国道168号線を奈良の方に向かい天野川トンネルの手前の交差点を右に曲がり、ログハウスが素敵な「おじいさんの古時計」を過ぎてしばらくすると左手に見えてきます。
10月下旬の磐船神社。
鳥居の横の樹木がほんの少し紅葉していました。
古来より神道家や修験道の行場として知られ、多数の巨石が形作る岩窟は或るところは広い洞窟を成し、或るところは人一人がやっとくぐり抜けられるような狭い穴のようになっており、中には天野川が流れ込み急流となり岩を削り、特別な行法を知らない人でも岩窟巡りをするだけでも行になると言われる所です。
この岩窟は拝観していただけます。
昔のままの姿を保つため、必要最低限の安全措置ですので拝観者には次のような事を守っていただきます。
1、行衣(しろたすき)着用の事(社務所で貸出)
2、滑りやすい靴はわらぞうりに履き替えます(同上)
3、年齢制限あり(10歳以上75歳未満)
4、飲酒後は不可
となっています。
(中での写真撮影なども禁止となっています)
御神殿の後ろに天野川が流れているのですが、そこにも巨岩がゴロゴロ。
ふと見たところにこんなものが、乗っていました。
石のカエル!
その向こうにも小型のカエルが2体。
引いてみるとこんな感じ。
このカエル達が、あまりにもリアルで今にも動き出しそうです。
この景色が、なんとなく「千と千尋の神隠し」の世界みたい!
そして、その向こうの巨岩には仏様が彫れていました。
こちら4体あるようです。
この岩の側面に仏様を彫ることを、考えただけで気が遠くなるなる気がします。
コツコツと時間をかけて、彫られてたのでしょうか。
こういった仏様を「磨崖仏」(まがいぶつ)と呼ぶのだそうですね。
神が宿るとされるような岩に彫られているそうです。
確かにこんなに大きな岩を見ていると、何か自然に対する畏怖のような感情が湧いてきます。
いつの時代からここにいるのか。
帰り際もカエルがしっかりと見送ってくれていました。
この川の周りには、紅葉がたくさんありましたので、あと1ヶ月もすると見事な紅葉が見れそうです。
記事:ひろちゃん
撮影:ひろちゃん
取材場所:磐船神社
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