交野市立第二中学校で3年ぶりに「二中ワンダーランド」開催

この学校の卒業生には、デザイナーや声楽家、ミュージシャン、さらには政治学者に至るまで多士済々な人たちがいます。
この「にちゅー」で、3年ぶりに「二中ワンダーランド」が開催されたということで取材に行ってきました。
イベントごとに催し物は変わるそうですが、今回は昔の遊びをテーマにしたそうです。

入り口には「大縁日」と書かれた大きな看板が掲げられる
また、以前交野タイムズの中でも紹介しましたが、「にちゅー」こと交野市立第二中学校は現在50周年イヤー中で、今回のイベントもその一環として開催されました。
1972年設立で50周年

二中の50年周年を記念したエンブレム
「二中ワンダーランド」は、学校創立30周年を記念するイベントして始められ、コロナ禍で2年中止された後、今年復活することとなりました。
ちなみに、こうしたイベントを始めたのは、交野では「にちゅーが最初」だそうです。
同イベントは、二中のPTAを中心に、学校関係者、さらに二中を支援する「親地の会」や「交仁会」などの地元組織によって行われたものです。

PTA関係者の方々

親地の会の方々は入り口での消毒やチケットの販売を担う
先述のように、今回のイベントのテーマは「昔の遊び」ということで、イベント会場には、1円落としや型抜きなどの昔の遊びや、ボールを的に投げるストラックアウトやパターゴルフなども行われていました。


型抜きに挑戦する子どもたち

パターゴルフの様子
食べ物を扱うブースには長蛇の列が

昔と違って、現在の学校はPTAはもとより、地域の組織などともこうしたイベント通じ交流を行っていることがわかりました。
それを確認するべく、交野市立第二中学校の大塚弘治校長先生、交野市立第二中学校PTAの割石会長、同役員の林さんにお話を伺いました。

まず、3年ぶりのイベント開催ということで、これまで様々な制約のある中でのイベントとは違い、活気に満ちたイベントになったことについて伺いました。
大塚校長先生
「コロナ禍でここ2年はイベント開催に関し様々な制約がありましたが、ようやくそれも落ち着きを見せるようになり、今年はリスタートの年、すなわちいろいろなことを元へ戻す一年だと位置づけております」。
大塚校長先生曰く、二中は今年を「リスタート」の年と位置付け、体育祭や11月開催予定の合唱祭を例年通りの形で開催するとのことです。
割石PTA会長
「昨年に続き、学校創立50周年記念の一環として今回のワンダーランドの企画を行いました」。
「コロナ禍でも子どもたちの記憶に残るものにしたいと、学校や地域の皆さんの協力で開催することができました」。
大塚校長先生
「学校は決して学校のみで成立するのではなく、PTAの皆さんや地域の方々の協力が不可欠です」。
「二中校区は倉治、郡津からなっていますが、学校にかかわる保護者さんのみならず地域の皆さん実に協力的です」。

「顔見知り同士のつながりが、子どもたちに安心を与え、子どもたちの健全育成に大きな役割を果たしているのではないかと考えます」。
筆者が通っていたころは、地域とのつながりやPTAが率先して何かをしていたということはあまり感じなかったのですが、大塚校長曰く「昔は子どもたちの見えないところで活動されていました」が、今は学校、PTA、地域の顔なじみが、顔が見える形で協力しあって学校を支えるという新しい学校のかたちとなっていることに気づかされました。
大塚校長先生
「学校関係者として、PTAや地域の皆さんにご協力いただけるのは大変ありがたいと思っています」。
校長先生のお言葉からも、二中が地域のみんなに愛されている学校であることがわかります。
林PTA役員
「合唱祭など二中独自のイベントは、コロナ禍により規模を小さくして行わなくてはならず、保護者としても、PTAとしてもとても残念な思いでいっぱいでした」。
「ようやくイベントもみんなが集まる形でできるようになり、PTAの皆さんも頑張ってくれています」。

本来PTAの役員は1年ごとに交代するので、ワンダーランドのようなイベントを開催するノウハウを継承していくのが大変らしいのですが、二中の場合は、学校や地域などが関わることでお互いを補い合うような関係を築き、様々なイベントの開催をしているそうです。
ワンダーランドのためにから揚げを注文していた幾野にあるお店が9月末で突然閉店してしまい、すこし翻弄されたようですが、当日は好天にも恵まれ無事に終えることができたそうです。
(謝辞)今回、インタビューを快諾頂いた大塚弘治交野市立第二中学校校長、割石充PTA会長、そして林PTA役員にあらためて感謝申し上げます。
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記事:博士
博士@交野タイムズのこれまでの記事はこちら
それを確認するべく、交野市立第二中学校の大塚弘治校長先生、交野市立第二中学校PTAの割石会長、同役員の林さんにお話を伺いました。

インタビューの様子
まず、3年ぶりのイベント開催ということで、これまで様々な制約のある中でのイベントとは違い、活気に満ちたイベントになったことについて伺いました。
大塚校長先生
「コロナ禍でここ2年はイベント開催に関し様々な制約がありましたが、ようやくそれも落ち着きを見せるようになり、今年はリスタートの年、すなわちいろいろなことを元へ戻す一年だと位置づけております」。
大塚校長先生曰く、二中は今年を「リスタート」の年と位置付け、体育祭や11月開催予定の合唱祭を例年通りの形で開催するとのことです。
割石PTA会長
「昨年に続き、学校創立50周年記念の一環として今回のワンダーランドの企画を行いました」。
「コロナ禍でも子どもたちの記憶に残るものにしたいと、学校や地域の皆さんの協力で開催することができました」。
大塚校長先生
「学校は決して学校のみで成立するのではなく、PTAの皆さんや地域の方々の協力が不可欠です」。
「二中校区は倉治、郡津からなっていますが、学校にかかわる保護者さんのみならず地域の皆さん実に協力的です」。

大塚弘治交野第二中学校校長
「顔見知り同士のつながりが、子どもたちに安心を与え、子どもたちの健全育成に大きな役割を果たしているのではないかと考えます」。
筆者が通っていたころは、地域とのつながりやPTAが率先して何かをしていたということはあまり感じなかったのですが、大塚校長曰く「昔は子どもたちの見えないところで活動されていました」が、今は学校、PTA、地域の顔なじみが、顔が見える形で協力しあって学校を支えるという新しい学校のかたちとなっていることに気づかされました。
大塚校長先生
「学校関係者として、PTAや地域の皆さんにご協力いただけるのは大変ありがたいと思っています」。
校長先生のお言葉からも、二中が地域のみんなに愛されている学校であることがわかります。
林PTA役員
「合唱祭など二中独自のイベントは、コロナ禍により規模を小さくして行わなくてはならず、保護者としても、PTAとしてもとても残念な思いでいっぱいでした」。
「ようやくイベントもみんなが集まる形でできるようになり、PTAの皆さんも頑張ってくれています」。

大塚校長先生(左)、割石PTA会長(中)、林PTA役員(右)
本来PTAの役員は1年ごとに交代するので、ワンダーランドのようなイベントを開催するノウハウを継承していくのが大変らしいのですが、二中の場合は、学校や地域などが関わることでお互いを補い合うような関係を築き、様々なイベントの開催をしているそうです。
ワンダーランドのためにから揚げを注文していた幾野にあるお店が9月末で突然閉店してしまい、すこし翻弄されたようですが、当日は好天にも恵まれ無事に終えることができたそうです。
(謝辞)今回、インタビューを快諾頂いた大塚弘治交野市立第二中学校校長、割石充PTA会長、そして林PTA役員にあらためて感謝申し上げます。
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記事:博士
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実行委員会の広報担当(19期)です。
二中ワンダーランドは、PTAと地域の方々共催の、二中在校生と地域の子どもたちのためのお祭りです(*^^*)
昨年が創立50周年ということもあり、同窓会のように卒業生にもお声をかけることができればとのご意見もありましたが、コロナ禍ということもあり、元通りの開催が精一杯でした💦
現在、実行委員会の活動はFacebookページで発信中ですので、ぜひフォロー方お願いいたします。
ちなみに、私が現役の時にはなかった行事でして、毎年、第二もしくは第三土曜日のお昼からの開催が通例です。(中2年明けて、通例に戻すことが出来ました。)