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大阪府交野市のローカル情報がめっちゃある!

合計5基の石灯籠が並ぶ交野市寺の「寺灯篭の辻」は江戸時代にできたものみたい!

交野市寺地区にある「寺灯篭の辻」という史跡をご存知でしょうか?

寺灯篭の辻
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大阪府立交野高校の横を山に向かっていくと「かいがけの道」へと続き、その途中にあります。

寺地区のこの辺りも、昔ながらの雰囲気もありとても風情のある街並みです。

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寺灯篭の辻

合計5基の石灯籠が並んでおり、京都市の愛宕山の名が刻まれたものが2基、奈良市の二月堂の名が刻まれたものが1基、長岡京市の柳谷観音の菜が刻まれたものが1基、判読不明なものが1基あります。

有名な寺社に参拝するために結成された講(こう)という集団があります。

これらの石灯籠も江戸時代に各寺社の講(こう)によって建てられたものとみれらています。

寺地区・かいがけの道保存会

 と案内看板に書かれています。

 愛宕山といえば、京都市内でも西に位置し、山頂に愛宕神社がある山。

 二月堂というば、奈良東大寺の二月堂ですよね。

3月に行われる二月堂のお水取りの「修二会」の大きな松明で御堂の周りを回る様は、毎年テレビでも取材されていていますね。

柳谷は、柳谷観音と書いてあります。

どこかで聞いたような気がすると思ったら、柳谷観音は、最近Instagramでよく見かける「花手水」で有名なところです。

今でも信仰されている有名なところですが、江戸時代の寺地区の人々も憧れていたのでしょうか。

そのころは、今よりも交通の手段が少なく、きっと徒歩か馬。

お参りに行けるのは一生に一度だったのかも。

こうして石灯篭にして思いを馳せていたのかもしれないですね。








撮影:ひろちゃん
取材場所:交野市寺地区
ひろちゃんのこれまでの記事はこちら
 
ライター:katano_times katano_times


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