交野市長選挙、新人の山本けい候補が現職破り当選
(写真は山本けい候補のFacebookページより引用)
8月28日(日)からおこなわれた今回の交野市長選。
現職の黒田氏には自民・公明・立憲民主・国民民主の政党の推薦がつき、連日政党からの応援もあり組織の動きがすごかったように感じます。
一方、当選した山本けい氏の陣営は、市民連合のような雰囲気で手作り選挙感も伝わってきたように思えます。
下高原氏については、オンライン配信などもされご自身の想いを届けていらっしゃいました。
その結果、交野市長選挙2022の投票結果は、
当日有権者数:64,247人
投票者数:31,714人
投票率:49.36%
で各人の投票数は、
山本けい 氏 ・・・15,816票
黒田 実 氏 ・・・14,895票
下高原 正男氏 ・・・457票
という結果となり、山本氏が921票差で黒田氏を破り当選。
黒田氏は3期目への挑戦として「全力で交野を一歩前へ」というスローガンで、2期目までで行ってきた小中一貫校の建設、星田北の開発、それから新しく交野市役所移転や寺向田地域の開発、子育て救育などについても訴えていました。
一方、山本氏は、府議・市議を経て市長選へ挑み前回挑戦するも黒田氏に負けていましたが、「市政刷新、みんなでつくるみんなの交野」をスローガンに小中一貫校建設の見直し、市役所や青年の家移転はさせない、公共施設は新築ではなく改修で市の負担を抑制、そのお金でコミュニティバスや子育世代や高齢者へのサポート、地域みんなでつくるまちづくりを掲げ当選されました。
山本 けい (42歳)
「市政刷新 みんなでつくる みんなの交野」
無所属
開智幼稚園、岩船小学校、交野市立第4中学校、大阪桐蔭高校、
和歌山大学経済学部、大阪大学大学院経済学部
学生ITベンチャーを起業、信金中央金庫、野村證券
天野が原町連合自治会副会長、天野が原町1・5丁目自治会長
大阪府議会議員、交野市議会議員
フェイスブック / Twitter / Instagram / YouTube / ブログ(アメブロ)
今回の選挙では、ゆうゆうバスの廃止や学校の統廃合、市庁舎移転の話などについての地域の声も大きかったように見受けられました。
また、田畑がどんどんなくなってきている街並みの変化についても交野らしさが保たれるようなまちづくりへの期待も出ていた選挙だったという印象もあります。
市長の任期は、今月9月18日からとのこと。