7/23(土)私市を太鼓をたたきながら練り歩く「虫送り祭」が今年もある!サエキ囃子保存会の佐伯さんにインタビュー。
太鼓の音には
古くから厄払いの力があると
信じられてきました
疫病退散
そして五穀豊穣を願い・・・
虫送り祭
古くから厄払いの力があると
信じられてきました
疫病退散
そして五穀豊穣を願い・・・
虫送り祭
虫送り祭とは
練り歩きの郷土芸能を私市に・・・
の思いで、サエキ囃子保存会が始められた取り組みです。
「自粛の空気が広がる中、老若男女すべての人に、少しでも
楽しみとワクワクを提供したい」との思いで
新しく郷土芸能を立ち上げました」
とのことでしたが、今年もあります!
7月のある日、練習をのぞかせてもらいました。
場所は星の里いわふね。
(大太鼓がでーんとありました)
若い方やお子様の姿も見られました。
23日(土)の本番では、今回は子どもメンバーも参加できそうとのことです。
センターにおられるのがサエキ囃子保存会代表の佐伯さん。
メンバーのみなさん、身体100パーセントでリズムを刻んでいるのが、空気で伝わってきます。
ダンス(動き)と太鼓の演奏がもはや融合しているかのような印象を受けました。
休憩時間も、笛の合わせ練習があったり。
音とリズムが熱く響いてくるこの感じは、画像や動画や文章では伝えきれない気もします。
本番を、ぜひ記事をご覧のみなさんにも「見て聴いて感じて」もらいたいと思いました。
そして、佐伯さんにお話をお伺いしてみました!

よろしくお願いします!
コロナで舞台活動がストップしたことが、スタートでした。
お客さんを集めて演奏するのが、コロナ前の主流だったんですが、そうじゃないスタイルで和太鼓ができたらと模索するようになりました。
いろいろな芸能活動の発表の場がなくなっていきましたもんねー。
がらっとスタイルを変える動きをとられようとされてたのですね。
二十代の頃、新潟の佐渡ヶ島に行き、地元の芸能である「鬼太鼓」にふれたのも、大きなきっかけとなりました。
『郷土芸能』って、つくるものというより、何百年も前からその土地にあり続けたもの、っていうイメージですが、それをつくるということ…壮大ですね!
はい。いろんな『郷土芸能』もそれを作ったひとがいるわけで、じゃあ「つくってもいいのでは?」となりました。
確かに!誰かが作ったはず!
もうひとつのきっかけなんですが、
『芸能』って災いなどがあったとき「神様なんとかしてください」ってスタートするものがいっぱいあるんです。

がらっとスタイルを変える動きをとられようとされてたのですね。
二十代の頃、新潟の佐渡ヶ島に行き、地元の芸能である「鬼太鼓」にふれたのも、大きなきっかけとなりました。
その土地の持つ「郷土芸能のエネルギー」によって、地域のひとたちがつながっているのをすごく感じたんです。
その時から「郷土芸能をつくりたい」という思いが始まりました。

はい。いろんな『郷土芸能』もそれを作ったひとがいるわけで、じゃあ「つくってもいいのでは?」となりました。

もうひとつのきっかけなんですが、
『芸能』って災いなどがあったとき「神様なんとかしてください」ってスタートするものがいっぱいあるんです。

一緒に始めた韓国の太鼓奏者のひとと『完成されたものを今作るのではなく、100年後に「なんかこうかな?」というのが残っていたらいいな』と話しています。
(伝統芸能の伝承に取り組む佐伯さん)

わたしなんて、せいぜい2、3日後のことしか考えられない…
今はこのリズム、この舞い、この笛のメロディー、この唄。
今後変わっていってもいいんです。
祭りの時に「リズムが叩けない」「笛がちゃんとならない」「あってない」とか、そのレベルでは今は考えていません。
今出来ることをやって、将来的にサエキ囃子保存会の虫送り祭が完成されたものになればいいなと思ってます。
おおお〜
まさに「伝承」ですね。
ひとが代わっても、伝えられていく、長期プラン!
歴史や伝統芸能ってそうやって出来ていくのですね〜
そうなんです。その先も見つめています。
そして、私市太鼓のリズムは7拍子なんです。
わあ〜。リズム感ないので、全く気づきませんでしたが、それもその土地の伝統なのでしょうね。
あと、太鼓って、聴いてたらなにかこう内側から沸き起こってくる感覚があって、お祭りの時などのワクワク感が、昨年の虫送り祭で感じられて、とても嬉しい気持ちになりました。
わあ、それは嬉しいです。
今回は、子どもも入ってもらい、練習をつんできています。

まさに「伝承」ですね。
ひとが代わっても、伝えられていく、長期プラン!
歴史や伝統芸能ってそうやって出来ていくのですね〜
そうなんです。その先も見つめています。
そして、私市太鼓のリズムは7拍子なんです。
4拍子や8拍子など、偶数の拍子が多いんですが、なぜか私市太鼓は7拍子。
珍しいことなんです。
珍しいことなんです。

あと、太鼓って、聴いてたらなにかこう内側から沸き起こってくる感覚があって、お祭りの時などのワクワク感が、昨年の虫送り祭で感じられて、とても嬉しい気持ちになりました。
わあ、それは嬉しいです。
今回は、子どもも入ってもらい、練習をつんできています。
太鼓たたきながら舞うという、あるていど身体の使い方ができてないとできない難しいこともしています。
練習を拝見した時、伝統芸能なのに、どこか新しい感じもしたのは、それかもしれませんね。
みなさんかっこよかったです。
「ただ太鼓たたいて歩く」ということを、年に一回させてもらえたら、というシンプルなものですが、将来的には、交野の他の地区にも広まっていけたらおもしろいなと思っています。
ほんと、若いひとや子どもたちへの「継承」、佐伯さんの大事なミッションですね!
でも、技術だけではなく、暑さのこと、コロナのこと、などなど様々なことを並行して考えていかれて、大変なことですね。
しばらくは、純粋に佐伯さんが太鼓をたたくことだけを楽しむことからは、遠のくかもしれませんが、伝統芸能を作り出すという大きなこと、次の時代のためにも頑張っていってもらいたいです。
はい!「伝えていく」ということ、「なぜ太鼓を叩くのか」など、サエキ囃子保存会のみんなともいろいろいつも話し合っています。
また、23日(土)こども記者が取材させてもらうと思います!
どうぞよろしくお願いします。
※虫送り祭のスタートのあたりをこども記者さんに取材してもらう予定です。
詳細こちら。
(まだ、募集枠オッケーですのでぜひぜひ)

みなさんかっこよかったです。
「ただ太鼓たたいて歩く」ということを、年に一回させてもらえたら、というシンプルなものですが、将来的には、交野の他の地区にも広まっていけたらおもしろいなと思っています。
だんじりが他の地区にあるように。

しばらくは、純粋に佐伯さんが太鼓をたたくことだけを楽しむことからは、遠のくかもしれませんが、伝統芸能を作り出すという大きなこと、次の時代のためにも頑張っていってもらいたいです。
はい!「伝えていく」ということ、「なぜ太鼓を叩くのか」など、サエキ囃子保存会のみんなともいろいろいつも話し合っています。

どうぞよろしくお願いします。
※虫送り祭のスタートのあたりをこども記者さんに取材してもらう予定です。
詳細こちら。
(まだ、募集枠オッケーですのでぜひぜひ)
(2022年の虫送り祭りチラシより)
(2022年の虫送り祭り・予定ルート)
取材協力:サエキ囃子保存会 佐伯さんとみなさん
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