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【カタノテツ】交野の鉄道ものがたり:file.18 交野線の七夕伝説『織姫と彦星』

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交野を走る鉄道のことを、新旧おりまぜながら、『明円勝(Masaru Myoen)さん』と、時々『駐在員さん』の写真等のご協力により紹介しております。

今回は『明円勝(Masaru Myoen)さん』によるカタノテツです。


カタノテツfile.18

交野線の七夕伝説 『織姫と彦星』



京阪電車2003年9月のダイヤ改正で、『おりひめ』『ひこぼし』の列車愛称が誕生しました。
交野線から京阪本線大阪方面直通列車は通勤通学時間帯に設定され、5連の1900系2600系がその活躍の場を得ました。

おりひめ 
私市発淀屋橋行き K特急 
ひこぼし 
天満橋発私市行き 準急 

『おりひめ』について元特急車両の1900系が充当され、ひょっとして鳩マークが掲出されるのかと思いきや、方向幕仕様の関係で2600系がその仕業を担うことになり、ファンとしては少し残念がったものでした。 



2004年6月10日 
枚方市5番ホーム
2600系 淀屋橋行きK特急
おりひめ

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▲私市から交野線を乗客をひらいながら枚方市5番ホームに着いた『おりひめ』は、淀屋橋に向けて本線を飛ばします


2003年10月22日  
枚方市5番ホーム
1900系 私市行き準急
ひこぼし

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▲ファンはいつか特急塗装の1900系が鳩マークを付けて、『おりひめ』仕業に入ることを夢見ました。



2003年10月22日
枚方市5番ホーム
1900系 私市行き準急 
ひこぼし

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▲『おりひめ』『ひこぼし』の愛称は、交野線から本線直通定期列車として、これ以上無くお似合いでした。


写真/文:明円勝さん

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0_お菊
お菊のひとこと交野は七夕伝説ゆかりの地でもあります。
京阪電車の『おりひめ』と『ひこぼし』は、それもあいまって、地元ならではの列車としても親しまれていたのではないでしょうか。

淀屋橋行きK特急 おりひめ」は、交野線から乗車して(座れる確率高し)そのまま淀屋橋方面まで行けるという、淀屋橋方面に向かう交野線利用者にとっては夢のような列車でした。

また「私市行き準急 ひこぼし」は、そのまま乗り換えなしで、大阪市内から交野線の駅まで帰られる、これまた夢のような列車でした。

夢がずっと続けばいいのに…と多くの人が思っていたことでしょう。

今日は七夕!
かつての京阪電車の『おりひめ』と『ひこぼし』も思い出しながら、ふたりが天の川であえるよう願いましょう。

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(2012年撮影)


『カタノテツ』バックナンバーはこちらから↓




  明円勝さん(Myoen Masaru)プロフィール


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1956.1.25生まれ
大阪府守口市出身
大阪工業高等専門学校 機械工学科卒
音楽好き、淡水魚好き、鉄道好き


記事:お菊
撮影:明円勝さん
お菊過去記事はこちら

ライター:katano_times katano_times


 コメント一覧 (1)

    • 1. ツルタロウ
    • 2022年11月28日 08:12
    • 5 現在、特急や快速特急、快速急行に、プレミアムシート付きで、運行されている3000系列車が、デビューした頃に、中間車を抜いて、5両編成にして、七夕の臨時特急『おりひめ』で、一度だけ運転されました!?
      1900系の特急色と、普通列車色が、『おりひめ』と『ひこぼし』で、並んでいたのも、良い想い出です。

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