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大阪府交野市のローカル情報がめっちゃある!

交野のお仕事図鑑! 中高生向き『カタノティーンズハローワーク』〜FILE:11 農家(大矢さん)〜

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『カタノティーンズハローワーク』!



↑こちらの記事では『カタノティーンズハローワーク』とは?についてご紹介させてもらいました。

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カタノプロフェッショナル

現在、多くの子どもたちが大学に行きネットや書類の情報から仕事を選んでいます。

多くの場合【生活と職場】は切り離され、子どもたちは両親が現場でイキイキと働く姿を見ることもなく、日々疲れて帰宅する姿を見ているうちに、

【仕事=しんどい】というイメージが定着し

「大人になりたくない」
「働きたくない」
「楽してお金を稼ぎたい」

という声が聞かれることも多くあります。

そこで子どもたちに、地域でイキイキと働く人たちを知り、実際に接していくことで 働く喜びを知り、夢を描き、日々の経験を活かして将来の仕事につなげていくサポート「キャリア教育」へつなげていきたいとそんな思いをこめて、この活動が始まりました。

カタノプロフェッショナルなひと達のお仕事図鑑はこちら↓



第11回目のお仕事図鑑
紹介させていただきます!

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FILE:11

「農家」
大矢 耕平

ずっと住んでいたい街にできるよう農業で奮闘していきたい。

 私は、交野市で生まれ交野の小中学校を卒業、その後、大阪府立淀川工科高等学校へ。高校では吹奏楽部に入っていました。

 そして農業作物へ自然被害が生じた際に国の保険制度で災害補償する『農業共済組合』に就職しました。

 私の家は自分たちで食べる程度のお米をつくる農家でもありました。幼少期から田んぼに行くのが大好きでした。やがて、趣味や遊びを楽しむ生活に変わり、家のお米づくりはそっちのけになりました。


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 大きく心を動かされた出来事は「東日本大震災」。何一つ手を貸すことができない自分に失望感しかなかったのです。困難が起きてからでは遅い。何か役に立たないと、と「起業」を胸に抱き農業を始めます。交野市でトマトの生産をして4年が経つ頃です。

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 生産したトマトは市場へは流さず、地域の人たちで食べて消費してもらう「地産地消」で販売。食は新鮮さが大切です。一番美味しい状態で食べてもらうことができます。

 日本は国民の9割が「農業が仕事」であった時代から、逆転した人口構造に変わっています。レストランや飲食店で様々な料理がいつでもどこでも食べられる時代になっているのはなぜでしょうか。それは皆さんがそれぞれに考えていただくことをオススメしています。

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 農業もテクノロジーは進化した時代に入っています。しかし、今は高齢化や後継ぎが居ない農家さんが多く「農業をする人」が急激に減っているのが現状です。今、土を耕したり、収穫するのは機械がやってくれます。次は人間に代わるロボットが現れようとしています。  

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 私は今、会社の社長であり、農家でもあります。なぜこの交野市を選んで起業して農業を始めたのか。まず、地元を大切に想う気持ちから。次に、この街の農業こそが日本の新しい時代の農業を切り拓いていくと考えているから。最後に、この街をおもしろくしたいから。

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 自分の人生を楽しく過ごすために「身近な場所を忘れがち」になっていました。まず身近の可能性を考えたのが私の地元での起業のきっかけかもしれません。トマトを買ってくれたお客様と「交野小学校を卒業した」というだけで意気投合して、話が盛り上がれるのは、これからもこの地域の農業を発展させていく良い糧になります。若い人を中心に様々なおもしろい発想を持ち合い、ずっと住んでいたい街にできるよう農業で奮闘していきたいと思っています。


農家への道必要な資格:
○とくに資格や学歴は必要ではありませんが、土づくりのコツから販売戦略の立て方まで、さまざまな知識が必要。

○農業高校や農業大学校や民間の専門学校の農業コースに進学という道もあります。

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株式会社アローズファーム
大阪府交野市私部1-2-16

↓株式会社アローズファーム・公式ページ


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また、この記事を御覧になった大人の皆様、ぜひぜひまわりの中高生の人たちにお知らせください。

人生の選択肢について考えるとき、地元の大人がいきいきと仕事をしている姿も参考にしてもらいたいですね!

また、カタノティーンズハローワークでは、

地元、交野のプロフェッショナルな方、職人さん、専門職の方で、

地元の学校での職業講話、などへも出向いてくださるメンバーを募集されています。

大人と話す機会が、私達の時代と比べてはるかに少なくなっている今だからこそ、将来欠かせない仕事についての身近な大人の話は、私はとても有意義な時間だと思っています。

自分の仕事を通して、交野の子ども達に語る事で未来の仕事への希望を感じ、今を頑張れる様お手伝い頂ける方募集しています!」

ビューティサロンモリワキ交野店
森脇正子さん(カタノプロフェッショナル代表)宛にご連絡を。
072-891-9006


記事:お菊
取材先:カタノティーンズハローワーク、農家・大矢 耕平さん
記事中写真:カメラマンしらいちゃん
お菊過去記事はこちら



ライター:katano_times katano_times


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