【カタノテツ】交野の鉄道ものがたり:file.16 交野線を走った6000系
交野を走る鉄道のことを、新旧おりまぜながら、『明円勝(Masaru Myoen)さん』と、時々『駐在員さん』の写真等のご協力により紹介しております。
今回は『明円勝(Masaru Myoen)さん』によるカタノテツです。
カタノテツfile.16
交野線を走った6000系
車体の設計を根本的に見直し、アルミ車体3扉通勤車両として登場した6000系は、京阪電車として画期的な車両でした。
その後6000系の実績は7000系 7200系 8000系 9000系 10000系迄影響を与えました。
その後6000系の実績は7000系 7200系 8000系 9000系 10000系迄影響を与えました。
1983年3月27日
河内森 - 交野市
1983年12月4日 京阪電鉄は当時大手私鉄14社の中で、最後に1500V昇圧を果たしました。
7連で新造された6006~6011の6編成は、昼間車庫でパンタを降ろし、最終列車が走った後に架線電圧を1500Vに切り替えて、他の複電圧車に交じって試運転を実施しました。
4連の6000系は中間車3両を挟んで7連とし、11編成が本線仕業につきました。
この頃交野線では複線化工事たけなわで、この区間は既に下り線に架線が張られていますが、私市行き列車は現在の上り線を走っています。
1500V昇圧後新造された6012編成は、600V時代と異なり両端のMc車間を引き通し、T車を2両挟みんだ編成で活躍しました。
現在全編成が8両固定編成となった6000系は、交野線に入線することは出来なくなったので、これが最後の4連姿となりました。
現在全編成が8両固定編成となった6000系は、交野線に入線することは出来なくなったので、これが最後の4連姿となりました。
2021年4月21日
枚方市駅 3番線進入
枚方市駅 3番線進入
6057 8連 当駅始発 普通 中之島行き
塗装変更により随分印象が変化しましたが、登場以来39年間走り続けた6000系は、順次更新工事が進められ今後も8連の主役として頑張り続けてくれることを願います。
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明円勝さん(Myoen Masaru)プロフィール
撮影:明円勝さん
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