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交野のお仕事図鑑! 中高生向き『カタノティーンズハローワーク』〜FILE:10 教師(森本さん)〜

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『カタノティーンズハローワーク』!



↑こちらの記事では『カタノティーンズハローワーク』とは?についてご紹介させてもらいました。

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カタノプロフェッショナル

現在、多くの子どもたちが大学に行きネットや書類の情報から仕事を選んでいます。
多くの場合【生活と職場】は切り離され、子どもたちは両親が現場でイキイキと働く姿を見ることもなく、日々疲れて帰宅する姿を見ているうちに、

【仕事=しんどい】というイメージが定着し

「大人になりたくない」
「働きたくない」
「楽してお金を稼ぎたい」

という声が聞かれることも多くあります。

そこで子どもたちに、地域でイキイキと働く人たちを知り、実際に接していくことで 働く喜びを知り、夢を描き、日々の経験を活かして将来の仕事につなげていくサポート「キャリア教育」へつなげていきたいとそんな思いをこめて、この活動が始まりました。

カタノプロフェッショナルなひと達のお仕事図鑑はこちら↓



第10回目のお仕事図鑑
紹介させていただきます!

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FILE:10

「教師」
森本 まどか

一人ひとりを育て、磨いて輝かせる「人育て」の仕事です。

 私は、この春まで、40年間教師をしていました。交野市在住の森本まどかといいます。

 私は、小学生のころから、小さい子を教えることが得意だったようです。大きくなってから親から聞いた話ですが、近所の不登校だった子どもに寄り添い勉強を教え、話を聞いてあげたことで、その子は長い不登校から学校へ行けるようになったそうです。

 私自身、小学校の頃のことで忘れていたのですが、そんなことから、親からも教職を勧められ大学に進んだのです。

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  私の教師人生にとってとっても幸運だったことは、40年前に初めて赴任した小学校の先輩教師の方々がとても教育熱心で、子どもにしっかりと寄り添い、また、家庭にも寄り添う思いの強い方が多かったことです。私はこの学校で、教師はどうあるべきかを学びました。

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  子どもの将来の幸せを常に心にとめて、今、目の前にあるそれぞれの子どもが抱える問題を解決していくために学校の教師皆で協力し合い助け合っていたように思います。子どもは、善かれ悪かれそれぞれの家の事情を背負って学校へ来ています。

 家庭のせいにするな、自分たちにはその子のために何ができるか、を考えていかなければならない。そう教えられて行動することは、実際とても大変なことが多かったのですが、それだけに子ども達の笑顔が戻った時のこみ上げる嬉しさは、例えようのないものでした。

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  また、私が教師生活で大変だけれど楽しんだことは、授業のための準備です。自分なりの工夫を入れてどうしたらわかりやすく子ども達が授業に前向きになり、解決してくれるか、そこをとても考えました。
 
 そうすると、子ども達の中には大人には思いつかない素晴らしい発想を発揮する子が出てくるのです。そのような時に、教師のやりがいをとても感じることができました。

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 今、皆さんを直接教えている先生方は、子ども達に向かう時間が以前のようにしっかり取れないくらい他にやらなくてはいけないことがたくさんあります。そのような中でも、きちんと真正面から一人ひとりの子どもに向き合おうと頑張っている先生方がいます。

 教師は素晴らしい仕事です。なぜなら、「未来」を創っていく一人ひとりを育て、磨いて輝かせることができる「人育て」の仕事だからです。特に幼児教育、初等教育は大切だと思います。

 この交野市から、将来の素晴らしい教育者がたくさん育つことを心より願っています。


教師への道必要な資格:
○教員免許の取得が必要です。大学などで教職課程を履修し、指定された単位を取得したり、教育実習が必要。

○教員採用試験に合格し、採用されることが必要です。公立の学校教員になるには、各地方自治体で実施している試験を受ける必要がある。
また、私立の学校教員を目指す場合は、教員免許を取得した上で、各私立学校の採用選考を受けます。

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また、この記事を御覧になった大人の皆様、ぜひぜひまわりの中高生の人たちにお知らせください。

人生の選択肢について考えるとき、地元の大人がいきいきと仕事をしている姿も参考にしてもらいたいですね!

また、カタノティーンズハローワークでは、

地元、交野のプロフェッショナルな方、職人さん、専門職の方で、

地元の学校での職業講話、などへも出向いてくださるメンバーを募集されています。

大人と話す機会が、私達の時代と比べてはるかに少なくなっている今だからこそ、将来欠かせない仕事についての身近な大人の話は、私はとても有意義な時間だと思っています。

自分の仕事を通して、交野の子ども達に語る事で未来の仕事への希望を感じ、今を頑張れる様お手伝い頂ける方募集しています!」

ビューティサロンモリワキ交野店
森脇正子さん(カタノプロフェッショナル代表)宛にご連絡を。
072-891-9006


記事:お菊
取材先:カタノティーンズハローワーク、教師・森本まどかさん
記事中写真:カメラマンしらいちゃん
お菊過去記事はこちら



ライター:katano_times katano_times


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