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大阪府交野市のローカル情報がめっちゃある!

私部の郷土料理『けんちゃ』が入った「交野弁」!地元のお野菜たっぷり。『都市近郊農業』のチカラをみた!

交野弁!

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地元にゆかりのありそうな、その名前を聞いただけで、お?どんなお弁当なのだ?と気になりますよね!

以前、その開発の現場に潜入させてもらった記事はこちら↓



農林水産省の事業でもあるこの「BeNTOプロジェクト」

HPはこちら。


そして、実際にお弁当を作って、食べる会が開催されました。

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場所は、交野タイムズ編集部もある、私市駅前のたねtane。

「交野弁を食べよう

アローズファームさんと天ぷらてんさんが
コラボで開発監修された
交野産の新米をメインに
地元のお野菜で作られた「交野弁」。
地元の郷土料理「けんちゃ」もイメージ。
そんな「交野弁」を私市駅前たねtaneにて
予約制にていただく会、開催です。」


30食用意され、時間をわけて、30人の方が試食されました。

お菊@交野タイムズもいただきました!

交野弁
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おかずの奥のほうに見えますのが、開発ワークショップでも話題になっていた『けんちゃ』。

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白く見えるのは、お豆腐です。

私部で作られていた『けんちゃ』!

各家庭により入れるものとか、お味など、細かいところは違うようです。
(そんなところも郷土料理っぽい!)

こちらのYou Tubeでも紹介されていました↓


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ごはんには、『交野産ヒノヒカリ』が使われています。

上にのった『おじゃこ』がまた、ご飯と合ってる!

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地元のお野菜たっぷりのおかずたち。

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どれも、繊細に調理されていて、食がすすんじゃいます。

ぱくぱくイッキにたいらげました!

お弁当は、試食していただいた方から、アンケートをとらせてもらい、今後のお弁当開発に活かされるようです。

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こちらは、お弁当制作の料理人・てんぷら『てん』の出野さん。
(写真は、お弁当プロジェクトのHPより)

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ワークショップの時に天ぷら『てん』の出野さん↑

↓天ぷら『てん』オープンの時の記事



開発を担当されているアローズファーム大矢さん。
いちご狩り体験の記事はこちら↓



【生産者の想い】

今回交野市内で古くから作られているカブサトイモについてワークショップでも深掘りしました。

土が向いてるのか?気候があっているのか?等議論しました。

交野市には私部城(今はのこっていない)と言う城があり、その近辺だけに「けんちゃ」と言う料理が伝わっていて昨今の人にはなじみがないですが、その料理にカブ、サトイモが必ず入っていました。

その為に作られていたのでは?となりました。

今回のお弁当にもけんちゃを入れ、一度なくなった郷土料理を現代に復活させ都市農業の発展に繋げたいと思います。

(プロジェクトのHPより)


都市農業とは?

都市農業は、市街地及びその周辺の地域において行われる農業です。

消費地に近い利点を生かした新鮮な農産物を都市住民に届けるという重要な役割に加えて、農業体験等を通じて農業を理解する場の提供、災害時のオープンスペースの確保、都市形成(まちづくり)における緑地空間の提供という、多面的な役割をもっています。

消費者である都市住民にとって、一番身近にある農業が都市農業です。都市住民の食、暮らし、レジャーの入口になる農業が都市農業です。都市農業は、消費者である都市住民が関わることで完成されます。都市住民のみなさんも都市農業を構成するメンバーです。

(BeNTOプロジェクトホームページより)



お弁当は、大好評で、試食された方々から「美味しい」「お味が繊細」「お野菜たっぷりでヘルシー」などなどのお声が寄せられていました。

お弁当を通して、交野の農業、都市農業が発展し、交野の農作物がたくさん地元で食べられるようになると、わたしたち市民も、農業の方も嬉しい循環になりますね!

そんな『交野弁』。
地元で定期的に販売される日が待ち遠しいです。


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記事:お菊
撮影:お菊
お菊過去記事はこちら


ライター:katano_times katano_times


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