住吉神社のコインチェンジ事業、スタートして2週間で好評のうちに終了
以前、交野タイムズ内でご紹介させていただいた、交野市私部(きさべ)にある住吉神社でのコインチェンジ事業は、わずか2週間というスピードで好評のうちに終了したそうです。
私部 住吉神社のホームページで今回のコインチェンジ事業の詳細が掲載されています。
それによると、2月13日は、両替希望の参拝者が19名来られ、そのうち交野市内の方が8名と一番多かったようですが、遠くからは京都の八幡市から参拝に来られた方もいたようです。
続く、20日はさらに増え、両替希望の参拝者は28名いたそうです。遠方からは、京都の京田辺や宇治、奈良県生駒市、兵庫県芦屋市から来たという方もいらしたようです。
業種をみると、コンビニエンスストアの関係者が一番多かったようで、他にもお賽銭目的で個人の方が両替を希望されるケースもあったようです。
同プレスリリース内での神社関係者の13日についての所感では、
「(両替を希望された)19名の内、当神社に初めてお参りされた方が9名おられました。ご参拝のきっかけになればと思います」。
「(19名の内)5名の方は「参拝に使うため(お賽銭)に両替したい」という個人の方々でした」。
「思いもしなかったので関係者一同、驚きました」。
「お参りに来られた方々は「毎日お釣りの準備をするのが大変」とおっしゃっており、皆様喜んでおられました」。
と感想を述べられております。
プレスリリース
今後もコインチェンジ事業を続けるかについては、神社関係者で相談して決めるということです。
住吉神社での試みは、着実に他の地域にも広がりを見せているようです。
2月21日配信の産経新聞で、大東市にある、通称「野崎の観音さん」で知られる慈眼寺と、野崎参道商店街が協力して、コインチェンジ事業を行うということが紹介されていました。
昔から、神社や寺は、宗教施設としての役割はもとより、地域の人々が集まる「場」としての役割を果たしているところでもあります。
今回の住吉神社のコインチェンジ事業という新しい試みは、人が集まる「場」を提供する更なるきっかけとなったのではないでしょうか。
(謝辞)今回ご協力いただきました、住吉神社の関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。
記事:博士
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お賽銭に使いたいというのは私も驚きました。
このニュースに限らず 後日談を挙げてくださるとすっきりしていいですね。