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【カタノテツ】〈今昔比較〉交野の鉄道ものがたり:file.14 〈1970年と2022年の記録〉皆様の記憶は?

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交野を走る鉄道のことを、新旧おりまぜながら、『明円勝(Masaru Myoen)さん』と『駐在員さん』の写真等のご協力により紹介しております。

今回は『明円勝(Masaru Myoen)さん』によるカタノテツです。


カタノテツfile.14

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1970年6月
津田-河内岩船 一般府県道枚方大和郡山線の陸橋から
C11126 奈良運転所所属 993列車

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当時片町線の長尾-片町間は電化されていましたが、この頃はゆったりとしたダイヤであったので、国電ダイヤの中に引かれた貨物ダイヤは、C11の性能を持ってすれば余裕の走りだった様に思います。

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本機はC11型蒸気機関車2次型で、筆者が片町線で撮影することが出来た最若ナンバーでした。
3次型以後は貨物仕業を考慮し、軸重増加を図るために水タンクが増量されましたが、本機は水タンクの下縁が運転室と一直線で、スマート感がありました。
前照灯をLP-42に保っていた事も好みで、本機が仕業に入る事が楽しみでしたが、この撮影から約1年後の1971年5月4日付で廃車となりました。


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1969年 木津駅 992列車を牽引して来たC11126は、木津で解放されて奈良運転所まで単機回送となります。




50年後


今
2022年2月18日
府道7号枚方大和郡山線の源氏橋から
JR西日本 207系 クハ206-2005 S57+T20
網干総合車両所 明石支所所属 篠山口行き区間快速

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C11撮影から約50年、時の流れを強く感じます。
源氏橋から反対側を振り向くと今も第三倉治踏切の存在が分かります。

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津田駅上りホームからカメラのファインダーを覗くと、第一倉治踏切を通過して津田駅に進入して来る207系の背景に第二京阪道の姿が大きく見えました。

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写真/文:明円勝さん

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0_お菊
お菊のひとこと50年の時をまたいでの今昔比較。
まるでタイムトラベル!
写真をながめながら、それぞれ見るひとにより思いうかぶことは違っているんでしょうね。


『カタノテツ』バックナンバーはこちらから↓




  明円勝さん(Myoen Masaru)プロフィール


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1956.1.25生まれ
大阪府守口市出身
大阪工業高等専門学校 機械工学科卒
音楽好き、淡水魚好き、鉄道好き


記事:お菊
撮影:明円勝さん
お菊過去記事はこちら

ライター:katano_times katano_times


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