『天穂のサクナヒメ』(てんすいのサクナヒメ)というゲームソフトはご存じでしょうか。

FullSizeRender

”米は力だ!稲を育てて強くなる和風アクションRPG”『天穂のサクナヒメ』は、SwitchでもPS4でも遊べちゃうソフトです。

インディーゲーム開発チーム『えーでるわいす』が制作し、マーベラスから2020年11月に発売されたものなのですが、なんとコロナの巣ごもり需要も追い風になり、発売から2週間で世界累計出荷本数50万本を突破したそうです。

さらに2021年6月には100万本を突破!約半年で100万本!

100万本って数字を分かりやすく『100万本』と書いてますが、『1,000,000本』ってことですよね。

いや、いったい幾つゼロがならぶねん!と数えたくなります。

このゲームは稲作を忠実に再現されているそうで、農業の業界紙である日本農業新聞でも取り上げられたそうですよ。

ちなみにインディーゲーム開発チーム「えーでるわいす」代表のなるさんは枚方ご出身だとか。

また、一般社団法人コンピューターエンターテインメント協会主催の日本ゲーム大賞の2021年優秀賞を受賞。

優秀賞には、「桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~」や「モンスターハンターライズ™」などゲームをまったく知らないひろちゃん@交野タイムズでも聞いたことのある有名なゲームが受賞されています。



そんなゲームと交野とどこに接点があるのかと思うでしょ?

あるんですよこれが。

それはゲームに流れているです。

ゲームの中の音というと登場人物の声だったりBGMはすぐ浮かぶと思いますが、夏に鳴く蝉の声だったり、秋の虫の声だったり、人の歩く足音だったり、対戦してるときの「ビシ!バシ!」という音、水の流れる音などいろんな状況を表してくれる『音』があります。

こういった『音』のことを『効果音』というそうです。

例えば、こちらのサクナヒメのWebCM【米づくり】編


この中で夏の場面で蝉が鳴いているのが分かりましたか?

稲刈りの時期に秋によく聞く虫の声が聞こえたのを気づきましたか?

蝉の声で「あ~夏なんだ」と思えてくるのでこの『効果音』はとても大事ですよね。

また、こちらのWebCM【アクション】編


こちらの動画内のアクションシーンでのバトル時のヒット音「ビシ!バシ!」と刀が当たる音があるのですが、これも『効果音』でどんな刀なのか音で判断できたりしますよね。

これを制作された方が、実は交野の方。

OGAWA SOUND小川哲弘さんです。

オガワサウンドさん!
小川写真

小川さんは、『効果音』のスペシャリスト。

いろんな音を自分で作ったり、録りに行ったりしています。

1つ目の動画内の蝉の声、実は交野市内某所の蝉の声。

小川さんが音を録りに行ったそうです。

また、秋を感じさせてくれる秋の虫の声は、鈴虫です。

これも交野市内で録音されたそうです。

小川さんのサウンドデモはこちら『蝉』

 

『鈴虫』


もちろん、綺麗に聞こえるようにいらない音を消したりと手を加えていらっしゃると思いますが、こんな綺麗な虫の声たちが交野で録音されていたことに正直驚きです。

また、写真の後ろのパソコンにも興味がいきますよね。

機材がスゴい!
IMG_6447

なんかわからないですが、凄い!

このパソコンでいろんな音を作り出しているんだ~と感心していると、なんか箱から出してこられました。

身近な道具などで音を作り出されています。
ぜひ↓動画から音を聞いてみてください。



何の音になるかわかりますか?

『刀のつばを返した時のチャキッ!という音』だそうです

答えを聞いてから目をつぶって聞き直すと....確かに。

ゲーム内では武器を装着するときの音として使われているそうです。

これに映像が合わさるとこの工具で出された音には聞こえないかも。

また、何かだしてきてくれました。

細い棒?今から凧でも作るのですか?というほどの細い棒。

IMG_6454

これをスパッと振ると・・・



お~~!!

どう聞いても刀を振り下ろした音。

こんな細い棒で、再現されていたなんて。

刀の振り下ろす音は刀の種類で棒の長さ・重さ・素材を変えていろんなバージョンを見せてもらいました。

最後は、これ。


どんな場面に使う音かわかりますよね。

そう!

刀と刀がぶつかり合う「カキーン」とか「シャキーン」とかの音です。

文字で書くとどうもしっくりこないですが、スコップで再現されているのが凄い。

想像力と試行錯誤でたどり着く効果音!

こんな感じでいろんな音を映像に合わせて制作されている小川さんでした。

2017年8月には関西テレビ「よ~いドン!」2018年7月には朝日放送『雨上がりの「Aさんの話」~事情通にききました!~』にも出演されています。

実はご実家は以前交野タイムズでもご紹介させていただいた「喫茶青山」です。



周りに田んぼしかない頃から喫茶店をやっていた喫茶青山で育った小川さんだから、蝉や鈴虫の声をひろってこれるのかもしれませんね。

『効果音』のスペシャリストの小川さん、これからもいろいろな音作りをされていくと思いますので、どんな音が次はできるのか?とかとても楽しみです!

また、ゲーム制作で効果音をお探しの方は小川さんの『OGAWA SOUND』はいかがでしょうか。




交野タイムズの過去記事


撮影:ひろちゃん
取材場所:OGAWA SOUND
ひろちゃんのこれまでの記事はこちら