お正月にぴったりな縁起のいい植物「南天（ナンテン）」を免除川沿いで探してみた～カメラさんぽ～

あけましておめでとうございます。

今年も交野タイムズをどうぞよろしくお願いいたします！

今回は冬になると真っ赤な果実を実らせるお正月にぴったりな縁起物、


を探しに免除川沿いを歩いてきました。

大阪府交野市私部4丁目9あたり（長宝寺小学校裏手にある免除川緑道）からスタートします。


南天（ナンテン）とは、「難転」と当て字で表記もすることもできて、災難や難関を転じるという意味にもなる昔から縁起のいい植物とされてきた植物です。

江戸時代から、魔除けや火災よけの効果がある植物と信じられていて、今も玄関先やお庭に植えているお宅をよくお見かけします。

皆さんよくご存知であろう、飴ちゃんの「南天のどあめ」も、南天の実が原料として使われているそうです。

南天にはいくつか種類があるのですが、今回は赤南天のご紹介です。

ちなみに郡津神社にもお正月飾りとして南天が使用されています。


免除川緑道へ戻り、いざ散策～！

ずんずん進んでいきたいところですが、スタート地点でさっそく見つけちゃいました。



実はひきで見てみると…


なんだかミニトマトみたいな植物も発見！

一瞬本当にミニトマトに見えてしまいびっくりしたのですが、時期的なことや葉っぱなどを見てもきっと違いそう…ということで調べてみたところ、実の大きさや色、さらに葉っぱのかたちなどからアカナスによく似ていました。


カラフルでころころした実が特徴です。

葉っぱのかたちも個性的で、庭先にあったらついつい眺めてしまいそうなかわいさ！


曖昧で大変申し訳ないのですが、初めて見た植物なのでもしかしたらアカナスかもしれませんし、そうでないかもしれません。

ご存知の方がいらっしゃればぜひ教えてください！


つい脱線してしまいましたが南天へ戻りましょう～

長宝寺小学校の入り口前まで来て、スタート地点から数えて２つめの南天を発見！


上の写真の右側に写っているのが、花壇の中にひっそり植えられている南天です。


だいぶ実は落ちてきているけど、残っている実はまだまだ元気そう。


南天の全般的な花言葉は「私の愛は増すばかり」「機知に富む」「福をなす」「よい家庭」などがあります。

そして赤南天の花言葉は前述で出てきた「私の愛は増すばかり」「よい家庭」とあともうひとつ、「幸せ」という意味を持っています。

かわいらしい見た目で縁起物、素敵な花言葉も相まって贈り物にぴったりな植物でもありますね。


さらにその先へ進んでいきましょう～


長宝寺小学校あたりからトンネルがあるところまでは南天がありませんでした。


免除川沿いはあまり植えられていないのかしら…と諦めかけていた頃、やっと３つめの南天を発見！




ここからちょっと進んだところにも4つ目の南天を発見しましたが、ほぼほぼ実が落ちてしまっていました。


全部落ちちゃってるな～と思いきや…


一粒だけ力強く生き残っている実を発見！

貴重な瞬間なだけあって、なんだかありがた～い感じ！


進んでいった先に、これまで見てきた南天よりもやや小さめな真っ赤な果実を実らせた木を発見しました。


こちらの木も南天かと思ったのですが、赤い果実を実らせる南天によく似たピラカンサという植物にもよく似ています。



見ればみるほど南天ではなくピラカンサに見えてくるような気も！

知らない植物や似ている植物を見つけると、本当にあの植物なのかな？あっているのかな…と不安になることもありますが、自分で調べることによってだんだん詳しくなっていく時間もお散歩の楽しみ方のひとつだと思います。


今回は南天のご紹介でしたが、他にも冬らしい植物に出会うことができました。

南天はお正月飾りだけでなくリースの飾りとして使用したり、花瓶などに一輪挿しをすればステキなインテリアとしてお部屋をおしゃれに演出してくれそう！

もちろん公園の木を勝手に切ることは絶対ダメですが、ご自宅のお庭で植えてみて色んな楽しみ方をするのも季節を感じるイベントになるかもしれません。

免除川の近くには郡津神社もありますので、お近くにお住まいの方もそうでない方も、忙しい時間を忘れてのんびり歩かれてはいかがでしょうか～！


【カメラさんぽ】
交野市内の通ったことのない道やいつもの道。
何気ない道を少しだけフォトジェニックに撮影。
あの日の思い出やにおいがよみがえるような、日常の中にひそむ特別な瞬間を残すシリーズです。




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記事：みーこ
撮影：みーこ
撮影地：免除川沿い（免除川緑道）
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