交野市駅前にある「気楽中華TENTEN」の方が手話の絵本「おててがぱっ!」のイラストを担当されてる!
以前交野タイムズでも取り上げています。
こちらのお店はご夫婦で営んでいるのですが、そこの奥さまが絵を描かれた絵本が発売になりました。
絵本が発売
左:宇田亜紀子さん(イラスト担当)、右:豆塚さよさん(ストーリー担当)
奥様の名前は宇田亜紀子さん。
宇田さんは精華大学在学中にこの絵本の作者豆塚さよさんと出会いました。
そのころ豆塚さんはろう者の当事者団体にお勤めされていたそうです。
そこで団体の新聞の歴史を紹介する漫画を企画されていて、精華大学に作画のアルバイトを募集をかけたところ、決まったのが宇田さんでした。
これがお二人の出会いだったそうです。
この絵本の構想は14年ほど前からあったそうですが、なかなか実現に至らず、3年ほど前にまた二人の会う機会が増えたことで実現への道が開けていきました。
おててがぱっ!
(文芸社の「おててがぱっ!」の書籍紹介ページはこちら)
さて、こちらの「おててがぱっ!」の絵本には手話が出てきます。
眼がキラキラしたこれぐらいの子どもにこんな風に話かかけられたら「なになに?どうしたの?」と笑顔で話しかけてしましそうです。
前髪パッツンも親近感。
「そうそう、うちの子もこんな髪型だった!」という母もいるはず。
母が髪を切るとどうしても短くなっていくんですよね。
そんな身近などこにでもいそうな子が、手を「ぱっ!」と開くと...何かがおこります。
何がおこっていくは、是非手に取って読んでください。
発行にあたってお2人はこんな紹介文を付けています。
手話や手の形でコミュニケーションする楽しさを、多くの子どもに味ってほしい...という思いから、この本を作りました。
赤ちゃんは音声での発語がまだできない時期でも、手や身振りで意思を使えることができるようになります。また、単純でリズム感のある言葉の繰り返しが好きです。
「おててが、ぱっ」という言葉を繰り返しながら、手がいろいろなものに変化する様子を楽しみ、手で表したことが身近な保護者をはじめ周囲の友達に通じると、もっと伝えたい、通じ合いたいという気持ちが高まります。
その気持ちが言葉の力や人と関わる力につながっていくのではないでしょうか。
また、この絵本によって、読み聞かせをする大人も手話に触れることができます。
身の回りに手話ができる大人や子どもが増えることで、きこえない・きこえにくい障がいを持つ子どもたちが、コミュニケーションの不自由さや疎外感なく楽しく過ごせる社会になることを願っています。
赤ちゃんは音声での発語がまだできない時期でも、手や身振りで意思を使えることができるようになります。また、単純でリズム感のある言葉の繰り返しが好きです。
「おててが、ぱっ」という言葉を繰り返しながら、手がいろいろなものに変化する様子を楽しみ、手で表したことが身近な保護者をはじめ周囲の友達に通じると、もっと伝えたい、通じ合いたいという気持ちが高まります。
その気持ちが言葉の力や人と関わる力につながっていくのではないでしょうか。
また、この絵本によって、読み聞かせをする大人も手話に触れることができます。
身の回りに手話ができる大人や子どもが増えることで、きこえない・きこえにくい障がいを持つ子どもたちが、コミュニケーションの不自由さや疎外感なく楽しく過ごせる社会になることを願っています。
手話は音声でコミュニケーションが取りにくい時に使える言語なので、耳が聞こえない、聞こえにくい方だけではなく、周りの方も理解できたら世界が広がっていきますよね。
ひろちゃん@交野タイムズは、手話に触れる機会がなかったのですが、最近は、歌を手話で表現したりするのを見かけることが多くなりましたね。
交野市では2020年3月に「みんなで咲かそう手話の花」交野市手話言語条例が制定されています。
広報かたの にも毎月『今月の手話コーナー』が出来ていますね。
手話への敷居をちょっと下げてくれる絵本です。
手話に興味があってもなくても、読み聞かせの絵本の1つとして家の戸棚にあってもいい本かもしれません。
宇田さんの絵もとても素敵ですので、是非親子で読んでいただきたい一冊だと思います。
お近くの書店でも取り寄せてもらえますし、Amazonや楽天などのネットからでも購入できますよ。
小さいお子さまへのプレゼントでも喜ばれるのではないでしょうか。
記事:ひろちゃん
撮影:ひろちゃん
取材場所:気楽中華TENTEN
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