実は北海道だけじゃなかった!交野市内にも雪虫が時々飛んでいる!
雪虫は正式名称を『トドノネオオワタムシ』というアブラムシの仲間で、体が白い綿で覆われた見た目をしています。
体長は最大で約4ミリ程度しかない、とっても小さな虫さんです。
北海道で生まれ育ったみーこ@交野タイムズは「雪虫は北海道にしかいない」と言われて大人になったので、北海道から出てからもそれを信じていました。
(北海道では秋の風物詩的な虫で、この雪虫が出てくるともうすぐ冬が来るなと冬の到来を感じたりする虫です)
ですが!
交野にもおった
交野市内の住宅街で見つけた雪虫さん
こちらの写真はたまたま手の中に滑り込んできた子で、飛び立つまでの様子をあたたかく見守りながら撮影しました。
実は雪虫さん、人間の体温をだいぶ熱く感じてしまうようで、このようにたまたま飛んできた時は仕方ないですが、無理やり素手で触ることはおすすめしません。
小学生の頃に” 雪虫を捕まえられたら願いが叶う ”というおまじないのようなものがあって、よく手袋をしたまま捕まえようとしたものです。
アブラムシの仲間ではありますが、北海道では虫は苦手だけど雪虫は大丈夫!という方も少なくないという印象です。
そして雪虫さんはこんなところでも。
たねtane
飛んできたのは交野タイムズの編集部もあるたねtaneの前でした。
少し分かりづらいですが、その写真がこちら。
ひしっ
ひしっ!と腕にとまっているこの子も、たまたま腕にとまった雪虫さん。
私市駅前でも雪虫さんを見かけたことがあるので、交野市内だと自然が多いゾーンに多く現れるのかも。
ちなみに北海道の雪虫さんはこんな感じ。
こっちが北海道の雪虫
見た目はまったく変わりません!
ただ、寒い地域とそれ以外の地域の違いは
・出現する時期
・雪虫の多さ
大まかに言うと、こんな感じではないでしょうか。
(左が交野の雪虫。右が北海道の雪虫。特徴は同じです)
北海道では10月頃から大量に出現し始めるのに対し、雪があまり降らない地域では11月頃に少しだけ飛んでいるという印象です。
もちろん地域によって差はあると思いますが、「北海道にしかいない」とよく耳にするのは、そもそも飛んでいる数が少ないからというのが理由なのかもしれませんね。
もし服などにとまった時は飛び立つまで優しく見守ってあげるのがいいと思います。
ちなみに交野の方に
「雪虫ってなんて呼びます?」
と聞いたら、
「普通に雪虫やで~」
とのことだったので、雪虫という名称は北海道だけでないことがやっと分かりました!
雪虫という名前を知らない方もいるそうなので、もし今回の記事で雪虫という名前を知ったという方は、お散歩される際にぜひ探してみてくださいね。
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みーこ@交野タイムズは北海道出身。
北海道だけとか思っていたのが交野にもある!というちょっとマニアックな感動と驚き。
以前は、倉治駅前の信号についてご紹介させていただきました。
記事:みーこ
撮影:みーこ
撮影地:交野市内の某所、たねtane前
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