交野市と奈良県の境目!どんどん険しくなる「傍示越」に行ってみた!【境界シリーズ】
のうた@交野タイムズです。
今大阪府交野市と他市との境目に行ってそこに何があるのか?確認してみる
「境界シリーズ」
ということで、今回は、交野市と奈良県生駒市の境目を訪れます。
この交野市と生駒市。
二つの境目は以前の記事でもご紹介しましたが、今回は神宮寺からハイキングコースの「傍示越」へと進む別ルートを使いました!
関西創価高校前のゆったり長い上り坂を進みます。
こちらがその坂を登り切った場所です。
(ここに有名?な神宮寺温度計があります)
ここを左に曲がるとぶどう畑を通り枚方市の津田駅方向へ向かいますが、今回は真っ直ぐ進んで厳しい山道を登っていきます。
この道は府道7号線(枚方大和郡山線)と呼ばれる道なんですが、府道だからといって安心してたら大変な目にあいます。
この通り、山道の上り坂が超きつい!
今回も私はスクーター(通称マワリンヌ)に乗っていますが、以前自転車で来たときは心臓が爆発するかと感じられる程シンドイ思いをしました。
天気が良い夏日だったこともあり、糸を垂らしてぶら下がっている蛾の幼虫(毛虫)たちがたくさんいます。
さらにその幼虫たちを狙って飛び回るカラスが印象的でした。
陽に照らされて美しい緑を輝かせるブナ科の木々。
道沿いの壁にはびこるコケにも心が和みます。
ところでこの壁、よく見ると
めっちゃ落書きしてある!
けっこう新しいものだったので、緊急事態宣言下で遊び場所がなくなった青年たちがここを訪れて遊んでいたのでしょう。
まあ、スプレーとか使った酷いヤツよりはましだけど…若干コケは可哀想ですね。
しっかし、
「彼女ぼしゅう中」
と山道に書き残すとは。。。
青年よ、僕も一緒だ。一緒に頑張ろうね。
あと「募集」の漢字は覚えておこうね。
そして、苔に落書きだから大丈夫ということは全然なくて、景観の問題にもなりますのでお外での落書きはやはりダメです。
…少々脱線してしまいましたが、更に坂道を上ると、踊り場のような場所から町の景色が眺められるようになっていました。
最高の天気!絶景!
森の隙間に第二京阪道路がかかっている様子が芸術的です。
この辺りになると道の傾斜もどんどん険しくなってきて、車だったら対向車が来たら冷や汗出てしまうそんなシチュエーションのところです。
(リアルに途中めっちゃ坂にも関わらず対向車来たらどっちかがバックしないと通れないところもあり、運転に不慣れな方は車で行くと大変な思いしますので、車での通行はおすすめしません)
既にかなり高くまで登ってきたことが実感されます。
そして、ついに目的地が見えてきました。
こちらが今回の境界!傍示越です!
(このまままっすぐ行くと奈良県生駒市のくろんど池方面)
道路標示にしっかり「生駒市」と書かれています。
もちろん逆側から見ると、
大阪府 交野市!
(こっち側、来た道を下ると交野市神宮寺のぶどう畑のある神宮寺へ)
この道路標示は少しコケで緑色になっており、秘境感がありますネ。
今回序盤で自転車で来ると大変と言いましたが、自然豊かな景色に飽きることなく進める場所なので、徒歩で登るのはかなりオススメです。
せっかくハイキングコースと扱われているので僕もまた歩きに訪れようと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました!
次回の「境界シリーズ」もお楽しみに!
これまでの境界シリーズ
記事:のうた
撮影:のうた
取材地:交野市倉治付近
のうたのこれまでの記事はこちら
7月、8月は二輪車全面通行禁止
他の月は土曜、日曜、祝日が二輪車通行禁止
となっていますよ。
うっかりバイクで奈良県側に走っていってしまう読者さんがいるかもしれませんので、一言注意を追記なさった方がいいと思います。