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大門酒造の日本酒を飲み比べてみた!〜定番の利休梅とニューウエーブDAIMONの2種類飲み比べ〜

大阪府交野市には2つの酒蔵があります。

私部の山野酒造と森南にある大門酒造。

それぞれ銘酒多くして酒好きはもといたくさんの方から愛されている地元が誇るお酒でどちらの酒蔵も日本酒の賞を受賞されています。

今回は大門酒造さんのお酒2種をやまや河内磐船店で買ってきたのでそれぞれ飲み比べてみました。

とその前に大門酒造についてちょっと説明。

大門酒造
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(画像クリックで大門酒造のホームページへ)

大門酒造は文政9年(1826年)の創業。

江戸時代後期で、文政年間で主な出来事といえばWikipediaによると

・シーボルトが来日   (1823年/文政6年)
・江戸幕府が異国船打払令(1825年/文政8年)
・西郷隆盛が誕生    (1827年/文政10年)

などなどがあった時代です。

大門酒造といえば利休梅というお酒が地元でも有名で、最近では新たにDAIMONシリーズという新しい日本酒をリリースされています。

DAIMON55純米吟醸と利休梅静香
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やまや河内磐船店のお酒コーナーには大門酒造、山野酒造のお酒がほぼほぼ全種類揃っていて、今回購入したような酒を浴びるほど飲みたいけどお酒はちょっと弱いですねん・・・っていうハラダ@交野タイムズのような若輩者にも比較的ピッタリな300mlボトルも販売されてました。

それで、今回は大門酒造のDAIMON55純米吟醸と利休梅静香の300mlボトルを買って飲み比べしてみることに。

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(左:DAIMON55=300mlボトル1000円、右:利休梅静香=300mlボトル590円)

大門酒造のホームページの商品紹介によるとそれぞれのお酒にそれぞれの特色があるようです。

DAIMON55 純米吟醸酒
柔らかな味わいの中に、爽やかな酸味のあるお酒。これから日本酒と出会って頂く方にもオススメの優しい味わいです。
- 大門酒造ホームページより引用


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55という数字は精米歩合の数値が55%からきているようです。

ちなみに精米歩合とは簡単にいうとお酒にするためのお米をどれくらい削ったかという割合で(もっと専門的にいうといろいろあるようですが割愛)削れば削るほどお米の雑味が無くなっていくとのこと。

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(ラベルにも精米歩合55%と記載がありました)

DAIMON55純米吟醸はアルコールは16度。

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グラスに注ぐと少し色合いがつくお酒でグイッと飲むと確かな飲みごたえが喉の手前方面に響いていきます。

藪に覆われた道無き道を進んでいたら急にパッと視界が開けて息をのむような美しい景色に出会ったそんな僕ですみたいな感覚です。


一言でいうと・・・

旨い

そして次にもう一方の利休梅静香をたしなんでみることに。

大門酒造のホームページの商品説明によると

すっきりとした味わいの中に香る柔らかな吟醸香。様々な場面にマッチする定番酒です。

大門酒造ホームページより引用

とありました。

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利休梅も昔はこんなにいろいろな種類はなかった気がします。

最近の大門酒造さんはテイストに合わせてベストマッチを選択できるように種類を増やしてくれているのがありがたいなと思うところ。

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利休梅静香のアルコールは15度。精米歩合は55%となってました。

アルコール度数は利休梅静香の方が1%低いです。

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こっちのはクリアーな色でした。

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グラスに注ぐと湧水からそのまま取ってきましてんというくらい透明度があって、グイッと飲むと喉の奥手前方面でクワッ!とほんの少しの辛みが来る感じ。

標高2000mを超える険しい山の山頂を目指しているが、もう足がガクガクきてますもうダメだー!って言うその時に急に休憩スポットが目の前にあってポカリ配ってるやん!ってなって、わーめっちゃありがたいやん!ってなる時の感覚が喉に広がるそんな気分です。


一言で言うと・・・

旨い

です。

どちらも使用されているお米が兵庫県産山田錦100%なんですが、それでもこうも味が、色合いが、雰囲気が異なるのかーーーー!と飲み比べて改めて実感した次第です。

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今までは利休梅テッパンだ!と利休梅推しだったんですが、DAIMON55純米吟醸の方が尖った感じがあまり頭角を出さずに飲みやすかったような気がします。

(DAIMON55の方がなんかフレッシュな新人さんみたいな感じ)

ような気がすると書いたのは、2つを飲み比べしている間に両方とも美味しくて正直、飲み比べた結果の感想がほろ酔いのためちょっとアバウトになっているからでして、実際のテイストなんかはぜひ実際に皆さんも試しに買ってみてマイベスト大門酒造さんのお酒を見つけるっていうのを推奨させていただきます。

交野市に2つの酒蔵があって、山野酒造さんも大門酒造さんもそれぞれ独自の趣向を持ついいお酒を造られていて、そんな酒蔵がある地元ってなんかいいやん!って思う次第です。


全くの余談ですが、地元の方に聞いた話によると江戸時代後期くらいまでは交野に造り酒屋が7軒ほどあったらしいです(数が正確は未確認ですが今以上に酒蔵があったのは間違い無いです)。交野は交野三山を含む生駒山系の里山が育んだ地下水があって交野のお水の美味しさは昔からあってそれが酒造りを形作っていた1つのエッセンスだと思います。




ライター:katano_times katano_times


 コメント一覧 (1)

    • 1. たけぴょん
    • 2023年09月06日 13:51
    • 枚方の人間なんですが、北関東に出張して地元の人と飲んだ時大阪の酒飲んだことないなぁと言われ、そう言えばかたのざくらをスーパーで買って飲んだくらいしか記憶が無くもっぱら大阪以外酒どころの地酒ばかり飲んでるなと振り返ってたところでした。これはいかんと大門酒造の利休梅静香を買って飲んだら美味しかった。もっと地元のこと知らないとなーと感じました!そのお客様に利休梅送ろうと思っています。

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