交野で毒蜘蛛『セアカゴケグモ』出たみたい!〜家の周りの側溝とかにも生息してるので注意〜
家の周りの側溝

明日から雨が続きそうやし梅雨になったりもするやろうから、側溝のゴミ掃除をしようと思ってですね、側溝の蓋(グレーチング)を外して溝掃除をしてホウキでゴミかきなんかをしていました。

そしたら、出会ってしまったワケです。
ひゃー!なんか黒いの動いてる!ってなって観てみると・・・

!!!

ゴケグモだーーーー!!!
セアカゴケグモがおったワケです。
なんとういうかこう、モンスターハンターとかやったことがある人だったら分かると思うんですが、ボスに出会った時に流れるジャーンとかバーンとかいう音が聞こえるくらいの焦り感がありました(初めて実際に見つけたので)。
セアカゴケグモ

交野市内にもセアカゴケグモがおるので注意!
なんていうことを聞いてはいたんですが、今まで出会ったことはなく、まさかファーストコンタクトが家のすぐ側の側溝で掃除している時ということにまぁまぁの衝撃。
大きさは小指の爪くらい

大きさは小指の爪ぐらいで全体的に黒くてずんぐりムックリしたかたちをしているクモなんですが、背中にアクセントみたいに赤色が入っているのが目印というか特徴的。
以前から写真やニュースなどでこのクモのことを知っていたので、ひと目見て「セアカゴケグモだー!」とわかった次第です。
丸くなるとこんな感じ

このゴケグモ。
最初は殺虫剤を噴霧してやっつけようとしたんですが、すぐには死ななかったので最終的には石とかでやっつけました(殺生したワケですが、外来種であることなどもありご了承ください)。
ちなみに、見つけた場所のすぐ近く、となりのグレーチングの隅っこのところにも実はもう1匹見つけてしまい、こちらはすでに巣の中で死んでいたんですが、家のすぐ横でそして30センチも離れていない場所で2匹のセアカゴケグモを確認した次第です。
2匹目は蜘蛛の巣の中で死んでました


交野市役所ホームページにもセアカゴケグモの注意喚起があります。
セアカゴケグモに注意!!
〜相手をよく知り、身の回りの対策を〜
(画像クリックで交野市役所ホームページへ)
交野市役所のホームページ情報によるとこのセアカゴケグモは、
・強い毒を持っているが、攻撃性がなくおとなしいクモ
・素手で触らない限り噛まれることはない
・交野市内でもゴケグモ発生の報告がありいつ咬傷被害が起きてもおかしくない
・例年、夏場を中心に咬傷被害が増加する傾向になっている
・メスで体長1センチくらいで全体的に黒くて背に赤色の帯状の模様がある
<生息場所>
・日当たりのいいところで暖かいところで、餌が豊富にあるところで蜘蛛の巣をはる適当な隙間があるところ
<身近なところで生息>
・排水溝の側面や蓋の裏
・花壇周りのブロックのくぼみ穴、プランターと壁の隙間、うつ伏せ状の空の植木鉢の中
・水抜き管の内部
・自動販売機の裏、クーラー室外機の裏など
<噛まれるとどうなるの?>
・最初はチクリとした感触がある
・やがて咬まれたところが腫れて痛み出す。
・その後、痛みが全身に
・悪化すると吐き気や多量の汗、寒気などが出てくる
・通常は数日から数ヶ月で回復することが多く、咬まれても重症になることはほとんどない
<駆除>
絶対に直接、手で触らないように!!
サンダルとか肌が見えちゃう状態にしないように!!
・蜘蛛の巣があれば(ゴケグモかわからなくても)、棒切れなどで取り払ってクモが巣をはらないようにする
・家庭用バーナーで焼き殺す(火気の使用ができる場合に限る)か市販の殺虫剤(ピレスロイド系)を直接噴霧する
*詳細は交野市役所ホームページをご確認ください。
なので、誰もが出会う可能性があるのでご注意ください。
今回のゴケグモ目撃での所感。
1)側溝とかの家の周りにもおる
2)蜘蛛の巣がある
3)クモは爪くらいの大きさで黒色、ずんぐりしてて背中に赤色
4)動きはめっちゃ速いというわけではなく、チョコチョコ逃げ動く感じ
5)交野市役所のホームページのゴケグモ注意とかネットとかでも事前にゴケグモを調べておくのがモアベター
ウィキペディアの情報によると(一部抜粋します)、
毒は獲物を咬んだときに獲物の体内へ注入される、神経毒の「α-ラトロトキシン」である。
この毒を有するのはメスのみで、オスは人体に影響する毒を持たないと言われているが、オスについては知見が少ない。
オスの牙は小さく、人の皮膚を貫通できないと考えられているが、過去に咬傷事例が報告されている。
オーストラリアでは死亡例があるが、日本では報告されていない。
大阪府では毎年本種による被害が発生しているが、重篤者は出ていない。2012年9月には、
福岡県でも同様の被害が発生した。なお、本種はこのように有毒であるが、性格は基本的にはおとなしく、素手で触るなどしなければ、噛まれることはない。
・・・Wikipediaのセアカゴケグモのページより引用
なお、セアカゴケグモは外来種です。
オーストラリアが原産でニュージーランドやヨーロッパ、アジアやアメリカでも生息が確認されています。
本来は日本に生息していなかったんですが、1995年に大阪府で初めて発見されてから他の地域でも生息が確認されるようになってきています。

というわけで、
例えばお子さんと一緒に家の周りの掃除しよう!とかいう場合など屋外で作業される場合は、わかりやすい点でいくと蜘蛛の巣にまずは注意です。
フタとか開ける場合もそこにゴケグモがおるかもしれないぞ!
っていうことを意識しつつ、いきなりエイヤーで作業をせずに事前確認などをしてからされることが必要です。