伝説発祥の地、交野市。七夕祭りは機物神社だけじゃない!星田妙見宮の七夕祭りはこんな感じ!
それは遡ること1200年以上前、当時の平安貴族がここ交野市をリゾート地のように考えていて(正確にいうと狩場とかになっていて、それは当時の貴族の趣味なようなもので、戦国時代でも織田信長とかの武将が狩を趣味にしていたりもします)そこから狩以外にも派生して当時の流行りだった七夕に想いを馳せて流れている川を天の川なんて呼んだりして交野の地を七夕伝説と結びつけてこられました。
そんなわけで、日本全国にいろいろ七夕に関する行事やスポットなんかもありますが、交野市と七夕の歴史は日本でももっとも古いものなんだと思います。
7月7日は七夕の日
交野市には日本で唯一、織姫さんを祀っている機物神社(はたものじんじゃ)っていうのがあって、そこの七夕祭りは有名でテレビとかにも出てくること多数なんですが、実は、交野市でもう1か所七夕祭りをしている神社があります。
それがこちら!
星田妙見宮の七夕祭
星田妙見宮の歴史もめっちゃ古く1200年くらいの歴史がある神社です。
そして、本殿脇には御神体にもなっている巨岩があってその名も織女石(たなばたせき)と言われています。
貝原益軒が南遊紀行で「谷の奥に星の森あり。星の社あり。その神は牽牛織女なり」と星田妙見宮のことも書いていることから妙見宮も七夕と関連がある所という認識が昔からされていたようです。
と、前置きがちょっと長くなりましたが、要するに、交野市は七夕伝説発祥の地で交野市倉治にある機物神社が有名だが、星田妙見宮も七夕に関係がある神社で機物神社と同じく毎年、七夕の時にはお祭りとかやってる!
そして、それがこんな感じだ!っていうのを言いたい次第です。
というわけで、星田妙見宮の七夕祭りの様子を以下どうぞ!
鳥居を潜ると石畳の小径がまっすぐ続きます。
小径の左右には七夕飾りがあって、そこにはいろいろ願い事が書かれた短冊がありました。
茅の輪くぐり
途中、茅の輪があってそこをくぐっていきます。
短冊に願い事して飾れるブースが出てたり、屋台もいくつか出てましたが、機物神社のババーン!七夕祭りですよ!っていう賑やかな感じは、訪問した時間帯が7月6日の夕方3時過ぎくらいだったのであまりなかったのかもしれませんが、どっちかというと「厳か」な感じでした。
ちなみに星田妙見宮の本殿は小径がある麓から階段を登ったり、ちょっと山道な所を行ったりする所にありまして今回は上まで行っていないのですが、本殿でも何かしらやっているのかもしれません。
(お祭りは7月6日と7日の2日間)
7月7日のスケジュールはこんな感じ
午前11時 :祭典祈祷(拝殿)
午後1時半 :交野七星会居合奉納
午後2時 :星の俳句コンテスト表彰式
午後3時半 :スターダスト河内演舞奉納
午後4時 :祭典祈祷(拝殿)
午後4時15分:大正琴奉納演奏
午後5時 :湯立て神楽
午後6時 :千代道子氏筝奉納演奏
午後6時40分:雅楽奉納
午後7時半 :妙見星太鼓奉納
午後8時半 :笹飾り焚き上げ祭り
かなりいろいろあるようです。
賑やかな交野市倉治の機物神社の七夕祭り、厳かな感じのする交野市星田の星田妙見宮の七夕祭りどちらもとてもオススメです。
*星田妙見宮については臨時駐車場とかも出ているようですが、受けれ台数が少ないので歩いて or 自転車などで行かれることを強くリコメンドさせていただきます。
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