横尾さんと魚住さん!交野マラソンの実行委員の方々にインタビューしてみた!
交野マラソン

交野市には2016年まで足かけ5年続いたチャリティーマラソンがあったのですが、諸般の事情でそれがなくなりました。
その後も「認知度も高まり、せっかく年々参加者も増えてたのにもったいない」という声が交野市体育協会等に多く寄せられたそうです。
そうした声や交野の各方面からの
「今度は市民の手でもう一度マラソンイベントをやりたい」
という熱意が実り、交野マラソン2018が開催される運びとなりました。
「市民の手によるマラソン」ということで、交野市体育協会をはじめ、交野の様々な団体や企業が集まり、交野マラソン2018実行委員会を結成し、同委員会の下、来春のイベント開催に向け着々と準備が進められています。
今回は、交野マラソン2018実行委員会会長の横尾一彦さんと、事務局長の魚住之宏さんにマラソンイベントの開催についてお話を聞いてみた。
横尾さんが語る交野マラソン


交野マラソン実行委員会会長 横尾一彦さん
以下は横尾会長のお話の要約です。
今回の1年ぶりにマラソン大会は、「前回までの開催形式ではなく、全市的に取り組み、規模は以前より小さいながらも、市民目線のマラソン大会」にしようという企図の下、組織横断型の実行委員会を立ち上げました。
具体的には、交野市体育協会を中心に、交野市工業会や商業連合会、教育委員会、観光協会など交野の組織はもとより、摂南大学やジェイコムウエストなどの民間団体などが交野マラソン2018実行委員会を結成し、大会の運営に様々な形で関わっています。
また、交野市役所も全面協力をし、部署横断的な協力体制を取ってくれています。
のぼりの作成や交通規制の看板の作成など市民の方が手弁当で協力をしてくれ、大会をより良いものにしようと協力し合っています。
一年間のブランクと、今回は市民主体のイベントということでイベントの宣伝媒体がかつてほど多くないことが気がかりなことではありますが、全市民参加型によるイベントとしては、昔の交野まつり以来の試みとなりますが、ぜひ成功させ次につながるマラソン大会にしたいと思っています。
交野マラソンは街中を走ることができるのが特徴です。「笑顔で走ろう春の交野路」をテーマに、より多くの方に春の交野を満喫していただきたく思っています。
また、もとより、このイベントはタイムを競い合うことが主要な目的のイベントではございません。
従って、元気な人だけが参加するイベントではなく、「スポーツを通じて元気になってもらうイベント」にしたいと思っており、自分の健康を確認する上でのきっかけにこのイベントを利用してもらえたらと思います。
今回のイベントは全市的な取り組みの上に成り立つものです。いわば、「交野サイズ」に見合ったイベントとしてぜひとも成功させたいと思います。
次に、大会事務局長の魚住さんに交野マラソン2018の詳細について聞いてみた。
魚住さんが語る交野マラソン


事務局長の魚住さん
以下は魚住さんのお話の要約です。
今回のマラソンイベントは、「スタッフ全員がおもてなしの心でランナーを迎えよう」をコンセプトに、市民ボランティアによって大会が運営されます。
当日の運営は、「ゲームズメーカー」と呼ばれるボランティアスタッフが託児所の管理や道案内など大会の円滑な運営に協力してくれる予定です。
また、ゲームズメーカーの中に「ゲームズメーカーキッズ」の枠も設け、子どもたちが大会の運営側として給水や記録書の交付などの手伝いをしてくれることも予定しています(お話を伺った時点では、まだ具体的な詳細は決まっていませんでした)。
交野にある2つの高校(交野高校、関西創価高校)も、荷物を預かる活動に参加してくれます。
今回は全市民参加型イベントということで、特定の大きなスポンサー企業を入れるのではなく、地元の企業などから協賛金をいただいたり、広く寄付をお願いするなどしてそれらを大会運営費に充てています。
従って、イベント当日は交野の様々な店が出店し、市内外から参加する方々の心もおなかも満たしてくれます。
今回のマラソンでは4600人の参加を見込んでいますが、1.5キロの部では、親子で走ることのできる「ペアの部」というのを初めて設けました。これは、以前から「親子でそろって走りたい」というリクエストが多数寄せられていたことがきっかけです。
今回は100組の参加を予定しています。
横尾会長のご指摘にもあったように、今回は、前回までのものと違い、有名人がメディアで宣伝してくれるイベントではありません。
イベントの全国的な周知はかなり困難を極めますが、関西一円の方にはぜひ知ってもらいたく、関西にあるランステーションにポスターを設置し、「また交野でマラソンイベントをやる」というのを広めようと思っています。

ボランティアスタッフの皆さんとの写真
お二人のお話からも分かるように、今回のマラソン大会は前回までのそれとは規模も内容も大きく違うものということができるとお思います。
その大きな違いは、
「全市的取り組み」
「全市民参加型イベント」
という言葉が二人のお話から散見されるように、「市民主体のマラソン大会」ということが前面に押し出されたイベントであるということです。
すでに運営スタッフであるゲームズメーカーの募集も始まっていますが、この大会の成功を握るカギは、大会に参加するランナーのみならず、それを支える市民ボランティアが握っているように思います。
「走るのは苦手だけど、大会に参加してみたい」と思っている方は、ぜひゲームズメーカーとして交野マラソン2018の成功を見届けてみてはどうでしょうか。
もとより、走ってくれる方も大募集しているのでhttp://katano-marathon.com/(交野マラソンのウェブサイトにアクセスすると音が出るのでPCのボリュームお気をつけください)からどんどん参加申し込みをしてください。
(画像クリックで交野マラソンホームページへ)
インタビューにお答えくださった横尾会長、並びに魚住事務局長、そしてインタビュー時事務所内におられたボランティアスタッフの皆様、取材協力ありがとうございました!
【交野マラソン2018】
リボーンがテーマの交野マラソン2018。
気になる交野マラソン情報はこちら!
(画像クリックで交野マラソン2018関連記事一覧へ)