1200年の歴史がある星田妙見宮。その『七夕祭り』はこんな感じ!~前編~
7月7日。
七夕の日
なんと、快晴です!
今年は織姫と彦星はお空の上で、今年は会うことができそうだなぁ~なんて思いつつ、眺める天の川。

七夕伝説の伝わる交野では、様々な場所で盛り上がりを見せるこの日。

(七夕で有名な天の川は交野市に実在する!そうここが天の川)
7月7日は交野市民にとってとてもとても大切な日になっているんじゃーないでしょうか。
だって、七夕伝説発祥のまちが交野市だから!
七夕伝説の伝わる交野では、様々な場所で盛り上がりを見せるこの日。
星田妙見宮にやってきました!


たくさんのお子たちでにぎわっていました。
星田妙見宮の近くにお住まいのヒトや毎年七夕祭りに行かれているヒトにとってはお馴染みの雰囲気なんだと思いますが、事前に得ていた情報は、星田妙見宮のFacebookページにあったこちらの告知チラシだけだったので、実際に行ってみるとそれはそれは荘厳な感じのする七夕祭りが開催されていました。

出店がたくさん!
アイスクリンだ!
星田妙見宮の近くにお住まいのヒトや毎年七夕祭りに行かれているヒトにとってはお馴染みの雰囲気なんだと思いますが、事前に得ていた情報は、星田妙見宮のFacebookページにあったこちらの告知チラシだけだったので、実際に行ってみるとそれはそれは荘厳な感じのする七夕祭りが開催されていました。
こちらのチラシ
(画像クリックで星田妙見宮のFacebookページへ)
というわけで、
『星田七夕祭り』に潜入!

出店がたくさん!

アイスクリンだ!
アイスクリン。お祭りでしか味わえない味ですよね。
お店番は、おじさんではなくやっぱりおばさんがいてほしい。
(『おばさん』って言っちゃってすみません
)
この雰囲気、懐かしいです。
(『おばさん』って言っちゃってすみません

この雰囲気、懐かしいです。
所狭しと短冊が飾られていて、気もちよさげに、風にそよいでいます。

短冊に書かれたお願いごとをちょっと見てみた。
いつまでも元気にすごせます様に!

まさしく共通の願いです!
すてきなおよめさんになれますように

若きころからなんて高い志…、、、
見習いたい…
いまからその心持でしたら、ものすごく良き嫁になれますね☆
妙見宮の提灯と、七夕ならではのお飾りが気分を盛り上げてくれます♪

これは!
道の真ん中に謎のサークル!
新手のミステリーサークルでしょうか?


輪の中をぐるぐる回ると願いが叶う!?とのこと。
これは、ちの輪くぐり

(ちの輪くぐりは、一般的には正月から半年間のケガレを祓い、残り半年の無病息災を祈願するものなんだそうですが、交野市の場合は七夕祭りで登場します)
ちの輪のぐぐりの方という看板があって、そこには…
思う事 皆つきねとて 麻の葉をきりにきりても被ひつるかも
とまるで今まで聞いたこともないコトバが記載されていました。
くぐり方ではなく、『ぐぐり方』ってなっているところもどことなく意味ありげです。
現代っこがgoogle検索することを「とりあえず、ググってみよう!」なんていう感じでググるを使ったりもするんですが、それよりもはるか昔からきっとちの輪をくぐることを「ぐぐる」って言っていたのかもしれません。
とりあえず、google検索=ググる
とりあえず、ちの輪くぐり=ぐぐる
とりあえず、googleで「思う事 皆つきねとて 麻の葉をきりにきりても被ひつるかも」をぐぐってみたところ…
それは、和泉式部の歌でその意味は、
思うことや悩み事は、(キリのいい水無月の月末のお祓いだけに)“みな尽きてしまえ”と、麻の葉を切りに切ってお祓いをいたしました。
-古典・詩歌鑑賞(ときどき京都のことも)より引用
とういうことなんだそうな。
また、この歌以外にも、ちの輪くぐりにはおまじないの歌があるようで、それはgoogle検索してみたところ、
ちの輪くぐりの時に和歌を歌いながら、くぐるんですが、その和歌は第1から第3の歌まである!
そして、その歌は、神拝詞(となえことば)と呼ばれる!
ということがわかりました。
第一の歌
『思うこと皆つきねとて 麻の葉を きりにきりても 祓ひつるかな』
→星田妙見宮はこれ
第二の歌
『みな月のなごしの祓する人は 千年の命のぶと云ふなり』
→機物神社のはこっちのようです
第三の歌
『宮川の清き流に禊せば 祈れる事の叶はぬはなし』
ということで、とても深い意味があるということが分かりました。
-yahoo知恵袋より引用
閑話休題
ぐぐってみようかどうしようか迷っているところ、慣れた感じでお子達がぐるぐる~と実演してくれました。

慣れすぎて早すぎてブレブレです!

ちなみに、ちの輪くぐりのやり方を文章で表すとこんな感じ
↓↓↓ ↓↓↓
①左足からまたいでちの輪をくぐって、左回りで元の位置に戻る。②右足からまたいでちの輪をくぐって、右回りで元の位置に戻る。③左足からまたいでちの輪をくぐって、左回りで元の位置に戻る。
*ぐぐる前(①~③の前)に、ちの輪の前で軽く一礼する。
さらに境内をてくてく進みます。
短冊とお飾りがわっさぁ~ってなって
ほんときれい!
ほんときれい!

子どものころ、よくこういう飾り作ったなぁ~と物思いにふけりつつ、ひとり取材は心もとないなぁ〜と思っていたら…
なんと!
彦星
ではなく

交野はよい意味で狭いので、こういうことよくあります!
というわけで、こっからは同い年コンビで一緒に取材です。
後半へつづく