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謎は解けた!天野が原に私市って書かれている歩道橋のナゾナナ不思議のナゾ~交野のナナ不思議番外編~

以前お届けした、ナナ不思議のひとつ。

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天野が原歩道橋に

「私市」

と記してる件。

-その時の記事はこちら

15-11-02-18-17-23-289_deco[1]

このナゾ、調べてまいりました!

その歴史は、この「交野市天野が原町」という地名が付く前に遡ります。

もともと、このあたりの地名は

「交野町大字私部」

「交野町大字天野が原」

「交野町大字私市」

と、3つの地名があったそう。

そう!

現在の天野が原町1丁目と5丁目を結ぶ、この歩道橋あたりは、「交野町大字私市」だったということ。

交野町が交野市になってから、「街区方式」という表示方法を採用。

街区方式とは…

境界は、道路・鉄道の線路・その他の恒久的な施設又は河川等によって定められていること。

この場合の境界線は、道路・河川・水路等の側線をとることが適当である。 

とのこと。

これで、東の京阪線の線路の向こうが「私部」で、南のJR線の線路の向こうが「私市」となったそう。

西は天野川、北は草川(!?)という小さな川あたりまでの地域を「天野が原」としたようです。

「交野市天野が原町」となったとき、その大字の地名はなくなった。

でも、この歩道橋には表示が残されている、という感じのようです。

ちなみに、天野が原のうしろに「町」を付けたのは、当時いろいろ配慮したもの、なんだとか。

というわけで、天野が原に私市って書かれている歩道橋があるのは、当時の地名の名残だった!


交野タイムズ@ムラカミ

【交野のナナ不思議】
定番なものからマニアックなものまでまちで見かけた地元交野市の不思議をご紹介しているコーナーです。

交野のナナ不思議
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ライター:katano_times katano_times


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