そこには金次郎もおる!秘境『傍示の里』は交野だけじゃない!
通称、傍示の里と言われるところです。

いつ訪れても、時が止まったままのような風懐かしい景広がる、傍示。

その傍示の里は、交野だけじゃなかった!

山をさらに登り、先へ進むと…。

「中世熊野街道傍示八王…」という石標発見!
「中世熊野街道傍示八王子社址」だそうで、この街道の諸要所に、「熊野遙拝所」として八王子を祀った小祠と休憩所が何か所かあったそうです。
道祖神を兼ねた八王子の祠があったことを示す石標で、熊野信仰に伴う王子社の一つなんだそう。

で、その先を行くと、

見えてきました!
そう!
ここは、
奈良県生駒市の傍示!
交野市のお隣、生駒市にも傍示があるのです!

バス停。

奈良県を走る「奈良交通」さんのバス停とバスが!


風景は、交野の傍示と変わらない感じ。
!!!

二宮金次郎(尊徳)像がおる!

「傍示」とは、傍(ふだ)を立てて、ここが国境であることを示したことからつけられた地名、なんだそう。
「傍示」は河内の国(大阪)と大和の国(奈良)の国境。
なので、大阪の交野と奈良の生駒に、同じ「傍示」がある、というわけです。
奈良県生駒市にお住まいのヒトにとっては傍示の里は生駒だ!
なんて思っていらっしゃるとは思いますが、交野市にお住まいのヒトにとって、奈良県生駒市にも傍示がある!っていうのは意外と知られていない事実なんじゃーないでしょうか。
交野タイムズ@ムラカミ