戦慄!白昼に烏骨鶏を襲う生物出現!!~交野の森暮らし~
烏骨鶏

昼間は工房付近でお散歩したりしているのですが、夜はキツネから守るために小屋に入れます。
飛ぶことも戦うこともままならないウコッケイは、野生動物界では格好のごちそう。
カラスが卵を取りに来たり、ヘビが卵はもちろん親鳥を飲みこもうとしたり!
半年ほど前には、ついにアライグマも現れ、器用な手で小屋を開けられ、一匹連れ去られたことがありました。
様々な動物に狙われては、その都度対応を行い、日中は穏やかに過ごしていた我がウコッケイたち。
そんなある日の昼下がり、戦慄が走りました…!
ぽかぽか陽気の冬の日、落ち葉かきをしていたところ、突然!
ウコッケイたちが
ギャーギャー
とものすごい悲痛な叫びをあげ始めました。
何ごと!?と思い、とりあえず急いで主人のもとに伝えに行ったところ、謎の生物がウコッケイをくわえて走り去ろうとしていました!
工房の近くにきたので、とっさに手元のメモ帳を投げつけると、その生物はウコッケイを落として離れました。
ウコッケイはうずくまって動かずいましたが、なんとか生きていそう。
ふーやれやれ…と思っていたとたん、再びその生物がウコッケイを襲いに来ました!
人が目の前にいるのになんてやつ!と思い再び威嚇すると、今度はウコッケイの小屋のほうに!!
再び恐ろしいウコッケイの叫び声が。
急いで小屋に向かい威嚇し、小屋から離れさせましたが、余裕の雰囲気でこちらを見ていました。
ことの顛末を絵で説明しますと…。
こんな感じ

…あまり意味がないかもしれません。
ウコッケイは恐ろしさのあまり、それぞれ散らばり、茂みの中に隠れてしまいました。
意外にかくれんぼ上手で、必死で一羽ずつ探したのですが、数を数えたところ、一羽足りません。
そんなこんなで夕方になり、仕方なく夕飯の準備にさしかかった夜のはじめ…。
再びウコッケイの叫び声が!
足りなかったウコッケイを、また同じ生物が襲っています!
なんとか謎の生物を威嚇してウコッケイを保護。
何羽か謎の生物にくわえられましたが、致命的な傷ではなかったようで、翌朝も皆生きていました。
これがキツネだと、するどいキバで瞬殺なのですが…。
その、戦慄を巻き起こした生物の撮影に
なんと!
成功しました。
それは…
コイツです。

なんだこいつは…怖いぞ。
いったい、何者なのでしょう!!
いったい、何者なのでしょう!!
この、獲物に対する執着心…
まさか
交野に
ハイエナ…?
交野に
ハイエナ…?

はたまた
ジャッカル…?
ジャッカル…?

いやいや、危険すぎる(笑)
おそらく、顔が黒い、手足が黒いところからすると…

タヌキではないかと!
近くで目撃した際、皮膚病なのか毛が抜けて、皮膚が見えているようでしたので、間違いないかもしれません。
というわけで、市役所にて檻を借りてきました。
これはアライグマ用なんだそうですが…。
前からの檻

横からの檻

後ろからの檻

上からの檻

こんな見通しのよい場所に設置しても捕まるわけないと思うのですが…カワハギの干物をいれてみました。
きっとタヌキも病気だったりお腹がすいていたりで死活問題なのでしょう。
タヌキの気持ちになってみると思うところはたくさんあるのですが…白昼に襲われてはこちらも難儀します。
とりあえずはしばらく、これで様子を見てみようと思います。
ウコッケイも問題が解消されるまで外出禁止です。
そんなわけで、交野の自然界に変化が訪れていることを、改めて実感したのでした。
↓↓↓アライグマ捕獲用檻の貸し出しについては過去の記事にも↓↓↓
「交野の森暮らし」シリーズ。
交野でもできる、交野だからできる、豊かな自然を利用した暮らしのあれこれをちょびっと紹介します。

交野タイムズ@ひふみ
昼間は出たがるので
放し飼いにしてましたが、こないだから夕方1羽、真っ昼間にまた1羽、キツネにやられました。
警戒していたのですが、今日は鶏小屋を壊して入って来て、3羽殺られました...
側に犬もいて、すごく吠えていたのに。
キツネに目をつけられたら本当にムゴイです。何としてでも取りに来る...
あと7羽残りいますが、もう鶏を飼うのがコワイです。