ほぼ視界ゼロ!『煙体験ハウス』を体験してみた!~消防の出初式が1/11に開催されてました~
バタバタバタと空を舞うヘリコプターの姿がありました。
場所は、交野第四中学校の近くで、かなりの低空飛行です。
ヘリはそのまま四中の校舎の方へ向かいます。
このヘリは大阪市消防局のヘリコプターだったようで、この日、毎年恒例の新年早々の催しがここ交野市立第四中学校で行われるにあたり、消防長官のメッセージを届けにやってきたんでそうです。
交野市消防出初式
校庭にズラーっと並んだ消防関係の車両や消防関係の皆さんの姿が圧巻!
KATANO FIRE DEPT.って車両には書かれててそれが何となくカッチョよい雰囲気です。
この交野市の出初式(でぞめしき)。
式典だけじゃーなく、来場されたヒトにもっと消防を身近にということだと思うのですが、消防士の服が着れるコーナーや車両の展示などの企画もあって、行ってみると興味深いイベントになってます。
今年は、こんなモノが登場!
オレンジのテントみたいなの
煙体験ハウス!
某ハウスメーカーのCMのような感じで言ってみると、
けむり~体験ハウ~ス~♪
となるこのテントは文字通り、火災発生時の家屋の中ではどんな視界になるのか!?ということを体感できるものになっていました。
というわけで、どんな感じなのか!ということを実際に体験してきました。
テントの長さは5mくらいでしょうか。入口と書かれた所に並んで係りのヒトの合図で中に入っていくことに。
中はどんな感じなのか!?
気になります。テントの中はどんな感じになっているんでしょうか。
さっそく、中に入ってみましょう!
いかん!いかんですぞ!
中は煙(無害なスモーク)で充満しとるやないか!
(実際の中の様子です)
なーんにも見えません…。
視界がほぼゼロです…。
こ、これはもう出ることはできないのかもしれない!と不安になりつつ両手でテントの縁を探り探り進みます。
前がまったく見えないのでめっちゃ不安になってきます。
あっ!明かりや!
テントの外観をもう一度観てみるとテントにはいくつか窓があって、テントの中からだと煙のせいでボヤーっと外が見える程度でした。
テント内は”Lの字”型の壁があったりしてまっすぐ進むことができない構造で(中はほぼなーんも見えず手探りの結果そんな構造であると何となく分かりました)、窓の明かりはすぐになくなりまた視界ゼロになったりします。
5mのテント内を1分くらい彷徨っていると今度は正面が何となく明るくなってきました。
出れました!
たった数mの中を進むのに何なんでしょうか。この不安と焦りは。
いざ火災に遭遇したとなると体験テントでこんな感じだったので、冷静にはいられないのでは!と思った次第です。
実際の煙はむせ返ることになり視界がきかないことや火災の熱なども相まって、素早く逃げることは困難だと思います。
冬場はとくに空気が乾燥していることもあって、これからまだまだ火事が起こる可能性があるので、僕たち私たちは大丈夫だもん!と思っていてもいざ、火災事故に遭遇した際には取り返しのつかないことになる場合もありそうです。
万が一、火災にあってしまったら煙の影響で視界がきかなくなる!ということも理解できる。
そんな煙体験ハウスは今後も市内のイベントなどでも登場するかもしれないので、見つけたら体験してみてはいかがでしょうか。
【関連リンクと記事】
★交野市消防本部
⇒車両の紹介や出動件数、どのようなことをしているのかなどが確認できます。ちなみに、交野市の消防車両が作れる!ペーパークラフトのコーナーもあったりもします。
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去年の出初式のようすはこんな感じでした。
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