カラスの『カーさん』っていうカラスがおって「人間のエサは食べないで」と府民の森利用者一同が呼びかけしてるメッセージボードがある!

(写真は星のブランコ)
ここは広大な自然あふれる敷地と整備されたハイキングコースなども合わさって、週末ともなるとご家族連れからカップルなど老若男女問わずたくさんの人たちが集まる交野市有数の観光&レジャースポットになっています。
そんなほしだ園地のハイキングコース。展望デッキ手前にある広場のところでこんなものを見つけました。

カラスのカーさんへ
人間が与えるエサを食べないで!

ほしだ園地利用者一同よりということでカラスのカーさんへのメッセージがありました。
”カーさん”はいつからエサをもらうようになったのですか?
以前は木の実やカエルなどの小動物をご自分の技と力で捕獲されていましたね。
自然にあるものを必要な分だけ食べ、食糧となる動植物の量にあわせて、仲間の数も調整されていましたね。
メッセージの詳細は下記「カラスのカーさんへ」の写真で。
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ここほしだ園地にはカラスのカーさんなるカラスがいるようで、他力本願的な生活を送ってらっしゃるようです。
カラスのかーさん!いったい、どんな姿をしているのか!?
と気になっていると…。
!!!

カラスのカーさんおった!

ちょうどこのカラスのカーさんへのメッセージボードがあるすぐ目の前の木に一羽のカラスが!
様子を見ていると、ハイカーさんが休憩/出発した後に、すかさずその場所をチェックしていたり、周囲に何かエサがないのかを確認していたんでしょうかキョロキョロとされてました。
このカラスがほしだ園地利用者さん一同が「カラスのカーさん」と呼んでいたカラスなのかもしれません。

ヒトと自然の境界が曖昧になってきているからなのでしょうか。
最近、ほしだ園地だけじゃーなく交野市街地方面でもヒトに慣れてしまったカラスがいたりします。
カラスも自然に生きる生き物には変わりないのですが、ヒトとイキモノお互いの領域っていうのが最近ちょっとづつ崩れてきているのかもしれません。
ほしだ園地のカラスのカーさんの場合は、「カーさん!おやつ食べてもいいよー」ってヒトから始まったことなのか、それともカーさんが「ヒトからゴハンもらったほうが効率いいもんね!」と思って始まったことなのか、それは今となっては誰にも分からないのかもしれません。
(カラスなど自然の生き物は時として獰猛になることもあるので、むやみに近づいたりエサを与えたりしないようにしたほうがヨイかもしれません。また、カラスのカーさんに出会ったとしても何もしないとうことをおススメします)
ヒトもカラスも森も同じ生き物なんです。もともと境界なんて曖昧だったのに、ヒトが勝手な線引きをするようになってしまったのです。
土地はヒトのもの、ヒトは偉いもの、他の生き物はヒトに従うペットの様なもの、、そうやって他者を隔ててきたから今問題になってるんだと思います。